ベランダで発見されたハトの卵を巡る一件が、法律と行政手続きを通して命と向き合う経験へと発展した10日間の記録です。
- ハトの卵は勝手に捨てると違法
- 処理には市の許可と現地調査が必要
- ハト対策は物理的遮断が最も有効
詳細は動画
報道の詳細
あー、風で流されて落ちてしまったー
— 及川 金平 (@Xv3FfzIoEepvm4A) May 14, 2025
放置してたら腐って
結局は捨てる— ほいさ (@PSZbELycEFsX5iS) May 14, 2025
野鳥の何かを勝手にできないのでカラスの見える場所に放置するのが一番です
— 佐々木 清志郎 (@7Ecn0) May 14, 2025
警察に速度オーバーするけどよろしいでしょうかと聞いているようなものだぞ
— 無キャを極めし者 (@Si1CPHh9We8Towc) May 14, 2025
日本では「鳥獣保護管理法」により、野生の鳥や動物の捕獲・処分・卵の採取が厳しく規制されています。
ハトもその対象であり、無断で卵を捨てると法律違反となり、罰則の対象にもなり得ます。
こうした背景には、生物多様性の保護や野生動物との共生を図る意図があります。
しかし、都市部ではハトの繁殖が進み、フンや鳴き声による被害が増加しており、熊本市でも2024年度に35件の捕獲・採集許可申請と51件の相談が寄せられています。
特にベランダや建物に巣を作る「ドバト」は人間との距離が近く、被害が深刻になりがちです。
実際に対処するには、行政に連絡し、現地調査から書類手続きを経て許可を得る必要があり、時間と労力がかかる点も市民の負担となっています。
命との向き合い方を考える機会に
今回の一連の体験は、単なる「迷惑な出来事」を超えて、命と向き合う契機となりました。
法律に則り、行政と連携しながら手続きを踏んで卵を処理する過程は、面倒ではあるものの、その背後にある倫理や自然との共生を考えるきっかけとなります。
ハトにとってはベランダも子育ての場であり、人間にとっては生活空間。
その衝突をどのように調整するかが問われるのです。
卵を手に取った時に感じた「17gの重み」は、命への敬意を思い起こさせます。
こうしたルールや配慮は、私たちが他の生命と共に暮らす上で必要な「責任」の一部とも言えるでしょう。
鳥や動物を「迷惑な存在」として排除するのではなく、状況に応じて適切に対応する姿勢が、今後ますます求められていくと感じさせられる内容でした。
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