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【インタビュー】【EVOJ2025】「スト6」部門、MenaRD選手インタビュー。「りゅうきちとの一戦は緊張したし、最も苦戦した」 – GAME Watch


 既報の通り、東京ビックサイトで5月11日に行なわれた「EVO Japan 2025」の「ストリートファイター6(以下スト6)」部門の決勝戦において、MenaRD選手が見事に優勝を果たし、「EVO Japan 2024」に続く「EVO Japan」2連覇という偉業を果たした。

 「スト6」部門の最終日、Winnersサイドに勝ち上がったのは、ZETA DIVISION所属のももち選手、FAV gaming所属のりゅうきち選手、Weibo Gaming/Red Bull所属のMenaRD選手、REJECT所属のあきら選手の4名、Losersに勝ち残ったのはSaishunkan SOL 熊本/Answer.M.Gaming所属のこばやん選手、ZETA DIVISION所属のひぐち選手、Team Falcons所属のNL選手、DRX所属のLeShar選手の4名で合わせて8名。

 誰が勝ち残ってもおかしくないこのメンバーを相手に、最後まで無敗で激闘を制したMenaRD選手だが、「EVO Japan」の大会に賭ける思いや心境はどのような物だったのだろうか? 本稿では、大会終了後にメディア向けに行なわれた囲み取材でのMenaRD選手へのインタビューのやり取りについて紹介したい。

 なお、決勝大会を含む会場レポートについては後日、別記事でお届けする。

【Day 3 Main Stage | EVO Japan 2025 presented by Levtech】

EVO Japan 2025、スト6部門の優勝はMenaRD選手!

Grand Finalでのりゅうきち選手との試合中の様子。りゅうきち選手はWinners FinalでMenaRD選手に敗れたが、Losers Finalでの勝利を経てGrand Fianlに進出、再度MenaRD選手に挑戦したが、惜しくも敗れて2位となった

表彰式でスピーチするMenaRD選手

りゅうきち選手との対戦が一番苦労した

 はじめに、記者から「EVO Japan」2連覇を達成した率直な気持ちを聞かれたMenaRD選手は「2連覇をしたのは本当に本当に嬉しいです。今年のこの大会(EVO Japan 2025)は、僕にとってすごく重要な大会で、特に今年は「EWC(Esports World Cup)」と「CAPCOM CUP 12」への出場権が得られるチャンスでした。そのチャンスをモノにできましたので、ここからはしっかりと自分のプレイに集中したいと思っています……ですが、今はちょっとこの優勝の余韻に浸っている部分があるので、それをしっかりと噛みしめたいなと思います」と2連覇の率直な感想を語ってくれた。

 本大会において最も苦労した対戦について聞かれたMenaRD選手は「りゅうきち選手との初戦の試合が1番難しかった。これに勝てないとEWCへの出場権が取れない可能性もあったので、そこがとにかくプレッシャーだった」とコメントした。

 去年の優勝時のインタビューでも、今回と同じくりゅうきち選手との試合が一番苦戦したとコメントしていたMenaRD選手に対して、去年から今年にかけてのりゅうきち選手の変化について聞かれると、MenaRD選手は「りゅうきち選手はメンタルがかなり違っていたように感じました。去年も苦戦したんですけど、その時はちょっと緊張しているようにも感じられましたが、今年はすごく自信を持っているようなプレイを見せており、そこに変化を感じました」とし、りゅうきち選手のメンタル面での成長を評価した。

 去年から今年にかけて、試合でもザンギエフを使用する機会が増えているMenaRD選手は、「EVO Japan 2025」の決勝トーナメントにおいても、りゅうきち選手との試合でザンギエフをピックしている。そこでザンギエフというキャラクターについてのコメントを求められると「ザンギエフは一時期すごく使っていましたが、複数のキャラクターを使う際のサブキャラクターとして使うのはすごく難しいキャラクターだと感じましたので、今回はブランカをメインで使うようにしました」とした。

 加えて本大会でザンギエフを使用してLosers Finalまで勝ち上がってきた、こばやん選手についての評価を聞かれると「彼はザンギエフを使うという点では1番強いプレイヤーだと思います。他にもザンギエフをメインで使用するプロのプレイヤーがいますが、僕のザンギエフは彼らと比べると一歩及ばないと思っているので、もっと色々と勉強してうまくなっていきたいと思っています」とし、ザンギエフというキャラクターを使うことの難しさについて改めて強調した。

 最後に「EVO Japan 2025」会場に用意されていた、Year2の追加キャラクター、エレナの試遊台について、プレイしたかを聞かれると「今回はトーナメントの都合で残念ながらプレイできなかったんですけど、確実にプレイする予定なので楽しみにしています」として、インタビューを締めくくった。

表彰式終了後は、フォトセッションと囲み取材が行なわれた

さらなる高みを目指して、日本開催の「CAPCOM CUP」に期待!

 以上、「スト6」部門において見事優勝を果たしたMenaRD選手のインタビューの様子を簡単に紹介した。

 インタビュー内でも触れたが、「EVO Japan 2025」は、2026年3月11日〜15日に開催予定の世界大会「CAPCOM CUP 12」への出場権が与えられる、カプコンの公式世界規模大会「CAPCOM Pro Tour 2025」プレミア大会の1つだ。MenaRD選手は「CAPCOM CUP 12」の出場権が与えられたことに加えて、サウジアラビアで開催される「Esports World Cup」の出場権が上位2名に与えられることが告知されており、MenaRD選手と2位のりゅうきち選手が出場権を獲得する運びとなった。

 2024年は「EVO Japan 2024」に優勝してからも多くの大会に出場し、優秀な成績を納めてきたMenaRD選手だが、EWCとCAPCOM CUPの2つにおいては、いずれも早い段階で敗退しており、これらの大会では成果を出せていない。今年のEWCとCAPCOM CUP 12では、いよいよMenaRD選手に勝利の女神が微笑むのだろうか? この先のMenaRD選手のさらなる活躍に期待したい。





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