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【株式銘柄分析】AnyMind Group(5027)- 2025/5/19charly bob@ポエマー投資家

🧠 概要:

概要

この記事は、AnyMind Group(5027)の株式について詳細に分析したもので、特に同社の業績、テクニカル指標、将来のシナリオを中心に述べています。著者は、同社のポジショニングと成長の可能性を評価しつつも、現在の株価や業績のリスクについて警告しています。

要約

  • 企業情報: AnyMind Groupは、D2C(Direct to Consumer)支援からマーケティングまで、一貫したテクノロジーサービスを提供する企業。アジア13カ国に展開。
  • 株価動向: 2023年3月以来、株価は480円まで下落し、下降トレンドにある。
  • テクニカル指標: RSI(相対力指数)は過剰反応の水準にあり、反発の可能性が示唆されるが、信頼性には疑問が残る。
  • PERとROE: PERが上昇し、減益予想も出ているため依然として割高の状態。ROEは低下している。
  • 営業キャッシュフロー: 営業キャッシュフローが悪化し、数値がマイナス。
  • 上昇材料: 配当開始や自己株買いの拡充、アジア市場の成長が期待される。
  • 下落材料: 減益予想が市場で嫌気されている。収益単価の急低下がリスク。
  • シナリオ分析:
    • ポジティブシナリオ: RSI指標の反発、株主還元の評価、東南アジア市場への優位性。
    • ネガティブシナリオ: 信頼回復には時間がかかる可能性、収益単価の低迷。
  • 総合評価: 業績がリセットされる必要があり、短期的な投資は慎重に行うべき。中長期では見極めが必須とされている。

この分析を総括すると、AnyMind Groupは技術的な強みを持つものの、短期的な悪材料により株価が不安定であり、投資に際しては慎重な姿勢が求められることが強調されています。

【株式銘柄分析】AnyMind Group(5027)- 2025/5/19charly bob@ポエマー投資家

charly bob@ポエマー投資家

2025年5月19日 21:37

先行き不安漂う月曜日、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

ニュースを見たらハッピーセットがハッピーじゃないことになってました。
悲しいです😢

こういうニュースを見ると、私たちは本当に働いてるだけで偉いと思いますさて今回は、D2Cやタレント、生成AIやマーケSaaS文脈で注目している「AnyMind Group」について。個人的に以前830くらいで保有を検討してた企業なので、大暴落に思わず目がぱちくりしてしまいました。落ちてしまった今、この企業はありなのか、、?

気になったので再度確認分析をしてみます。

ではでは…

第2節:企業について

AnyMind Groupは、商品企画からEC構築、マーケティング、物流に至るまで、モノづくりと売る仕組みを一気通貫で支援するテクノロジー企業です。主な顧客はブランドやインフルエンサーで、

自社開発のプラットフォームを用いたDX支援が特徴になってます。

アジア13カ国で展開していて、D2C支援分野では独自のポジションを確立。グローバル志向の強いスタートアップの中でも、
デジタルとリアルを横断するユニークな立ち位置にあります。

テクノロジーによる事業スケーラビリティや、成長市場(東南アジア・インフルエンサー経済)との親和性も高いので、今後の拡大余地を見込んたんですけどねぇ。。。

第3節:銘柄分析

<簡易チャートテクニカル>

■週足:・週足にて、2023年3月上場以来安値をぶち破り

・一時480円台まで下落(1/2やん)

■日足:・下降トレンド中であり、週足抵抗線をブレイク・少しのリバウンドがあり本日は¥520で終値、そこからまた下げの可能性あり

日足(2025/5/19)

<RSI(相対力指数)>

■日足:22.14■週足:25.29RSIとボリンジャーを見るなら異常値で、反発があるとみるのが妥当※ボリンジャーは過剰反応で異常値に振れており、 短期的なリバウンドは狙えるかもしれない

<PER>

■PER(2024/12)21.38倍(2025/12)35.53倍

→ 以前より高くなっている(まだ割高)

