🧠 あらすじと概要:
あらすじ
『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』は、建築家・森谷帝二が設計した建物を狙った連続爆弾事件が発生する中、新一の誕生日を祝おうとする蘭が爆弾が仕掛けられた摩天楼に閉じ込められてしまう物語です。コナンは蘭を救い、爆発を防ぐために奮闘します。
記事の要約
この記事では、『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』の感想が述べられています。伏線回収が秀逸で、登場人物の性格やセリフが印象に残るといった点が挙げられています。全体的に無駄がなく質の高いミステリー映画として評価され、コメディ要素も効果的に取り入れられているとのことです。最終的な評価は★3.9で、コナンファンにはたまらない作品であるが、もう一歩足りないとの感想が述べられています。
感想(※ネタバレ注意)
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赤い糸といい誕生日といい、お手本のような伏線回収。
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シンメトリーの怪物・守屋帝二は、THE・サイコパス犯で良い。序盤のパーティーでのセリフ「スコーンもサンドウィッチもクッキーも」の独特なイントネーションからも、拘りと自尊心の強さがうかがえる。
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全編を通して、無駄が極限までそぎ落とされていて、ミステリー映画として質が高い。小五郎をぞんざいに扱うコナンなどのコメディ要素も多く、テンポが良くてとにかく観やすい。コナン入門としても良い。
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初期コナンあるあるとして、怪しすぎる白鳥警部に、愚かすぎる少年探偵団、そしてシリアスシーンでも笑顔満開なバグったキャラクターたち。これはこれで、コメディ要素として面白い。
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評価は★3.9。ミステリーアニメ映画としては100点に近い。コナンファンになった後だと、派手さやキャラクター性の面で先の作品に劣るが、コナンファンにターゲットを合わせたインフレが進んだだけだと再確認。記憶に残るあと一歩が欲しかったので、★4に届かないギリギリの評価。
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