■5月1日 コメコメ政治
#NHK_News カリフォルニア米も日本では値段が倍になるんだ。カナダでは$18~20くらい。日本米も北米のほうが安い。お米の価格が政治的すぎる。
娘は去年日本で暮らし、米の高さと欠品に驚いていた。それでいてお米農家も経営苦しいと聞くわけで、NHKが報道しない農政のなにかが失敗しているとしか考えられない。
■5月1日 春のストリートスナップ
忙しく用を足しながら、カメラ2台を持ち歩きOLYMPUS PL5+7.5mmとEM10m2+42.5mmレンズを楽しんでいる。図書館を立ち去る女性はスウェットパンツで、コミュニティセンターで運動してたのかな。カワイイ。
モールも歩きながらスナップ。春夏の女の子たちはほんとすてきだ。
春だなー。春なので、いつもヒラヒラと手を振ってくれる顔見知りの図書館司書さんに撮っていいですか? とカメラを見せるとうなづき、素敵に微笑んでくれた。やさしいなあ。ありがとう。ツイートはできないですけども🙂
■5月2日 わが家の草原
去年蒔いた草花のミックスシードが根づき、庭がノギクの原になっている。30cmほども丈があり壮観だ。ご近所の家がグリーンゲーブルズに見える🙂 (LUMIX GX9+14mm)
■5月3日 陶芸のスランプを抜けかける
【陶芸初級Bクラス】3限目。俺も奥様もどうも前回のほうがうまく行ったなと苦戦してるのだが、前回は上手な友人が一緒だったのだと思い出した。彼女が教えてくれる通りにやったから困らなかったのだ。いまの講師も質問すれば親切に教えてくれるが、何ができないかを自覚できないと尋ねられない。
しかし今日は『丼の壁を薄くしてるとセンターがブレるんですけど、一体どうしたら?』を講師に尋ねコツを教わり、一つ壁を抜けた気がする。両手指で挟んで壁を薄くしていけば俺は大抵偏心させるのだが、そこから手のひらで包み押すと回転により自然とセンターが出るのである。なるほど!
センターはあとで(ある程度)修正できると知ると、思い切って壁を薄くできる。前回3年前は壁を薄くできず激重い丼ばかり作っていたのだが、今日はこれまでで一番薄い壁の丼を2個作れた。ここから余分を削り整形し着色し割れなければ完成とまだ前途は遠いのだが、視界がひらけた感。
「もっと講師に質問しなさいよ」と奥様に叱咤されたのだが、やっぱり自分の娘と大差なく若い女性講師にねえねえキミィここ教えてくれるドゥフフと質問しまくるって、大人としてなんというか…気恥ずかしいw 男はクラスで俺だけだし。
前にいた同世代の講師は俺のまごつきに勝手に気づき、「トモ! そこ違うわよ!」と叱ってくれよかったんだよね。あれくらいお節介な方が、素人がものを習うには助かるのだ。
■5月4日 日系センターのバザー
【日系センターの春バザー】サタデー、バーナビー日系センターに行った。おいしいものがたくさん出ており、見て歩くだけで楽しい。沖縄そばの屋台に一番長い列ができていた。へー、あのラーメンと蕎麦の中間そばがバンクーバーで人気なの。
俺たちはバンクーバー名物Japadogをいただいた。これはほんとうまい。俺のは黒豚あらびきソーセージに野菜と甘いタレと、味付け淡く極細に削った特製らしきかつお節がたっぷり乗った Okonomi Dog というやつ。最高。春の木漏れ日の日系ガーデンに座り食べていると幸せを感じる。 (GX9+LUMIX 20mm)
日系センターはコミュニティと歴史とアートの館なので、いろいろ見るものがある。囲碁倶楽部をやっていて、口出ししたげに見守る爺さんが完璧な日本の囲碁爺展示であった。
生け花などもやっている。さまざまな歴史が刻まれている。やっぱり日加ハーフらしき子供たちが多くてかわいかった。うちの娘もここでバイトしていて、せかせかと歩き働くのを見ていると微笑ましかった。
■5月4日 昭和の歌のカバー
#Covers 『喝采』。歌謡界同世代の郷ひろみが今日この歌を歌うのを、ちあきなおみもきっと見てただろうなと思った。それでも私は、今日も恋の歌歌ってる。
『さらば恋人』堺正章とマグネッツ。バンドじゃ難しい曲なんでレゲエアレンジでと。シシドカフカのドラムは強さと情熱に持ち味があるので、ミディアムテンポの歌ものは難しいのだろう。俺もそういうバンドやってたのでなんとなく分かる。
いやあ、最高です。堺正章さんの「さらば恋人」のキューバ🇨🇺バージョン!
