こんにちは、中澤星児です。私がライターを始めた時から連載している現場レポート『立ち食いそば放浪記』も2025年で10年目。通算350回を数えました。記事化していない分も含めると、巡ったお店はゆうに400店を超えます。
そんなわけで、ここで一旦振り返りの意味も込めて、立ち食いそば放浪記からよりぬきブックマークを作成してみました。
・「立ち食いそば放浪記」
連載時期2015年9月3日〜2025年7月現在
通算連載350回
【節目】
・連載開始
・連載100回
・連載200回
・連載300回
・連載349回
【ガチで放浪してみた】
・佐賀県山奥の秘境『木漏れ日』
・北海道の秘境・音威子府駅にある『常盤軒』
・北海道奥地のファミレス「わんこそば」
・屋久島空港のレストラン・エアポートやくしまで「屋久島そば」
・国立公園の中にある道の駅・霧島で食す「天空の一杯」
・創業134年の駅そば『桃中軒』が唯一無二すぎた
・香港のスターバックスで「謎のそば」が販売されてた
──今や幻となった音威子府『常盤軒』。北から南まで、時には海外まで放浪してます。
【印象深い記事その1「のり弁戦争」】
・ゆで太郎の「のり弁」が激ウマ! しかも実質240円だぞコレ……
・富士そばがこっそり「のり弁」を販売していた → ゆで太郎をパクったのか店長に聞いてみた結果
・【ゆで太郎ブチギレ】富士そばがのり弁をパクってたことを報告してみた結果
・【逆ギレ】ゆで太郎ブチギレを受けて富士そば代々木八幡店が臨戦態勢に
・富士そばがのり弁を持って本社に突入した結果
・富士そばがのり弁を持って社長室に突入した結果
・しぶそばも「のり弁」をこっそり販売開始
・しぶそばの「のり弁」はゆで太郎をパクっているのではないか? 東急グルメフロントの社長を問い詰めた結果
──ゆで太郎がのり弁を発売したことから始まったこのシリーズ。今見返すと、おそらく2度と書けないだろうと思うシリーズの1つです。富士そば、ゆで太郎、しぶそばの懐の深さに改めて感謝。
【印象深い記事その2「いわもとQ消失の真相」】
・【独占取材】いわもとQが全店閉店したという噂は本当か? 関係者に話を聞いてみた
──天ぷらで知られた『いわもとQ』の突然の消失が話題になりかけていた時の記事。立ち食いそばファンが混乱する中、関係者に取材した一番最初の記事だったことを記憶しております。
【印象深い記事その3「角打ち+立ち食いそば店」】
・立ち食いそば屋に入ったら中はコンビニ!? そばも食えるし角打ちもできる「みさわ」
──立ち食いそば屋だけどほぼコンビニの内装や、角打ちも兼ねるカウンターが良い味を出してるんですが、それ以上に温かみ。角打ちする常連さんと和気あいあいと話したり、帰る時に出入口で見送る三澤さんの人柄がお店の雰囲気に出ているように感じました。
【印象深い記事その4「コロナ禍」】
・コロナ禍に立ち食いそば屋を始めた『のじろう』の店長に踏み切った理由を聞いてみた
──相次ぐ名店の閉店がニュースになったコロナ禍ですが、のじろうはここから人気に。2024年十条に2号店がオープンした時は拳を突き上げる想いでした。最後に、都内の立ち食いそば屋と立ち食いそばカレー7選のよりぬきブックマークをお届けします。
【都内立ち食いそば7選】
『韃靼 穂のか』
『がんぎ』
『豊しま』
『会津』
『一〇そば』
『立ち食いそば処 酒処 角』
『豊はる』
【都内立ち食いそば店のカレー7選】
『丹波屋』
『蓼科』
『みのがさ』
『おか田』(移転)
『よもだそば』
『そばよし』
『みまつ』
──以上。たかが立ち食いそば、されど立ち食いそば。10年も連載していると閉店した店も多いだけでなく、やたら攻めてる記事があったりして、世の流れと当時の自分の実力という2つの意味で、時間の流れを感じました。350回。立ち食いそば放浪記と一緒に成長してきたと言っても過言ではないかもしれません。
これだけ続けられたのもひとえに読者の皆さんのおかげだと思っています。感謝。冒頭の通り、記事化していないお店もあるので、改めてアーカイブしながら400回を目指していく所存です。気になる方は「立ち食いそば放浪記」をチェックしていただけると幸いです。
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
▼サラッとしてトマトの風味が漂うけど、そばつゆも使われていて和風な「よもだそば」の本格和風インドカレー
▼煮詰められた豚肉から甘辛い味が染み出す「みまつ」の肉カレーなど色々あります
マツコの知らない世界に出演します。放送は来週7月1日。全てを置いてきました。見てください。
— 中澤星児(ロケットニュース24) (@sorekara_jona) June 24, 2025
🧠 編集部の感想:
立ち食いそば店のカレーについての特集は、斬新で新たな魅力を発見させてくれます。10年間の連載を経て、様々な店や体験が紹介されている部分に感慨深さを感じました。立ち食いそばの可能性が広がることで、もっと多くの人が興味を持ってくれると良いですね。
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