土曜日, 6月 7, 2025
- Advertisment -
ホームレビュー映画【映画】教皇選挙寝々川

【映画】教皇選挙寝々川

🧠 あらすじと概要:

映画『教皇選挙寝々川』のあらすじと記事の要約

あらすじ

映画『教皇選挙寝々川』は、ローマ教皇の死に伴い、新教皇を選出するための教皇選挙「コンクラーベ」を舞台にしたミステリー作品です。バチカン市国で開かれるこの密室の選挙には、100人以上の候補者が集まり、議論や陰謀が渦巻く中、選挙を執り仕切るローレンス枢機卿が重要な秘密に直面します。多様性と保守派の対立を描きながら、教皇選出の裏側に潜む人間ドラマが展開されます。

記事の要約

この映画の感想は8/10とし、淡々と進行するストーリーに対する個人的な興味を語っています。映画は過激派と穏健派の対立を描き、時代の変化や多様性について考えさせられる内容です。特に主人公ローレンスの迷いや文化的な問題が強調され、視聴者に深いメッセージを提供しています。最後に、登場人物が高齢者であることを指摘しつつ、風刺が効いた作品を好む人にはおすすめであると締めくくられています。

【映画】教皇選挙寝々川

寝々川

第95回アカデミー賞で国際長編映画賞ほか4部門を受賞した「西部戦線異状なし」のエドワード・ベルガー監督が、ローマ教皇選挙の舞台裏と内幕に迫ったミステリー。

全世界14億人以上の信徒を誇るキリスト教最大の教派・カトリック教会。その最高指導者で、バチカン市国の元首であるローマ教皇が亡くなった。新教皇を決める教皇選挙「コンクラーベ」に世界中から100人を超える候補者たちが集まり、システィーナ礼拝堂の閉ざされた扉の向こうで極秘の投票がスタートする。票が割れる中、水面下でさまざまな陰謀、差別、スキャンダルがうごめいていく。選挙を執り仕切ることとなったローレンス枢機卿は、バチカンを震撼させるある秘密を知ることとなる。

引用:映画.com

感想

8/10

picture_pc_b2335c5f978d494dba44d382ed311

このポスターだけを見ると、少しホラーテイストな作品なのかなと誤解するのだが、別にそんなことはなかった。

教皇選挙、言葉通りである。

終始淡々と、それぞれの思惑が描かれ続け、見る者によっては退屈に感じられるかもしれない。ただ個人的にはかなり面白かった。

どうやら、時代の流れを汲んでいるようで、旧体制に時を戻そうとする過激派と、多様性と共に変化を続けてきた穏健派の対図になっている。

一貫して多様性が軸になっていて、他宗教を許容しない過激派とそれすら受け入れる穏健派、ラストのシーンでは更に時代は移り変わり、トランスジェンダーについても言及している。

文化的な部分において、世界はこのまま進んで行っても良いのだろうか。主人公であるローレンスの迷いと諦めが、それを強く訴えかけてくる。

少し風刺の効いた作品や考えさせられるような内容が好きな方は是非おすすめである。

ただし、登場人物のほとんどはおじいちゃんなのであしからず。

寝々川

初めまして!寝々川と申します。 小説、映画、アニメ、漫画、ゲーム等の感想倉庫。見たものを忘れないために。



続きをみる


Views: 0

RELATED ARTICLES

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください

- Advertisment -