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概要
この記事では、著者がリズム時計工業(7769)に投資した経験を振り返り、財務データや売買履歴をもとに企業分析を行っています。健全な財務状況を持ちながらも、時価総額が小さく、稼ぎの減少が見られる企業として、今後の投資戦略について refleksion しています。
要約(箇条書き)
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基本データの紹介
- 設立:1950年、上場:1963年、時価総額:142億円
- 自己資本比率:66%→84%→71%(現在)
- 財務は安定しており、負債が少ない。
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財務分析
- 資産は安定しているが、営業キャッシュフローが縮小傾向。
- “潰れるリスク”は極めて低いが、稼ぎが右肩下がりの“硬直企業”である。
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株価の売買戦略
- 買い:800円以下、売り:1600円以上の戦略。
- 過去の売買履歴を振り返り、最大1900円台での売却を確認。
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判断の振り返り
- 現在の株価が3300円であることに触れ、早期売却の判断が利益最大化を妨げたことを認識。
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学びのポイント
- 恐怖から早期に売却しなければより多くの利益が得られた可能性。
- ルールを守り、定期的にチャートを確認する重要性を強調。
- 総評
- 投資評価は60点、今後の取引の改善点を考察。次回は、低評価の取引についても分析予定。
こんにちは、ほしのです。
今回は、僕が実際に投資した企業「リズム時計工業(7769)」について、過去の売買履歴と、あらためて整理した財務・チャートデータをもとに振り返ってみたいと思います。
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◆基本データで見る(買える会社か)
(会社のホームページから20年、もしくはそれ以上、 可能なものは 全てのデータを取っている)
設立:1950年/上場:1963年時価総額:142億円自己資本比率:66%→84%→現在71%配当利回り:30.30.30.37.37.48.48。7.3%(※650円換算)BPS:1830 → 3269(700円株価だとPBR約0.21)
財務:現預金ほぼ横ばい(約10億円)/借金極小
→結論:健全だが 時価総額は少なめ。→超ではないが健全企業
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◆財務で見る「買える会社か?」
●資産 vs 負債(20年のうち5期ごと)以下、20年分の中から一部抜粋現金 9 →10 →10 →10 →9 →10 (10割)債権 7 →7 →7 →6 →6 →6(7割)在庫 7 →7 →7 →5 →7 →8(3割)証券 4 →3 → 2 →2 →2 →3(5割)
合計 17→17→17→16→16→17
負債 12→12→11→11→11→11 短期借入 0.5→0.5→3→0→3→1
長期借入 0→0→ 0→1.5→1→2
資産合計 17億
負債合計:11億円
→ 結論 “潰れるリスク”はきわめて低い。財務は安定している。
●営業CFと余剰金:右肩下がり
営業CF 2.5 → 1 → 1 と縮小傾向
さらに投資CF・財務CFは大きく動いておらず、保守的経営。
余剰金 7 →6 →5 →3→4 →4 減少、
かなり嫌な感じ
→結論 健全だが時価総額は小さめ。稼ぎが右肩下がりの“硬直企業”→超優良企業とは言えないが、健全な企業である。
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◆チャートで見るリズム時計の「波」
10〜20年の長期チャート(月足)を見ると、明確なサイクルがあります。
チャートから感覚的に売りと買いを決める。
あなたなら 買いと売りをいくらにしますか?
◆いくらで買っていくらで売るか決定する
【買い】 株価が800円以下
【売り】 株価1600円以上
◆僕の売買履歴(2020〜2023年)
▼買い
660×200(20.3.12)740×200(20.3.9) 儲けたい欲が出て高値買い640×200(20.10.16)590×200 (20.5.25) 恐怖の中で手を出した
計55(合計800株/約55万円)
▼売り
787×100(21.2/15)感情のままに逃げた870×100(21.3/8) ビビりすぎ1130×100(21.8.12)意味不明、バカですか1600×100(22.4.6)1800×100(22.5.2)1900×200(23.3/24と28)間違って200利確
1750×100(23.9.12)
2021〜2023年の間に段階的に売却(最大1900円台まで)全体としては「平均して2倍以上」で売却完了
なんと現在2025年6月5日 株価3300。売る場所を決めてない限り 3300まで持ってるなんて不可能です
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◆当時の判断と振り返り
◎ナイフを拾う勇気はgood、そして逃げ腰。
保有銘柄の全てが含み損。 1年ほどは恐怖に支配されていました。
コロナショックの中での買いは、今見ると「底を拾った」良いタイミングでした。
しかし、恐怖から少しでも楽になりたいと、800株中300株は早期に手放してしまった。この“ビビり売り”が、全体の利益最大化を妨げました。
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◆まとめ
✅ 恐怖から早期に売却しなければ、より多くの利益を得られた可能性がある。」 ✅ ルールは守れ。3年ぶりの取引で感覚が鈍った。
1ヶ月に1回はチャートに目を通そう。
✅恐怖は買いシグナル
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今回は 60点でした。次回は30点以下の取引を、同様にチャートや財務を交えて振り返っていきます。
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