塾長です。
昨日(米国5/14)も米株は続伸したが、上昇幅は狭い。ようやく米中貿易交渉進展の影響が弱まってきた?トランプが中東訪問中でニュースが少ないからも知れません。
10年債利回りは上昇。
S&P500、5,892(+0.10%)
Nasdaq、19,146(+0.72%)
【米国市況】S&P500種は小幅高、買い疲れの兆し-ドル146円台後半 – Bloomberg
債券・為替・コモ:
原油、62.20
10年債、4.5280
ドル円、146.5290
Bitcoin、103,482
経済指標:
なし。
金融政策:
■ジェファーソン、グールズビー;
ジェファーソンFRB副議長、関税が成長鈍化とインフレ加速招き得る – Bloomberg
FRBは安定した舵取りを、株価や政策の変動下でも-シカゴ連銀総裁 – Bloomberg
財政政策:
■本当にチップに税金をかけないようです;
トランプ氏が目指す大型減税、実現へ一歩前進-下院歳入委が法案承認 – Bloomberg
法案では、トランプ氏が2017年に導入した個人向けの減税を恒久的に延長する内容が盛り込まれている。共和党内で検討されていた超富裕層への増税は見送られ、最高税率は37%に据え置かれた。
さらに、チップや残業代への課税撤廃、高齢者や自動車購入者向けの新たな控除枠創設など、大統領選でトランプ氏が掲げていた公約の多くが盛り込まれている。
地政学:
■トランプとその仲間たち;
トランプ米大統領、カタール訪問の成果は35兆6600億円余り – Bloomberg
BA+0.64%
RTX+0.05%
個別株:
■Ciscoなどが決算;
シスコ、堅調な売上高見通し示す-AI関連需要が追い風に – Bloomberg
5-7月期売上高は145億-147億ドルへ、市場予想平均145億ドル
2-4月期は11%増収、製品受注は20%増加
時間外+2.56%
■〆のインタビューは・・・面白くはないですが(失礼)、DeepWater テック系アナリスト ジーン・マンスター;
ー巨大テック企業株が下げたときに信じていたあなたは、今はハッピーでしょう。巨大テックを買うべきでしょうか?他も下げています。
・その答えは・・・、あなたは単にMag7を買うべきではない。Mag7のくぼみ(pockets)を買うべきだ。Googleで起きているこは息をのむ。10個の青いリンク(←ChatGPTなどのAI検索が検索結果を人間の言葉で返してくるのに対して、Googleは記事へのリンクしか返さないと揶揄した言い回し)からのシフトが起きている。単にGoogle株を所有しているだけでは、夜眠れないだろう。あなたの質問に対してより包括的に回答しようとするならば・・・、我々は20個の企業を見ており、それぞれの決算に成績を付けている。(nVidia以外の)6社の決算が出た。6社のうち5社に対してA+評価をつけた。しかしそれが投資の機会かというと、そうではない。例えば、nVidia(の株価)が戻したのは良いことだが、私の考えが正しければ、1年後、5年後、10年後を考えると未だこの会社は安い。戦略的に株を買う必要があるのだ。あなたが株をまとめて買いたいのであれば、私は小さめの、$500B以下のテック企業をまとめて買うでしょう。その方が株のパフォーマンスとしては良いでしょう。
ーそうですね。$500B以下であれば、多くの会社があります。私が最近調べたろころではAtlassianは2021年につけた最高値の半分、Zoomは最高値の1/5。DevOps関連ではMongoDB、PagerDuty、SnoFlakeがある。それらの株価チャートを見ると、人々が信じているようには見えません。それらがAI(ブーム)から恩恵を受けるケースはあるのでしょうか?
・素晴らしいケースがある。全ての投資家が考えなければいけない「AIがどれほど世の中を変えるのか?」という根源的な問いだ。あなたが上げた名前は有意な恩恵を受けるだろう。しかし、現実的に考えて、それまでにどれくらい時間がかかるだろうか?その答えを得るための一つの方法として、オンラインのChatGPTがどれくらい毎日利用されているかを見てみると、多分Googleの利用者数の20%くらいあるだろう。それが意味するのは、いまだ相対的に少ないという事だ。巨大テック企業以外の小さい企業の株を見るとき、利用者数からAIの利用がまだ初期段階であると考えるならば、これらの会社の成長は高く、長く続くと予想できる。DeepWaterではAIは初期段階であると考えている。我々はこの船がどれくらい大きくなるがを基にして我々の投資哲学を作っている。
補足しつつ要約すると、
・Mag7のうちnVidia以外の6社の決算が出た。Googleではユーザが(ChatGPT、Perplexityなどの)AI検索に移っており心配だ。それ以外はA+評価である。nVidiaは数年、10年先にAIが広く使われ、その時もnVidia半導体が市場を独占(寡占?)していると考えると、今の株価は安いと言える。
・株のパフォーマンスを追うのであれば、Mag7ではなく、AIから恩恵を受ける市場価値$500B以下のテック企業(←超巨大株ではない大型テック株)を買うべきだ。Atlassian、PagerDuty、MongoDB、SnowflakeといったAI(にも使われる)開発関連のテック企業がある。
それらの株価は一時期より低迷しているが、今はまだAIの活用の初期段階であり、将来AIが広く使われるようになると信じるのであれば、今後高い成長率が長く続くという事である。
と言っています。
AIのど真ん中であるOpenAI、Perprexity(←非公開なので買えませんが・・・、OpenAIに出資しているMicrosoftやSoftBank株は買える)や、AIを使ったアプリケーションを作っている企業ではなくAI周りの開発環境を勧めている(?)のがポイントでしょうか。
少し斜めから読み取ると「AI検索やAIアプリの勝者が誰になるか分からない、なので当面は(誰がそれらの分野で勝つにしろ使われるであろう)AI開発環境に投資しろ」と言いたいのかも知れません。
個人的には目利きができないので、QQQで十分です。
ーー
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