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概要
王子ホールディングス(3861)の株式分析記事で、2024年12月からの保有状況を再確認し、株価や企業の成長ポテンシャルを評価しています。企業は製紙業界で確かな地位を持ちつつ、環境事業にも力を入れており、長期的な注目が必要とされています。
要約(箇条書き)
- 企業概要: 製紙メーカーで、ネピアや鼻セレブなどの生活用品から環境事業、バイオマス発電まで展開。
- 株価動向: チャートによれば、今後の上昇が期待される。
- 成長性: 2026年3月期のEPS成長率予想が46.81%、PEGレシオは0.2倍で割安。
- ROE: 4.26%、業界内で安定的な数値。
- 配当と株主還元: 配当性向50%、増配予想、自己株式取得方針あり。
- 上昇要因: パルプ市況の回復や家庭紙の値上げ、株主還元策の評価。
- 下落要因: 原材料価格の高騰や業績の下方修正リスク。
- シナリオ:
- ポジティブシナリオ: 業績回復、株価上昇トレンド入り。
- ネガティブシナリオ: パルプ価格の下落や市場全体のリスクオフ。
- 総合評価: 現状の安定性に加え、再評価の可能性があるため、ホールドまたは割安での買い増しが推奨。
2024/12から現在まで保有しているので、今回は改めて状況変化を含めた、
保有継続の根拠を再確認するための定期分析になります。
ベジータ好きなんですよね。ビンゴが特に
え、タイトル関係ないやんって思います、?個人的にこの銘柄はすごく握力が重要になる気がするんですよね
ま、安定株ではあるので、極論買って放置しとけよって話なんですが、
企業について
王子ホールディングスは、日本を代表する製紙メーカーグループ
ティッシュなどの生活に身近な製品だと、
ネピア、鼻セレブとか、、
nepia 鼻セレブ(王子ホールディングス株式会社HPより)
また、産業用途の高機能素材、さらにはバイオマス発電などの環境事業に至るまで、
紙を超えた部分にも力を注いでいます。
特に近年は、脱炭素・プラスチック代替素材の開発や、海外成長市場への積極展開が目立っていて、
日本内需・必需品銘柄って感じに収まらないところが個人的には👍
グローバルな供給網、国内での安定したシェア、そして脱炭素文脈での再評価を含め、
個人的には“環境×素材”の視点から長期的に注目したい企業のひとつです。
銘柄分析
<簡易チャートテクニカル>
日足:現在の前回高値をうわ抜ければ上昇3波を形成この位置で上にブレイクした場合、月足ベースの高値716もうわ抜ける可能性も高い→ これが実現したら大分青天井なフロアに入る
日足(2025/5/20)
月足:現状若干のレンジ形成気味で明確なトレンドが確認できないライン716をうわ抜け支持線にて下位足が押し目を付ければ
改めて上昇トレンドの確認ができる
月足(2025/5/20)
<PEGレシオ>
■株価: ¥662.5■PER(2026/3ベース): 9.53倍■2025年3月期 EPS: 47.34■2026年3月期 EPS(会社予想): 69.5
■2026年3月期 EPS成長率(会社予想): 46.81%
2026年3月期のEPS成長率(会社予想)46.81%に対して、PEGレシオは現状0.2倍
理論的には“どちゃくそ割安”な水準
ただし、経年30%を超える成長はグロースでもないので厳しいかと、
今後3~5年間平均成長率別のPEG:■5%成長 → PEG:1.91倍(ちょっと割高)■10%成長 → PEG:0.96倍(やや割安)■20%成長 → PEG:0.48倍(かなり割安)
■30%成長 → PEG:0.32倍(超割安)
現状が続けばチャンスは大きそうですが、現実的に考えて、5~10%程度が目安判断になるか
<ROE(自己資本利益率)>
■ROE: (連)4.26%
他同業企業のROE:・日本製紙: (連)0.95%・大王製紙: (連)-4.63%
・レンゴー: (連)6.52%
他と比較しても十分な数値で安定的
<PBR・自己資本比率>
■PBR:(連)0.56倍
■自己資本比率:(連)41.8%
底堅い安定感満載バンザイ
<材料>
【上昇材料】■パルプ市況の回復と業績予想の上方修正・2026年3月期の営業利益予想が884億円から939億円に上方修正・25年4月家庭紙製品全品を10%以上値上げ■積極的な株主還元策・配当性向50%の維持・配当下限24円&25年度増配(年間36円)予定・自己株式取得方針■環境配慮型素材の開発と新興国市場への展開■市場における再評価要素・PBR,PER及びPEGが低い・必需需要が高い(不景気に強い)
・もともと優待銘柄でありながら配当強化策を実施
【下落材料】■2025年3月期の業績下方修正・今期は人件費・償却費増重く営業減益
・原燃料価格の高騰とパルプ価格の下落による減益
【すでに織り込まれている材料】■外部市況の影響(パルプ等)■株主還元方針(徐々に資金流入につながる配当情報はまだ完全織込ではないと仮定)
■業績見通し
今後のシナリオ
■ポジティブシナリオ・パルプ市況の回復や家庭紙の値上げ効果が利益に反映され、 業績が着実に回復。・配当性向50%、増配、自己株買いなどの株主還元策が 継続的に評価され資金流入が加速。・割安指標(PBR・PER・PEG)+ディフェンシブ性が見直され、 中長期で再評価→株価上昇トレンド入り。
・チャートも安値を固めた後、高値圏でも崩れず上昇継続。
■ネガティブシナリオ・パルプ価格が再び下落すれば、市況敏感銘柄として売り込まれるリスク。・株主還元や値上げ効果が限定的で、期待先行の反動による調整局面。・市場全体のリスクオフや景気後退で、
優待・高配当銘柄への資金流入が鈍化。
総合評価
トランプラリアット時に底堅さも証明されていて、まだ、現状の価値に対して資金流入が追いついていない印象なので、今後再評価されて更に伸びる可能性が高い。チャートも過去のものとは少し様相がことなり、
高値付けの後も上昇継続&トレンド形成の可能性を見せてくれている
現状の見通しは明るいので、ガッチガチにホールドしてて問題なさそう。
何なら買い増しもあり
まっったく関係ないですが、今日の天気はサイコーですね!
まばゆい日光と美しい空が心を晴れやかにしてくれますわい
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