🧠 あらすじと概要:
映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』あらすじ
悪党によって開発された超高度なAI「エンティティ」が、世界中の核兵器基地を次々と掌握する中、イーサン・版図(トム・クルーズ)は、その「鍵」を握る者として、任務に挑む。彼は過去の因縁や逆境に直面しつつも、仲間たちと共にエンティティを止めるべく奮闘する物語。
記事の要約
この記事では、映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』に対する感想が述べられている。アクションシーンの迫力は認めつつも、予告で見たような展開が多く、冗長さを感じるとのこと。特に、ミッションの目的が複雑でわかりづらく、観ている間に目標を見失うことが多かったという意見が共有されている。また、作品のオープニングの魅力は高く評価されており、トム・クルーズやサイモン・ペッグの存在感も印象的だった。しかし、長さやAI「エンティティ」の字幕表記に対する不満も述べられ、全体的に満足感は薄いと結論づけている。
悪人が作った超優秀なAI「エンティティ」が世界中にはびこり、核兵器が配置されている各国の基地を次々と掌握していく中、”鍵”を持っているイーサン・版図(トム・クルーズ)は任務を帯びて事態の収拾に動く。過去の因縁や様々な逆境に道を阻まれながらも、仲間と結託しながらエンティティを止めに行く。
🎬アクションすごい!既視感あるけど…
アクションに関してはこの映画のメイン要素でもあるし、信頼と実績のトム・クルーズだからすごいのはすごいんだけど、
やっぱり予告で見た!っていうのばっかりだったなあ…。
しかも事前に作戦をちゃんと説明して、本番でいろいろトラブル起きて
っていう流れだからさ、どうせイーサンは生き残って任務を果たすわけだしってどうしても思っちゃうじゃん。
予告で見た、どうせ生き残るって思ってみるとあのすごいアクションですら冗長に感じて脳がカオス状態に。
すごい光景を見ているんだけど早く終わってくれっていう感じで、あーおもしろいなあ!って気持ちにならない不思議さがあるなあ。
🎬ゴールがわからんくなる
M:Iシリーズを観ているとしばしば「いま何を目標にしてるんだっけ?」ってなる。しかもアクションの山場を必ず入れてくるから(アクション映画ってそういうもんだけど)「おおー」って思っているうちにゴールを見失ったり、ミッションが予定通りで苦労しているのか、イレギュラーで苦労しているのか分からなくなったりする。
これは自分の頭が悪いからだと思ってたけど、各人の感想を読むと結構同じ意見がある。
先日、金曜ロードショーでやっていた6作目のフォールアウトを吹き替えで観ていたとき、序盤の5秒で消滅シーン(ミッション説明シーン)を集中して観たんだけど、そもそも人間・組織の固有名詞や地名、事の顛末が複雑で分かりにくい。イーサンすげえな。
しかもそこに、IMF(イーサンのチーム)のミッション説明があってさらにそれが上手くいかなくなってってなるかわ分からなくなるんだろうな。
しかもそれを170分もやられちゃうとさあ!ぼーっとしちゃう。
🎬デン、デン、デデンが最高
これはM:Iシリーズすべてに言えることなんだけど、オープニングが最高。
序盤のひと悶着が終わってイントロが聞こえてくると「きたきた!」っていう気持ちになる。
これは映画館で味わう最高の興奮だと思うし、M:Iシリーズを観に行く最大の理由かもしれない。
逆に言えばそれをピークとして、そのあとは冗長で少し分かりにくい状況を頭で整理しながらこの人誰だっけ、名前呼んでくれって思ったりして観るわけだから、イマイチ楽しめた感がないかもしれない…。
🎬笑ってしまうラスト
ラスト、イーサンが飛行機にしがみつきながらのなっがーーーーいアクションシーンは、アクションの既視感とか冗長さはまあいいとしても、
風邪によっておかっぱになっちゃったトムの姿はどうにかできんかったか…。
あれはギャグ要素なの?だとしても場違いではあると思うけど、不覚にも笑ってしまった。
あとほっぺのプルプルも気になったけど、それはリアルにそうなるから仕方ないか。
🎬字幕の”それ”が嫌になる
前作デッド・レコニングから登場しているAIの「エンティティ」
字幕では終始「”それ”」と訳されている。
確かに「entity」を調べると、「実在するもの、実体、存在」って意味があるみたいだから、訳としては”それ”でいいんだろう。
そしてデッド・レコニングでも最初はAIということが分かっていて何か悪用されたらやばいみたいな展開だったと思うから、「確かにあるけどつかみどころがない」的な意味で”それ”でもよかっただろう。
でもこれって途中からみんなの認識が共通になって、もはや固有名詞でしょ。だから「エンティティ」ってカタカナ表記にすればよかったのにって思う。
それに、”それ”という表現はあまりに字幕的すぎる。ふつう会話してて、特定のあるものを”それ”と呼び続けるってことはしないでしょ。セリフなんだって考えたらとても不自然。確かに英語で発するときはずっと「entity」で変わりないけど、登場人物たちの認識は変わってるでしょって思う。
最初は”それ”くらいの認識だったけど、だんだん「あのAIだ」ってなるわけじゃん。
これらは前作デッド・レコニングの時から言われてたけど、今作は特に”それ”が気になった。途中からは奇跡が起こって”エンティティ”って表記されないかなって願ったりした。
🎬まとめ
アクションは予告で見せすぎ&冗長で170分が長く感じた気がするけど、オープニングが最高だしトム・クルーズが頑張ってるしサイモン・ペッグが好き(新情報)だから観に行っちゃう映画だったなあ。ずるいなあ。
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