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概要
この記事は、Gemini APIキーの取得とGoogle Apps Script(GAS)プロジェクトへの設定方法について説明しています。読者は、この手順を通じてAPIキーを安全に取得し、使えるようにすることができます。
要約(箇条書き)
- 目的: Gemini APIキーを取得し、GASプロジェクトに設定する。
-
ステップ1: Google AI StudioにアクセスしてAPIキーを取得。
- Googleアカウントでログイン。
- メニューから「APIキーを取得」を選択。
- 新しいプロジェクト用にAPIキーを作成。
- 生成されたAPIキーをコピーし、安全に管理。
-
ステップ2: GASプロジェクトにAPIキーを設定。
- GASエディタを開き、プロジェクトの設定へアクセス。
- スクリプトプロパティを選び、APIキーを追加。
- 「GEMINI_API_KEY」としてキー名を設定し、コピーしたAPIキーを値として貼り付け。
- 設定後、保存を行う。
- 注意: "GEMINI_API_KEY"の名前はコード内で使用し、正確に記入することが重要。
GASスクリプトがGemini APIにアクセスするために必要なAPIキーを、安全な形で取得し、設定します。
ステップ1:Google AI StudioへのアクセスとAPIキーの取得
Gemini APIキーを取得するためには、Google AI Studioにアクセスする必要があります。
Google AI Studioのウェブサイトにアクセスします。
URL: https://aistudio.google.com/
Googleアカウント(Gmailなどで使ってるアカウント)でログインしてください。
APIキーを作成します。
Google AI Studioにログインすると、左側のメニューに「API キーを取得」または「API keys」という項目があるので、それをクリックします。
もしすでにAPIキーが表示されていたら、それを使ってもいいですが、新しいプロジェクトのために「API キーを作成(新しいプロジェクトで)」のようなボタンがあれば、それをクリックして新しく作成するのがよろしいかと思います。(プロジェクトを分けて管理すると、後々分かりやすいです)


APIキーが生成されると、英数字の長い文字列が表示されます。このAPIキーは非常に重要です。第三者に知られないように厳重に管理してください。
APIキーをコピーします。
表示されたAPIキーの横にある「コピー」ボタン(四角が二つ重なったようなアイコン)をクリックして、APIキーをクリップボードにコピーしておきます。


今回はプロジェクトを分けていません。
ステップ2:GASプロジェクトでのAPIキーの設定
コピーしたGemini APIキーを、あなたのGASプロジェクトに安全に保存します。
あなたのGASプロジェクトを開きます。
Googleドライブから「新規」→「その他」→「Google Apps Script」で作成したプロジェクト。
もしくは、script.google.com にアクセスして、リストからあなたのプロジェクトを選んで開きます。


スクリプトプロパティを開きます。
GASエディタの左側メニューに、歯車のアイコン(「プロジェクトの設定」)がありますので、これをクリックします。

APIキーを追加します。
「スクリプトプロパティ」という項目を探します。
「スクリプトプロパティを追加」ボタンをクリックします。

新しく表示された行の左側の入力欄(キー)に GEMINI_API_KEY と入力します。
注意: この GEMINI_API_KEY という名前は、GASスクリプトのコードでAPIキーを呼び出す際に使う名前なので、間違いのないように正確に入力してください。
右側の入力欄(値)に、先ほどGoogle AI StudioでコピーしたAPIキーの文字列を貼り付けます。

保存します。
入力が終わったら、右下の「スクリプトプロパティを保存」ボタンをクリックします。
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