月曜日, 5月 5, 2025
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【ポケポケ】「双天の守護者」環境オススメデッキ紹介! 混沌とした環境で咲き誇る草連合「マスカーニャ&ナッシーex」 – GAME Watch


 4月30日にリリースされた「Pokémon Trading Card Game Pocket(以下:ポケポケ)」の最新パック「双天の守護者」では、アローラ地方のポケモン・トレーナーを中心に数多くのパワーカードが登場した。

 対戦環境も大きく一新され、新たなアーキタイプとしてはパックの表紙も飾っている「ソルガレオex」デッキがその強さを遺憾なく発揮し、ポケモンexからのダメージを受けない「オドリドリ」の存在で一部のデッキが抑制され、さらには「ふしぎなアメ」の登場で過去に登場した多くの2進化ポケモンが息を吹き返している。今まで以上に多くのデッキタイプが活躍している状態であり、「ポケポケ」史上最もカオスで面白い環境が訪れているといっても過言ではないだろう。

 今回はそんな現在の対戦環境を整理しつつ、メタゲーム的にかなりいい位置に存在している「マスカーニャ」を中心に「ナッシーex」を添えたデッキを紹介していこう。

【【公式】『ポケポケ』拡張パック「双天の守護者」】

「マスカーニャ&ナッシーex」のサンプルデッキレシピ

 初めに今回紹介する「マスカーニャ&ナッシーex」のサンプルデッキレシピを載せておく。

【マスカーニャ&ナッシーex】

 このデッキは文字通り「マスカーニャ」と「ナッシーex」を採用した草タイプのデッキとなり、デッキタイプで言えばアグロ(速攻)寄りのデッキとなる。

 「マスカーニャ」は、草エネルギー2つで使えるワザ「とうしのツメ」により、相手のポケモンexへ130ダメージを与えられる必殺火力を持ちながら、HP140と2進化ポケモンらしい耐久力を持つかなり高スペックなポケモンだ。

 非ポケモンexでありながら早い段階で相手のポケモンex達と順当に殴り合えるのが大きな魅力であり、現在アニメでも活躍している事から多くのプレーヤーに愛されているポケモンだろう。

 相棒となる「ナッシーex」は過去に何度も活躍していた時期があるためご存じのプレーヤーも多いとは思うが、1進化でHP160の高耐久でありつつ草エネルギー1つで動き出せる速攻性能の高さが強味となっている。ワザ「トロピカルスイング」は運が絡むとは言え最大80ダメージを狙えるため、多くのたねポケモンを一撃で粉砕できる。仮にコイントスで失敗したとしても、序盤から40ダメージをポンポン出せるだけで強力なため、アグロデッキ界の代表的なカードと言えるだろう。

 この2匹は同じ速攻を得意としながらも対面想定が大きく異なるポケモンとなっており、「マスカーニャ」は高耐久のポケモンex等に対して差し込む存在、「ナッシーex」は序盤に出てくるたねポケモンや非進化exと殴り合う存在なので役割がしっかり分かれて相性が非常にいい。

 ワザを使うために必要なエネルギーもお互い少ないため詰み盤面になり難く、準備に時間がかかるデッキに対して滅法強く出られるのが利点と言える。

 この2匹は過去弾から存在していたカードで、今までもこのアーキタイプのデッキは少なからず存在してはいた。

 しかし今までは「マスカーニャ」が2進化ポケモンであるため進化ラインが安定しない上で、「ナッシーex」も1進化ポケモンだったためになおさらデッキの安定感がなかった。加えて「レッド」の登場や「ダークライex」が流行していたため高耐久を強味の1つとしていたこの2匹はその優位性を発揮できなくなっていたのだ。

 また大流行していた「ポケモンのどうぐ」にも滅法弱かった。「マスカーニャ」が繰り出せるポケモンexへの130ダメージも「大きなマント」で耐えられたり、繰り返し攻撃する事が基本となる「ナッシーex」に「ゴツゴツメット」を装備した「クリムガン」等を出されて泡吹いた事が何度もあった。

