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概要
このニュース感想文は、KinKi Kidsのサブスクリプション解禁を記念し、著名人やスタッフが選ぶプレイリスト企画についての考察を述べています。筆者は、この動きを音楽業界における新たな潮流として捉え、特にプレイリスト文化の重要性について深く考えています。
要約(箇条書き)
- KinKi Kidsがサブスク解禁し、プレイリスト企画がスタート。
- サブスクリプションはアーティストにとってリスクもあるが、ファンのためのサービス。
- KinKi Kidsはアイドルからミュージシャンに成功した実例で評価されるべき。
- プレイリスト文化は音楽を吟味する手法として期待されていたが、フェスの流行に押された過去がある。
- 今回のプレイリスト企画は、音楽業界の新たな展開を示すものであり、国産ミュージシャンが苦境に立たされている現状に対する一手。
- 音楽の楽しみ方として、プレイリストが再注目されている。
- 音楽業界の未来は、プレイリストや音源に移行する可能性が高いと予測。
こんばんは!
ついにプレイリストの時代が来るのか!?小栗義樹です!
さぁ、本日はニュース感想文を書かせて頂きます。最近読んだニュースを題材に、好きなことを好きなように書いていく試みです。
本日の題材はコチラです。
KinKi Kidsサブスク解禁記念、著名人やスタッフが選ぶプレイリスト企画スタートです。
本題前に1つお知らせさせて頂きます。本日のニュースまとめ記事はお休みとさせて頂きます。僕の中で、取り上げたいニュースがありませんでした。また、興味あるニュースが出てきたら、今週どこかのタイミングで記事にしたいなと思っています。
ということで、本題に入らせて頂きます。
キンキキッズがサブスク解禁をした記念に、色々なミュージシャンやタレントさんなどが「オリジナルのプレイリストを作る企画」がスタートしましたよという記事です。
まず、キンキキッズのサブスク解禁。これは本当に嬉しいです。サブスク解禁は、アーティストによってはリスクのある行動です。収益が見込めなくなる可能性を十分に孕んでいますから。ただ、キンキキッズくらい代表曲が多いミュージシャンならば、そういった心配もないと思います。逆に言えば、キンキキッズくらいのアーティストであれば、わざわざサブスク解禁なんかしなくてもいいはずです。
これは、ファンのためのサービス以外の何物でもないと思います。本当に素敵なアーティストだなと感じました。
キンキキッズは、元ジャニーズの最高傑作だと僕は思っています。あの事務所には、色々な伝説的アイドルがいますけど、キンキがぶっちぎりで凄いです。アイドルの適齢期を超えて、ミュージシャンやアーティストとしても成功したわけですから。スマップにも嵐にもできなかった偉業を、彼らだけは成し遂げることが出来たのです。実は、KAT-TUNにもチャンスがあったと思います。あとは、キンキよりも先輩ですがTOKIOですかね。その後に出てきた色の強いアイドルは、本来ならば、TOKIOやキンキ路線を辿れるはずでした。でも、どれだけお膳立てされていようと、そこには努力や運、環境などが絡んでくるわけで、すべてを乗り越えたキンキキッズは、やっぱり天才なのだと思います。
バランスなんだと思うのです。
やりたいことを貫くだけでもダメですし、乗っかり続けるだけでもダメなのでしょう。キンキくらい活動が幅広いと、やっぱり長生きするのだなと思います。
この偉業については、もう少し色々な場所でもっと評価されても良いと思います。アイドルでも、ミュージシャン・アーティストとして評価を受け、路線を自然と変更することが出来るという一例として、もっともっと研究されても良いユニットなはずです。
今後当メディアでも、時々触れていきたいなと思っています。
もう1つ、凄く強く思ったことがあります。
プレイリストについてです。
この企画、凄い良いですよね。プレイリストって、当時もっと流行ると思っていたんですよ。今になって、その波がきている感じがするなと、この記事を読んで思いました。
僕が大学生の頃の話です。当時(10年代)は、フェスが民主化した時代だと言われていました。ミュージシャンを一堂に集めて多くの人を集客するスタイルです。大型のフェスというのは、90年代~00年代にかけてすでにいくつかのスタイルが確立していました。
しかし、10年代になるとフェスは多様化していきます。ミュージシャンが主催するフェスが増えるようになったのです。また、それに便乗した地域フェスみたいなものも増えました。フェスは、音楽業界の新たな集客装置であり、新たなビジネスモデルだったのです。
これは、一般の方の認識もそうなのだと思います。
しかし、この時代にはもう1つ音楽業界的に主流になるかもしれないと言われたスタイル・ビジネスモデルが存在しました。それがプレイリストです。
この時代は、メディアとプラットフォームが隆盛を誇っていました。スポティファイは、10年代の音大生にとっては革新的なサービスだったのです。メディアとプラットフォームが拡大していく中で、自分の気分や趣向をカスタマイズできる音楽プレイリストは、まさに新たな音楽の聴き方として、一部の音楽好き・音楽マニアの間で期待された手法なのでした。
簡単に言えば、僕のような音楽にどっぷりだった人間からすると、フェスにいく人は音楽に触れている程度の人で、プレイリストを扱う人は音楽マニア・音楽好きであるという風潮がその時代にはあったのです。陽キャと陰キャで分けてもいいのかもしれませんね。
当時の僕は、それなりにプレイリストに期待していました。
音楽は楽しむだけでなく吟味するものでもあるべきだと思っていたし、音楽が評論されなくなれば、確実に衰退していくことを知っていたからです。
まぁ、残念ながら時代はフェスに流れてしまい、音楽を吟味して評論するという流れはほとんど消えてしまいました。フェスとレビューという、言ってしまえば雑味だけが残るようになってしまったのです。
いや、雑味は悪くないんですよ?(笑)
それも音楽には必要なんです。でも、それだけだと進化はありません。晒されることを意識しなくなった音楽は、ライトなものだけが残り、複雑で発想豊かなものは消えてしまいます。
あの時、プレイリストという文化を発展させられなかったから、国産のミュージシャンは立場失い、きちんと評論に晒された韓国のアーティストが台頭するようになったのではないか。乱暴かもしれませんが、そういう節はあると思うのです。
だからこそ、今回のプレイリスト企画は良いことだと思います。もう、フェスも限界がきている感じがしますよね。まとまったお金を払える人が減ってきたじゃないですか。次に音楽を楽しむとすれば、音源が主流になるはずです。
フェスで頑張っているミュージシャンは海外に出ていくしか生き残ることがないと思いますが、独自性を欠いた音楽は、アニメにのせて届けるくらいしか方法はないでしょう。
今のうちに音源とプレイリストを使いこなせるようにならないと、少し先の未来でミュージシャンは苦しむ事になると思います。キンキは、もともと吟味しやすい曲が多いというのがありますが、幅広い活動の中で、フェスにもプレイリストにも触れることの出来るような安パイをきちんと押さえているのかなと感じました。
今後、こうしたプレイリスト企画は増えていくのでしょうね。音楽業界の今後の展開が今からとても楽しみです。
ということで、本日はこの辺で失礼いたします。ここまで読んで下さりありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう!
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