Image © Share News Japan
富士山で中国人男性2人が閉山期間中に登山し救助された件に対し、「自己責任なのに税金で救助?」との批判がネット上で殺到しています。
- 閉山中の登山で税金による救助に批判
- SNSでの軽率な救助要請に不満噴出
- 救助費請求や制度強化を求める声広がる
詳細は動画
報道の詳細
富士山は7月から9月の開山期間以外は基本的に閉山中であり、積雪や気象条件が厳しく、一般登山には適していません。
それにもかかわらず無届けで登山を敢行するケースが後を絶たず、今回のようにSNSで救助を要請する行為が波紋を呼んでいます。
救助には多くの税金や人員が投入されることから、SNSでは「救助費は自己負担にすべき」「観光感覚で命を軽く見すぎ」といった怒りの声が噴出しています。
一部の自治体では、冬季登山者に保険加入や登山計画書提出を義務づけるなどの対応を始めていますが、全国的なルール整備は不十分です。
無謀な登山とそれに伴う救助活動のコストが、社会的な議論となりつつあります。
モラルと制度の両面から登山マナーを見直す時
登山は自由なレジャーであると同時に、自然との向き合い方が問われる活動です。
閉山中の富士山登山や、悪天候下の無理な単独行動は、登山者自身の命を危険に晒すばかりか、救助隊員の安全も脅かします。
今回の事案ではけが人は出なかったものの、捜索活動には多くの人員と時間が割かれました。
SNSでの救助要請という軽率な行動も、モラルの欠如として問題視されています。
今後は罰則の強化や、登山届の義務化、さらに悪質なケースへの救助費請求など、制度の強化が求められるでしょう。
同時に、登山者一人ひとりの安全意識向上も不可欠であり、「自然を甘く見ない」という認識の共有が社会全体で必要とされています。
───あなたの感想は?───
Views: 2