 それが今弾「双天の守護者」で新たに登場したカード達によって革命的な変化を遂げた。

 「ふしぎなアメ」によって「マスカーニャ」への進化が高速かつ安定するようになり、心許なくなっていた耐久面に関しては草タイプ専用のどうぐ「リーフマント」によって補われた。苦手な相手のどうぐに関しては「グズマ」で対策が可能になったので問題点がほとんど解決されたのである。

 今弾の優秀なサポートカードで息を吹き返したデッキタイプは数多く存在するが、このデッキも例外なくその恩恵を強く受けている。

サンプルレシピでは採用していないが、「ポケモンのどうぐ」が大流行した際は迷わずに投入が検討できるカードだ

「マスカーニャ&ナッシーex」の基本戦法

 このデッキの戦い方は至ってシンプルだ。先攻・後攻の両パターンで最速の「マスカーニャ」か「ナッシーex」の着地を目指し、素早く殴りだして試合のペースを握るのが基本となる。

 先攻を取った場合は可能な限り「タマタマ」からスタートし、先攻2ターン目には「ナッシーex」で速攻を仕掛けるのがベストだ。

 最近では進化ラインを安定させるために、たねポケモンを1種類しか投入しない「○○単デッキ」が一部流行していることもあり、先攻2ターン目に進化前のたねポケモンを落とせるとそれだけで勝利できる可能性がある分、このムーヴは昔よりも強力なアクションと言えるだろう。

相手の準備が整う前に足元を崩せるのが「ナッシーex」の強味! 現環境でもその強さは有効だ

 後攻になった際は「ニャオハ」からスタートしてワザ「ともだちをよぶ」を使用し、手札に必要パーツを集めるのも選択肢だ。

 後攻の利点として相手が「ダークライex」や「アルセウスex」等の非進化exでスタートしている場合、2ターン目に「ふしぎなアメ」を使って「マスカーニャ」の速攻を仕掛けられればそのまま1匹落とすことも目指せる。

 ハンドが安定していれば「レッド」を絡めて多くのポケモンexを一撃範囲に持ち込めたり、一撃で落とせなくても先にダメージを与えておけば「リーフマント」で1撃耐えて殴り返せる。万が一マスカーニャが落とされてもサイドは1枚しか取られない上で、1エネルギーで動き出せる「ナッシーex」を準備できている可能性も高く、アフターフォローも万全にできるのだ。

 また、上手く進化ラインを繋げられない場合や、先攻・後攻でスタートしたいポケモンが逆になってしまった場合でもリカバリーが十分可能な点も魅力だろう。

 どちらのエースポケモンもワザに必要なエネルギーが少なく、「エリカ」や「リーフマント」による草タイプならではの耐久値の底上げが可能なので、速攻デッキながら手札事故や相手の理不尽ムーヴにある程度は耐性があるのもこのデッキの良さだ。

 序盤の盤面荒らしとダメージ蓄積に「ナッシーex」、強大なポケモンexのカウンターとフィニッシュに「マスカーニャ」といった具合に使い分けて立ち回ることが重要だ。

「リーフマント」を装備したマスカーニャはHP170までアップするため一撃で落とすのは至難の技。2進化草タイプとステータスが優秀なので、回復サポートが多いのも素晴らしい

「マスカーニャ&ナッシーex」の環境上位デッキへの戦い方

 次に現在対戦環境で大流行しているデッキやカードに対して、このデッキがどのように戦うのか、どのような強味があるのかを紹介しよう。

 まずこのデッキが対面有利と言える環境デッキが「ギラティナex&ダークライex」と「ラムパルド&ルガルガン」のデッキだ。

「ギラティナex&ダークライex」

 「ギラティナex&ダークライex」は、前弾環境から環境の第一線で活躍し続けているデッキタイプで、「ダークライex」によるチクチクダメージと「ギラティナex」による継続的なエネルギーブーストが噛み合った非常に強力なアーキタイプだ。

【ギラティナex&ダークライex】

 しかし本格的に動き出すのに多少時間を必要とするのが数少ない弱点となっていて、速攻を得意とするこのデッキはその穴を突ける。

 加えて、デッキの主軸となる「ダークライex」が草タイプを弱点としているため「マスカーニャ」のワザで1撃で落とせる点も大きい。既存の耐久力に加え「リーフマント」も登場した今弾環境であれば「ギラティナex」の攻撃もある程度耐えられるようになったことも追い風と言えるだろう。

