金曜日, 8月 1, 2025
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ホームニューステックニュース【備忘録】Claude Codeの強制自動更新を止める方法 - autoUpdates falseが効かない時の対処法

【備忘録】Claude Codeの強制自動更新を止める方法 – autoUpdates falseが効かない時の対処法


  • Claude Codeでコンテキスト喪失やコード削除などの深刻な問題が発生中?
  • 旧バージョン(1.0.33など)へのダウングレードで回避可能
  • 通常のautoUpdates: false設定では強制更新を止められない
  • 対処手順:

    1. which claudeで実行パスを確認し、競合ファイルがあれば削除
    2. npm install -g @anthropic-ai/[email protected]で安定版をインストール
    3. ~/.claude/settings.json"env": { "DISABLE_AUTOUPDATER": "1" }を追加して自動更新を停止
  • 代替ツールとしてSuperClaudeなどのラッパーも検討可能か

ここ数日、Claude Codeを使用していて、コンテキストがすぐに消費されてしまったり、トートロジーのような挙動が発生したりする問題に遭遇しました。ネットで調べてみると、同様の事象が他の人にも起きているようです。

この記事では、Claude Codeの不安定な動作に対処するため、特定のバージョンへダウングレードし、自動更新を無効化する方法を解説します。

GitHub Issue #4487では、以下のような問題が報告されています:

主な症状

  1. コンテキスト健忘症 – 最初はコードベースを正しく読み込むが、数メッセージ後に全てのコンテキストを喪失
  2. コードの消失 – ファイル分割リクエストで1,684行中225行が無断削除される事例も発生
  3. Claude 4の性能劣化 – 1ヶ月の比較テストで、Claude 3.5より冗長で不要な複雑性を追加する傾向

影響範囲

  • Claude Code CLI v1.0.61とCursor IDE両方で同じ問題が発生(macOS 15.5環境)
  • 数メッセージごとにコンテキストのリマインドが必要
  • Claudeのミスを修正する時間が元の作業時間を上回る状況
  • OS: macOS
  • パッケージマネージャー: Homebrew と npm を併用

バージョン1.0.33へのダウングレードを試みましたが、以下のような問題に遭遇しました。


$ npm install -g @anthropic-ai/[email protected]


$ claude --version
1.0.63 (Claude Code)

原因を調査したところ、実行されているclaudeコマンドのパスに問題がありました。

$ which claude
/opt/homebrew/bin/claude

npmで管理されているものではなく、Homebrewのパスに置かれた別のファイルが実行されていました。これはHomebrewのパッケージでもなく、VS Code拡張機能などが自動で配置したファイルである可能性が高いです。

解決方法:競合ファイルの削除

競合を解決するため、古い実行ファイルを削除します。

$ rm /opt/homebrew/bin/claude

これでnpmでインストールしたバージョンが正しく認識されるようになりました。

公式ドキュメントに従って自動更新を無効にしても、Claude Code起動時に自動的に最新版へ更新されてしまいます。

$ claude config set -g autoUpdates false

公式ドキュメントによると、Claude CodeにはDISABLE_AUTOUPDATERという環境変数があり、これはautoUpdates設定よりも優先されます。特定のバージョンでは強制更新機能が働き、通常の設定では無効化できないようです。

方法A:コマンド実行時に環境変数を指定

環境変数を直接指定することで、自動更新をブロックできます。


DISABLE_AUTOUPDATER=1 claude

エイリアスを設定すれば、毎回入力する手間も省けます:


alias claude='DISABLE_AUTOUPDATER=1 claude'

方法B:settings.jsonを編集(私はこっちにしてます。)

~/.claude/settings.jsonファイルを直接編集して、環境変数を永続化する方法です。

  1. 設定ファイルを開く:
nano ~/.claude/settings.json
  1. 以下の内容を追加:
{
  "model": "opus",
  "env": {
    "DISABLE_AUTOUPDATER": "1"
  }
}

この設定により、Claude Code起動時に自動的にDISABLE_AUTOUPDATER=1が適用され、強制更新が無効化されます。

7-1. 現在のバージョンと実行パスの確認


$ claude --version


$ which claude

7-2. 競合ファイルの削除(必要な場合)


$ rm /opt/homebrew/bin/claude

7-3. 安定版へのダウングレード


$ npm install -g @anthropic-ai/[email protected]


$ claude --version

7-4. 自動更新の無効化

settings.jsonを編集


$ nano ~/.claude/settings.json

以下の内容を追加または編集:

{
  "model": "opus",
  "env": {
    "DISABLE_AUTOUPDATER": "1"
  }
}

7-5. 動作確認


$ claude


$ claude --version

正直なところ、バージョンによってClaude Codeの挙動が変わっているかどうかは不明確なので、現在のバージョンのままでClaude Codeのラッパーツールを使うという選択肢も検討する価値があります。(私はSuperClaudeを実験的に使用しています。)

Claude Codeの強制的な自動更新は、DISABLE_AUTOUPDATER環境変数を使用することで制御できます。settings.jsonへの直接編集が解決策として有効です。

現在のバージョンで問題が発生している方は、この方法で安定したバージョンに固定することで問題を回避できます。

他にも知見があれば、コメント欄で共有いただけると幸いです。



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