たまりませんねw pic.twitter.com/oBJ93kfQLh— Tito Okihara (@TitoOkihara) February 3, 2022
『さらば恋人』はこのキューバの流しバンドが日本人の客が来るとやってるというやつが平成以降のおそらく最高で、マグネッツはこのラテンアレンジに挑戦してほしかった。堺正章はバズったこれを聴いたことがないのかな(堺正章の娘さんから伝わってるそうです)。
【micro KORG & vocal cover】
さらば恋人/堺正章
メロディがとっても良いんだよねえ pic.twitter.com/nFrgB28qUY— terui akane (@inmni) March 29, 2025
『さらば恋人』で検索して出てきたこの方が、小さな音で体揺れてて実に素晴らしい。札幌のバンドマン terui akane さん。KORGの音も和音もきれいな歌声も最高です🧡
terui akane さんはベーシストだそう。ベースもピアノのように弾いておられ、和音の付け方が素晴らしい。荒井由実『瞳を閉じて』のサビ前からサビのベース音にはハッとするものがあります。歌声もお顔も美しい。
■5月4日 現代マンガとの世代ギャップ
#KindleUnlimited でマンガ『薬屋のひとりごと』①を読んだのだが、原作小説、マンガ、アニメと大ヒットしてるというこの作品は中華後宮が舞台だったのかと意外だった。面白いが、後宮という設定に、数年前見たNHK『大奥』とやはり比べてしまう。
『大奥』はお世継ぎづくりという機構の奇形ぶりと忠義の美を男女逆転で強調して描いたわけだが、『薬屋』はその世界にまつわる違和は全てスルーされている。
族に攫われた賢く美しい少女が醜女のふりをし後宮で働き、薬屋の知識で謎を解き、美男の宦官に気に入られる…というあらましだけで俺はあちこち引っかかってしまうのだが、不幸も不運もシリアスに受け止めず彼女のようにクレバーに流していくのが当代の聡さなんだろうなと思った。マンガを読んでいて面白さつまらなさとは別の、ジェネレーションギャップを感じる。
■5月6日 遠くから中望遠
目が合うとニコッとしてくれた、愛想のいいスーパーの店員さん。カナダの人はあまりしない幅広のヘアバンドが愛らしい。(EM10m2+YN42.5mm ON1 BW)
尊敬するバンクーバーの写真家がこの写真をほめコメントをくれた。「おお85mmですね。対象物と距離を取るため歪みが少なく、モデル撮影時に近すぎない安心感がある最高の一本です」――そうか、なるほど、そういうレンズなんだ。俺も近すぎない距離でこういう写真が撮りたかったんです。
■5月6日 久々の朝ドラ
#朝ドラあんぱん 河合優実はすごい女優だな。一体何歳になったんだあの背の高さと、豪ちゃんへの慕情を隠しきってるがゆえの憂いはと蘭子を見るたびに思う。そして姉の今田美桜も、予告から想像したような朝ドラオテンバ娘ではない。娘がオテンバでなどいられない時代の人となっていてすばらしい。
煮えきらないジト目の嵩が東京の学生となると翼が生えたかのように飛翔して、子供の時分は無敵だったのぶがだんだん身動き取れなくなっていく。のしかかる時代の重さを感じさせる。そして嵩とて時勢から逃げ切れるわけもないのだ。
前作は役者と内容に興味を感じられずまったく見なかったので、カナダ時間の晩飯後に朝ドラを見るリズムが帰ってきたなと感じる。
■5月6日 Twilog有料化に登録
【Twilog有料化】イーロン体制下で存続するために発表されたTwilogの有料化が今月から始まり、300円(月1100ツイートまで記録)コースで登録できた。クーポンで初月無料だ。俺はTwilogから自ツイートをブログにまとめてるので、ほんと欠かせないサービスなのです。末永く、今のまま続いてください。
新Twilog有料サービスは、選択すると「いいね」も自動記録してくれる。試したら自分がつけたいいねを日毎、月ごとに眺められ、【超クオリティ高いTL】となって素晴らしい🙂 しかし各コースの記録上限ツイ数にカウントされるので、月末になったら一時止めなきゃならないかも。俺は多分上限逼迫するなw
――あ、自分がしたRTの記録を止めその分「いいね」の記録に回せば、保存上限数が逼迫しないかも。これで今月様子を見てみよう。そうして細かく設定もできるところもいい。Twitter本体がこれくらい優秀で、Tabtterを殺したりしなければ、課金だってやぶさかではなかったのだよイーロン。
無料版(月200ツイートまで記録)のまま使う #Twilog ユーザーは、「RTを記録しない」という設定ができるので(知らなかった)利用して、200件を自分のツイート記録にフル活用したらいいですよね。それで足りる人も多いだろうし。
◇ ◇ ◇
ブログ【まとめ25年4月後半】魚眼レンズと中望遠レンズのワンダー◇「伊藤潤二うずまき」「思い出の遊園地」「廃材家具づくり」「笑っちゃう魚眼レンズ」「新レンズ2個め:YN42.5mm」「コンビニ人間」ほか◆42.5mm、7.5mmともどもこれまで撮れなかった写真が撮れ楽しい。
■5月8日 『新幹線大爆破』にも世代違和