前環境でも「ダークライex」を一撃で落とせる点が評価されていた「マスカーニャ」だが進化と耐久力が安定した事でよりその強さを実感しやすくなっている

 しかし「ギラティナex&ダークライex」デッキに、新弾で登場したポケモンexの攻撃を無力化する「オドリドリ」を投入して耐久するタイプが流行り始めたため、有利とは言え油断はできない存在だ。

 「マスカーニャ&ナッシーex」デッキの場合は、非ポケモンexの「マスカーニャ」もアタッカーとしているため「オドリドリ」1枚に詰むことはないが、ナッシーexの攻撃を止められてしまい、時間稼ぎをされる可能性がある。

「オドリドリ」を壁として投入するデッキも数を増やしている。この1枚で詰まないための構築力が現環境には求められている

「ラムパルド&ルガルガン」

 「ラムパルド&ルガルガン」デッキは、非ポケモンexのみで構成された闘タイプデッキで、「ふしぎなアメ」により最速着地が可能となった「ラムパルド」による高火力速攻と「ルガルガン」の安定した進化&火力によって、現在対戦環境で大暴れしているアーキタイプの1つだ。

 ポケモンexを使っていないので、きぜつしてもサイドを1枚しか取られない上に、デッキタイプによっては「ルカリオ」を投入してダメージアップ、「マーシャドー」を投入して殴り返しを強化するなど拡張性が高く、対策を取りづらい点もこのデッキの魅力となっている。

【ラムパルド&ルガルガン】

 しかし「マスカーニャ&ナッシーex」デッキであれば、相手の理想展開に「ナッシーex」で釘を刺すことが可能なのだ。

 「ラムパルド&ルガルガン」は安定した進化を行なうために、たねポケモンを絞って「イワンコ」でスタートするのが基本的には理想の展開となるのだが、「ナッシーex」は弱点を突けるので、先攻・後攻どちらでもコイントス関係なく安定してこの「イワンコ」を落とすことが可能だ。

 先攻の場合は、「イワンコ」がワザでサーチを行なった次のターンに攻撃を仕掛けて落とすことができ、後攻であってもワザを使ってサーチする場合は落とすのが間に合う。「ルガルガン」を素引きしていたとしても、返しのターンでコイントスの表を出せば、弱点込みで落とせるので、序盤の立ち回りを強く抑制できるだろう。

 最速で「ラムパルド」の着地まで許してしまうと拮抗した勝負になることも多いが、ワザ「もろはのずつき」は130ダメージなので、「マスカーニャ」と「ナッシーex」を1撃できぜつさせられないために、1回は殴り返しが可能だ。

 また、「ラムパルド」も「イワンコ」と同じく草タイプが弱点。「ナッシーex」が一度でもコインの表を出せば、自身のワザの反動で自滅してしまう体力までもっていけるため、総合的に見て有利に立ち回りやすい相手となっている。

 とは言え上記で紹介した通り拡張性の高いデッキタイプではあるため、今後の変化によっては相性有利不利が逆転する可能性がある事は心にとどめておこう。

「イワンコ」ならノーリスクで、「ルガルガン」ならコインの表を出せれば一撃で倒せる。「ナッシーex」の速攻が良く刺さる対面となる

「ソルガレオex」

 次に現在環境でブイブイ言わせている「ソルガレオex」対面についても紹介しよう。

 「ソルガレオex」は2進化ポケモン特有のHP180という高耐久かつ、鋼エネルギー2つで120ダメージとコスパの極みのようなダメージ効率&動き出しの速さに加え、特性「ライジングロード」によりベンチから突然入れ替わりが可能という破格のスペックであり、腐る能力が何一つないカードだ。

