あの日、あの時間。
日本の東側に住んでいた人は、おそらくあの時の記憶をはっきりと覚えていると思います。
そこから10年経たずして、世界中が一変する出来事が起きました。
この作品は、その大きな記憶を中心に話が進んでいきます。
時間と心に余裕がある時に見た方が良い作品だと思います。
クドカンらしい演出の中、あの時期こうだったなという記憶が蘇ってきました。
手作りマスクやソーシャルディスタンス、一つの咳で海が割れるように人が避ける感じとか。
菅田将暉演じる西尾くんの軽い気持ちで起こした行動がきっかけで、あの日の出来事を心に抱えながら生きている百香さんが、少しずつ近づいていきます。
自分だけが幸せになっていいんだろうか、そんな葛藤が見えるようで、一観覧者の私は、幸せになっていいんだよ、と心の中でつぶやいてました。
最後の「自分のことだけ考えればいい」と言う、オリジナル関野さんの言葉が響きます。
形は違うけど、みんながそれぞれを気にかけて、誰かの幸せを願う。
人が人を想う気持ち、優しさはどこにいても関係ないです。
誰かに真っ直ぐに想いを伝えて、前を向いて生きていこうと思えるような、そんな作品でした。
韓国ドラマにハマり、BTSが好きになりました。友人にキャーキャー言うのは気恥ずかしいので、こちらで日々を綴っていきたいと思います。Netflixを軸に、動画配信のサブスクをウロウロしています。amazonアソシエイトを利用することがあります。
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