■EPS成長率:前年同期比で約61.2%の減益予想

<ROE(自己資本利益率)>

2024/12:(連)15.51%→ 2025/5/14時点修正発表の1Q利益で単純年換算したROE=0.81%お~、下がったねぇ(・。・;

<営業キャッシュフロー&財務状況>

■営業活動によるキャッシュフロー: -373(百万円)※Q1└ 前期が2,399の+だったので、数値上は悪化

現金相当物の期末残高には余裕あり(8,468)

■PBR以前:3.36倍現在:1.89倍→ 以前よりだいぶ割安。だが、ほかを考慮するとまだいけるな(下)

グロース市場のPBRに比べたら割安ではあるけど

BPS(1株あたり純資産):約274.43円株価:520円

PBR:約1.89倍

■自己資本比率:(連)49.2%これは非常にいい

<材料>

【上昇材料・可能性】〈発表された株主還元〉■ 安定的な利益創出が可能である状況を踏まえ、 初となる配当(期末配当2.0円)の開始⽅針を発表■ 2025年2⽉に発表済みの⾃⼰株取得枠を拡⼤し、 取得上限株数を95万株から125万株へと増枠■事業自体はアジア中心のグローバルで堅実に成長中・デジタル広告・EC支援事業の市場成長

・AIエージェント等の法人向けサービスの拡充

【下落材料・リスク】■2025年12⽉期(通期業績予想)の修正

対前期増減率 -61.2%で減益の見立てを公表(市場に大幅に嫌気)

 └ 成長率をけん引した「クリエイター向け事業」において、   収益単価が従来⽐1/4程度に急低下・急激な単価変動の影響を受け、⼀部クリエイターは短尺動画制作活動を縮⼩■ 今後のアジア市場への関税影響があれば間接的に業績に影響

 (直接影響はそれほどない)

【すでに織り込み済みの材料】■対前期増減率 -61.2%で減益の見立て ┗ インパクトが強く、同時に開示されたすべての上昇材料を打ち消している印象

第4節:今後のシナリオ

■ポジティブシナリオ・RSI・ボリンジャーバンドの売られすぎサイン(リバウンド余地あり)・配当開始や自己株買い拡充など株主還元姿勢が評価される可能性(薄め)・テクニカル的には600~700円までの反発も視野・中長期では、東南アジアの成長市場におけるD2C支援・デジタル広告の事業優位性

・AIソリューションなど新領域の事業化が進めば、再評価の契機となり得る

■ネガティブシナリオ・減益率 -61.2% のインパクトが強く、業績面での信頼回復には時間を要する・インフルエンサー関連の収益単価が継続的に低迷すれば、構造的な課題に・短期反発があっても、現状の情報では持続力に乏しいため、 下落トレンド継続の可能性大

第5節:総合評価

総合的にみて、一度リセットが必要に感じる業績についても一度今をベースに改めて再評価される必要があり、

それが実現されるまでは上昇はなかなか見込めそうにない

事業とポジショニングはいいのにもったいないなぁ
外部環境ってやっぱり大事ですね

中長期で見るにはまだタイミングと様子見が必須だが、短期で少々投機的に入るなら、MUSTで反発600~700までにて売り抜けたい

(ボリンジャー×RSIの売り過剰を判断して抵抗線までの反発を予測)

■短期:売り過剰における反発(~15%程度)狙い■中期:通期減益リスクと評価修正の時期、業績面の信頼回復を待ちたい■長期:アジア成長・D2C支援・AI展開などテーマは優秀、

    が、今は“待ち”のフェーズ

う~~ん、スルーで!!

charly bob@ポエマー投資家

やあこんにちは。自由を目指す思考宇宙人です。”面白い”ことが好きで、ユーモアと知略を追い求めています。 また、お貧乏ながら、投資を3年ほどやっておりますため、独自の個別株銘柄分析及びその結果のご共有をさせていただこうと思います。 現在資産額:¥1,000,000



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