 今回登場した2進化サポートである「ふしぎなアメ」と「リーリエ」の両方のパワーを遺憾なく発揮でき、圧倒的なカードパワーで環境トップまで上り詰めた存在と言える。

 現在では足回りが早く相性のいい「エアームド」と組み合わせた構築が流行しており、ポケモンのどうぐを中心としたサポートを駆使して数多のデッキを蹂躙している。

 このデッキタイプに関しては順当な運の勝負になることが多いため、有利でも不利でもないというのが筆者の個人的見解だ。

 相手に対して有効な点は、先発でほぼ確実に出てくる「エアームド」が「大きなマント」を装備していなければ、「ナッシーex」のワザでコインの表を出すと一撃で落として試合のペースを一気に握れるようになるところだ。速攻デッキの利点が機能するうえ、「ソルガレオex」のワザ「ソルブレイク」が120ダメージなので、こちら側が一撃で落とされないので殴るチャンスは多めだ。

 「エアームド」や「ゴツゴツメット」などの細かいダメージは「リーフマント」や「エリカ」で帳消しにしつつ、相手の利点である交代合戦の強さと「リーリエ」の回復を征していかに「ソルガレオex」を1体落とせるかが勝負の分かれ目となるだろう。

お互いのトップ引き・押し付け力・運の噛み合いで試合が二転三転するため順当に”楽しい試合”ができるのがこのマッチ!

「マスカーニャ&ナッシーex」の苦手デッキ

 最後に苦手な対面をちゃんと紹介しておこう。当たり前だが万能のデッキではないので弱点は存在している。

 それが今回から登場した「ガオガエンex」や「ふしぎなアメ」で復権した「リザードンex」などの炎タイプのデッキだ。「マスカーニャ」も「ナッシーex」もその進化ラインのポケモン全てが炎タイプを弱点としているため持ち味である耐久力の高さを活かしづらい対面となる。

 特に「ガオガエンex」は最悪の相手だ。「ふしぎなアメ」で先攻2ターン目に最速着地されると「リーフマント」を装備してない場合の全てのポケモンが「やけど」込みで一撃で落とされてしまうのでゲームが一瞬で終わることも多い。

 また進化してこなくてもたねポケモンの「ニャビー」や「ヒトカゲ」の中には30ダメージを狙えるカードも存在するため、自分が手札事故を起こしていると相手のたねポケモンに押し切られるパターンもある程だ。

【30ダメージ与える炎タイプ】

このタイプのたねポケモンがいる限り、HP50以下の草タイプはデッキに極力投入しない方がいいだろう

 対策としてHP50のポケモンを投入しないのは必須で、このデッキでは攻撃に2エネ必要で運用しづらい面を考慮した上でHP60の「タマタマ」を採用している。

 現状「ガオガエンex」と「リザードンex」のデッキは一定数存在しており、こちらの強味である先攻「ナッシーex」を投げつける前に「タマタマ」が弱点込みで一撃で倒される事態をなるべく避けたいための苦肉の策での投入だ。

 また「リーフマント」や「エリカ」を無駄に使用しないのも大事なポイントだろう。特に「リザードンex」対面の場合は「マスカーニャ」に「リーフマント」を装備しても一撃で落とされるため、序盤を絶えるために使用するか「ナッシーex」に装備するのがベターとなる。

 とは言え「マスカーニャ」のexへの特攻ダメージがないと完成したポケモンex達には太刀打ちできない対面なので、他で少しダメージを与えた上でマスカーニャの着地を狙うといった高度なプレイが求められるのだ。

 他にも進化する前に「ナッシーex」で攻め切って速攻で勝負を決めたりなどの押し付けムーヴは可能なので、不利対面でも絶対に勝てない相手ではない。諦めずに挑もう。

相性不利でも抗う術が現状の「ポケポケ」には大量に用意されている! デッキ構築の自由度がかなり高くなってきた印象だ

 今回紹介した「マスカーニャ&ナッシーex」デッキは対戦環境に合わせてサポートカードを変えたり、相方にするポケモンを変えることで長く遊べるのも利点だろう。

 より受け性能を高めて「エリカ」と「リーリエ」をガン積みしたり、相方を変えて「マスカーニャ&スピアーex」で「ふしぎなアメ」をより活かしやすい構築にするなど拡張性は非常に高い。

 他にも今弾のサポートカードによって復活したデッキは数多く存在するので、ぜひ色々なデッキでランクマッチを楽しんでみてほしい。



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