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概要
この記事では、野村ホールディングス(証券コード8604)の株式分析が行われています。著者は自らの投資経験を語りつつ、野村ホールディングスのビジネスモデル、株価のテクニカル分析、財務指標、将来の成長可能性について詳しく考察しています。
要約
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投資背景:
- 投資は節約とつながると思っており、記事の執筆者も個人的に投資を楽しんでいる。
- 野村ホールディングスについての分析意図は、保有株の買い増しや売却のタイミングを見極めるため。
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企業概要:
- 野村ホールディングスは、日本の大手証券会社グループ。
- AIやデジタル分野への投資を強化しており、Fintechに特化した取り組みが評価されている。
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株式分析:
- テクニカルチャート:
- 2008年の抵抗線を突破し、長期的な上昇トレンドが期待される。
- 日足チャートで上抜けの確認があり、1,060〜1,080円の価格帯が注目。
- RSI(相対力指数):
- 日足58、月足55と過熱感なし。
- PEGレシオとPER:
- PERは7.62倍で安値、PEGレシオは0.07で異常に割安。
- ROE(自己資本利益率):
- 2025年3月期に10%に改善見込み。
- 営業キャッシュフロー:
- 6,786億円のマイナスだが、将来収益期待の支出と解釈可能。
- 財務健全性:
- 自己資本規制比率は279%で非常に高く、安定性あり。
- まとめ:
- 財務状態が健全で、成長を期待できる銘柄として注目。株価の動向を注意深く観察する必要がある。
さて、今回はビジネスエリートの集う野村ホールディングスを検討してますが、今回は、私自身すでに¥815でちょっと前に保有してるので、
今後の買い増しや売却のタイミングを考えるうえでの情報整理と分析をシェアします。
ではでは、、
第2節:野村ホールディングスについて
野村ホールディングスは、日本を代表する証券会社グループの一角。
中核企業である野村證券を軸に、国内外で金融・投資サービスを幅広く展開しています。
近年は特に、AIやデジタル分野への投資を積極化。
Fintechの過熱感や多角的な事業展開、そして営業力も踏まえ、個人的には投資対象として魅力を感じています。
第3節:銘柄分析
<簡易チャートテクニカル>
■月足:・2008年以降破れなかった838円の抵抗線を明確に突破
→ 長期的な上昇トレンドへの移行が期待できそう
月足:2008年以降突破が見られなかったラインを2024年上昇にて突破
■日足:・抵抗線上抜けを確認済み。堅実な利確を狙うならこの価格帯内で一旦売却もアリ。・日足支持線までの下落は「押し目買いポイント」、 ➡ 逆にブレイクダウンすれば、長期的に戻らない可能性もあるため損切判断も必要。・現在は1,060〜1,080円の価格帯を意識されており、ここを明確に抜ければ1,500円台突入の可能性も。
日足:2025/5/16現在月足抵抗線を上抜け
<RSI(相対力指数)>
■日足:58、月足:55
→ 過熱感なし。これからトレンド加速が起きる可能性を秘めた水準
<PEGレシオ>
■通期EPS成長率・24/3:52.69・25/3:111.03 前年比成長率:111%
■PER:7.62倍
■PEGレシオ:0.07→ ごり安です。ごりごりに安いです。
PER単体でも割安ですが、成長率と比べたPEGでは異常レベルの割安株。
※2025年3月期決算より
<ROE(自己資本利益率)>
2024年3月期:5.1% → 2025年3月期:10.0% → 二桁に回復。堅実に改善。※2025年3月期決算より
<営業キャッシュフロー&財務状況>
■営業CF:▲6,786億円
→ ただし、「トレーディング資産やPE・デット投資の増加」によるもので将来収益を見込んだ支出とも解釈可能
■自己資本規制比率(2025/3/31時点)2025年3月31日現在で、自己資本規制比率が野村證券で279.0%、野村ホールディングス連結で18.28%野村証券単体で279%というのは、国内証券会社の規制基準120%以上と照らし合わせても非常に高く、余裕あり。超健全水準。
※自己資本規制比率は、金融機関の財務健全性(=破綻しにくさ)を測る指標
財務活動CFも含めた全体のCFでプラスに着地しており、現時点の財務健全性に問題なし
<材料>
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