Netflix『新幹線大爆破』俺は近年の日本マンガ/映画は正と邪、罪と罰、憎悪と復讐、使命と人権といった価値観が極端でバランスが悪いと思っていて、それはN党などの悪漢極論がウケる現実社会の幼稚さと物語が呼応しフィードバックしてるのではないかと思うのだが、この映画の犯人像にもそれを感じた。
なので背景が判明して以降は強烈に興ざめしてたのだがw、映像はホントすごい。ぜんぜん特撮に見えないところが全面的にスゴイのである。汗を浮かべる運転手が大人になった能年玲奈そのものでよかった。
映像はすごいが話がこれは…という感想は、『ゴジラ-1.0』と同じだった。日本の現代マンガやドラマを見るたびに、感じるジェネレーションギャップは年々増していく。洋画や英BBCドラマにはそういうものを感じないので、日本のポップカルチャー全体が幼年期に向かっているのではと感じる。
娘も音楽に関して同様のことを、メッセージを持ち音も進化していく世界のミュージックと、こもっていくJpopとして感じ取っているという。私らのことは放っておいてというジェネレーションの声が聞こえてくるような気がする。
■5月9日 リスたちとの戦い
小鳥たちがヒマワリの殻を剥き、ゆっくりと食べられるピースフルな枝棚を作ってあげたのだが、
「ハハァ😜!」と現れたクロリスにぶち壊されてしまった。ひどいw 写真撮ってもぜんぜん逃げないし。なんというジャンプ力なんだいお前はヤレヤレ #birdfeeder #squarell


リスたちの襲来で毎度破壊されるバードフィーダーの止まり木なのだが、そもそも鳥たちがこぼす種を目当てにリス3匹がうち周辺に常駐しており、俺がデッキに出ると必ずばったり出会う。お互い「うっ!」 とフリーズし、どうしようとなる。グレイのやつは攻撃的な黒より性格温厚でかわいいけど、哺乳類は端的に不潔で厄介なのだ。こぼれるエサを減らさねば。
■5月9日 春のバーモントカレー
朝のキッチンにはのきれいな光。窓から見えるライラックが美しい。うちの庭が例年よりやや遅く春爛漫となっている。東向きの家に住めてラッキーだなといつも思う。次の家も東向きの窓で暮らしたい。


娘が友だちを呼んだので、よし君たちは庭の石庭でご飯食べなさいとカレーと麦茶をふるまった。いいよねえガーデンご飯。
「ハウス・バーモントカレーだよ」
■5月9日 今田美桜に朝ドラの魔法
#朝ドラあんぱん 自分たち若者がとんでもない時代に巻き込まれてるのに実感できていない嵩と、とにかく負けたら妹の大事な人が死んでしまうと必死なのぶ。日本になにが起きてるのか皆目わからないのはどちらも同じなのに、気持ちはすれ違ってしまうのが悲しい。
最初はぼのぼのさん同様河合優実のほうが圧倒的と思ってたけれど、頭の回転が早いけど深いところに達することがなかなかできずもがくタイプの若者像として、今田美桜もいいなーこれはと思い始めている。これまで現代ドラマで見る彼女に特段の魅力を感じたことはなかったが、朝ドラのマジックがかかり始めている。
■5月10日 陶芸トリムデイ
【陶芸教室】今日は半乾きの陶土をトリム(削る)する日。デコボコの丼未満を削り整えることで、滑らかな窯入れ待ち状態にしていくのである。これは実に気持ちがいい。俺も奥様も今回初めて会心の日であった。


バックステージに回って撮る。腕前はベースが一番よくて、写真を見てもそれがわかる。楽器の構えが絵になるんだよね。なので俺はベース側に回ってずっと撮っていた。お前ホント長髪にヒゲが似合って(再)絵になるなオイ!w
ステージから山が見える。この景色を見ながら歌うのは気持ちいいだろう。このステージでいま夕暮れ時にチャーが「シャイニングユー」とかやってくれたら、カナダのお客さんも盛り上がるだろうなと俺はイメージしていた。チャーは曲がいいもんね。シャイニン・ユー! シャイニン・デイ!◆ (LUMIX GX9+Yongnuo 42.5 写り最高)
■5月12日 マザーズデイとアート
【マザーズデイ】お母さんのためにと娘と相談し、バンクーバーアートギャラリーへ行ってきた。どんな展示なのか知らずに行ったのだが面白かった!
これはスポットライトが当たる歴史上の人物というインスタレーション。イアンスーチーや香港の人権活動家にライトが当たっていた。俺はこういう感じの光を撮り、それを撮る俺を娘が撮っていた。


これもすごい宝島感というか、RCサクセションのジャケットにあった感じ。全体的に俺にはとてもなつかしいのであった。戦後すぐの人だと知って驚いたな。ここはほんと面白かった。 超よかったですジャン=ポール・リオペル。
最後はカナダの著名な女性画家、エミリー・カーの部屋。俺が見たかった彼女の絵はここにはなかった。有名な作品を所蔵してるのは別な美術館なのかもしれない。
というわけで、初めて行ったバンクーバーアートギャラリーは面白かった。無名作家ジャン=ポール・リオペル展は文句なしによかったけど、誰もが知るような有名な名画が見られるわけでもないのに大人$35はずいぶん高いと思うけどね。まあカナダは文化全般高い。18歳以下は一切無料なので、大人が金を出し文化を支えろってことなんだろう。
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