【初任給で買いたいゲームデバイス特集】とは?

 新生活がはじまる4月、わずかな贅沢を味わいたくなる初任給で、いつもより“ちょっといいデバイス”を探したい! という企画。「多少コストがかかってもいいから、ちょっといいものを選んでほしい」と各メーカーの担当者に伝え、そのオススメ製品を紹介する。

 4月末に初任給を受け取るという方も、そうでない方も、製品の選定の理由も合わせてぜひ今後の参考にしていただきたい。

 今回紹介するのはBenQより、ZOWIEのゲーミングデバイス3製品だ。

 BenQではMOBIUZとZOWIEの2ブランドが展開されており、ZOWIEはよりeスポーツ、特にFPSの競技シーンを意識した製品設計が特徴となる。

 今回はZOWIEの数あるラインナップから、モニター、マウス、マウスパッドの3製品をご紹介いただいた。「FPSゲーマーならまず1回触ってほしい」ラインナップだという。

超ロングセラーマウスがワイヤレス化「ZA13-DW」

「ZA13-DW」
発売日:2024年11月28日
価格:オープン(直販価格24,800円)

 マウス捌きが何より重要になるFPSでは、マウスの性能に加え、持ち方に合わせた形状も重要となる。ZOWIEでは、人間工学に基づいて形状が異なる5つのシリーズが展開されている。

 中でも「エイムを追い求める人たちに愛されている」というのが「ZAシリーズ」。左右対称デザインであり、中でも前から後ろにかけて、ぐっと盛り上がった形状が特徴となる。

ZA13-DW

 人気のポイントは、この“盛り上がり部分”が手のひらの中央に当たること。手のひらに接点ができることで、マウスをしっかりと捉えることができ、操作しやすさが向上する。

 そしてZAシリーズにおいて、さらにワイヤレス化を果たしたのが「ZA13-DW」だ。ポーリングレートは125、500、1,000、2,000、4,000Hzの5段階、DPIは400、800、1,000、1,200、1,600、3,200の6段階対応となる。

 ワイヤレス化ということで本製品にはPCとの通信用のドングルが付属するが、さらに充電器を兼ねたエンハンストワイヤレスレシーバーが付属するのも大きな特徴となる。

エンハンストワイヤレスレシーバー

 このエンハンストワイヤレスレシーバーは、マウスを置く奥側に設置するデバイス。ドングルよりも強い電波を前面限定で発することで、安定した通信が可能になる。大会会場のような混線しがちな環境においても、ほとんど干渉しないという。

 「ZAシリーズ」は人気のため、過去製品では品切れが続いたこともあったそうだが、「ZA13-DW」は安定した供給状態となっている。そこも「買い」のポイントだとした。

“コントロール寄り”完全新作パッド「G-TR」

「G-TR」
発売日:3月12日
価格:オープン(直販価格5,980円)

 FPSのゲーミング環境でまっさきに重要視したい製品のひとつが、マウスパッドである。プレーヤーのスキルとマウスの性能をいかに発揮するかは、下地となるマウスパッドにかかっているからだ。

 「G-TR」は、この3月に発売されたばかりのZOWIEの完全新作ゲーミングマウスパッド。狙い重視のいわゆる“コントロール寄り”に属されるマウスパッドで、「『滑るのに止まる』を限りなく実現した製品」という。

小さいほうが「G-TR」。サイズ違いで「H-TR」も展開している

 ポイントは、表面にふわふわとした弾力性のある素材が使用されていること。初動は軽く、滑らかな動き出しが可能ながら、マウスを上から押さえることで、弾力を利用しつつ狙い通りのストッピングが可能となる。

 上から押さえるという点では「ZA13-DW」とも相性が良く、エイム周りの大きな味方となりそうだ。

手のひらで押しやすい「ZA13-DW」と相性が良いマウスパッドという

FPSゲーマーに「1回触ってほしい」モニター「XL2546X+」

「XL2546X+」
発売日:2024年12月23日
価格:オープン

 最後は、「FPSゲーマーに1回触ってほしい」というモニター「XL2546X+」だ。

 「XL2546X+」は、フルHD/280Hz/24.1型モニター。競技シーンを追い求めるZOWIEならではの、視認性に特化した様々な機能が最大の特長となる。

XL2546X+

 ZOWIEのゲーミングモニターは、「DyAc」機能を搭載したシリーズのなかでは、280Hzがエントリーモデルに属する。世の中のスタンダートからすると、そこまで高くなくても良さそうだが、「長いスパンで考えたときに、じわじわと効果が出てくる」のが280Hzだそうだ。

 以前、競技シーンをプレイするあるインフルエンサーに240Hzのモニターと280Hzのモニターをある程度の期間を設けて使ってもらったところ、280Hzのモニターでランクが一気に上がったという。今回製品を紹介してくれたZOWIEの担当者自身も、240Hzと280Hzではやはり280Hzを使用した方が成績がよかったとし、「280Hzで戦うことをオススメしたい」とした。

背面

ポートは外向きに。取り外しの多い大会シーンが意識されているからだという

スタンドはすっきりしたデザインに。キーボードを思い切り近づけられるという利点も

モニター設定の調整やプロファイルの呼び出しができるコントローラーが付属する

 また搭載機能として大きいのは、モーションブラー低減機能「DyAc2」。人間には視認できないくらいの黒画像を挿入することで画面上の残像をなくすという技術で、素早く激しい戦闘でもシャープな画面のまま狙いをつけられる。

 他にも、暗い部分のみを明るくして視認性を上げるBlack eQualizer機能、画面の明度や彩度を上げて敵の輪郭をよりくっきりと表示させるColor Vibrance機能など、FPSの視認性を追求した機能が揃う。

 ZOWIEは競合製品と比べると少し上の価格帯のものが揃っているが、やはりFPSに特化した製品設計や機能の数々は魅力的という。「FPSゲーマーなら、ぜひ1回これを触って性能を確かめてほしい」と品質の高さと合わせてアピールしていただいた。

Color Vibrance機能では敵の輪郭をはっきりさせる効果がある

ほかにも、モニター設定を共有する「XL Setting to Share」がある

こちらは「Auto Game Mode」の設定画面。あらかじめアプリを登録しておくと、開いたときにモニター側が自動で設定を呼び出す機能となる



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