日曜日, 5月 4, 2025
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『Rise of the Ronin』坂本龍馬、高杉晋作、新選組ら歴史のスターが登場しまくる幕末聖地巡礼オープンワールド。方向音痴でも大丈夫だよ【GWおすすめゲームレビュー】


『Rise of the Ronin』坂本龍馬、高杉晋作、新選組ら歴史のスターが登場しまくる幕末聖地巡礼オープンワールド。方向音痴でも大丈夫だよ【GWおすすめゲームレビュー】
 ファミ通の編集者がゴールデンウィークに遊んでほしいゲームを紹介する連載企画。ゆーみん17がおすすめするタイトルは、幕末時代を舞台としたオープンワールドアクションRPG『Rise of the Ronin』(ライズ オブ ローニン)です。
【おすすめポイント】

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  • 現代では見られない過去の時代・幕末の聖地巡礼をできる
  • ゲームだから見られる“IF”ストーリー
  • 方向音痴でも迷わないオープンワールド!!
  • 坂本龍馬、高杉晋作、新選組らを始め登場人物が非常にいい

ゆーみん17がおすすめするゲーム

『Rise of the Ronin』

  • プラットフォーム:プレイステーション5(PS5)、PC(Steam)
  • 発売日:PS5版は2024年3月22日、Steam版は2025年3月11日
  • 発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
  • 価格:8980円[税込]

方向音痴でも大丈夫。幕末聖地巡礼オープンワールドだよ。

 ゲームだからこそできることのひとつ、過去の聖地巡礼。
 己はこれまでの人生で日本史に縁のなかった人間なのですが、2024年ひょんなことから幕末、とくに坂本龍馬にドハマりしまして
『龍馬伝』や『竜馬がゆく』などを見ながら想いを馳せていました。そんな中発売された、幕末が舞台のオープンワールド・アクション・RPG『Rise of the Ronin』。ベストタイミング過ぎて、やる選択肢しかありませんでした。

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いきなり龍馬に遊郭に誘われテンションがあがる
 本作は『仁王』などを開発したTeam NINJAのタイトル。
 Team NINJA開発と聞くと、どちらかというと“死にゲー”にちかいアクションのイメージがあり、遊ぶハードルが高いと感じる方もいるかもしれませんが、個人的にはハードなアクションゲームというより、幕末にロマンを感じる人が物語や世界観を楽しめるタイトルなのではと思います。アクションに関してはやさしい難度もあるので、ふだんアクションゲームを遊ばない人でも、物語や舞台が気になるなら挑戦できると思います。もちろん、腕に自信がある人向けのハードな難易度もあります。
 銃など飛び道具を含め武器種も多く、メインで使う刀剣類を扱う際には流派もあるので、幕末ロールプレイとして、味方する派閥に合わせて武器や流派を変えるなどの楽しみかたもあります。北辰一刀流や天然理心流を始め、使用できる流派の数も思いのほか多いです。登場人物が愛用していた刀や銃も武器として使えたりもして、かなりアツい。武器を収集するためにやり込みました。

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 冒頭に戻りますが、幕末は過去のため、現実で聖地巡礼しようと思っても残念ながら現代の様子しか見られません。龍馬が最期を迎えた近江屋は、いまはジャンカラ(無慈悲なことに討ち入りを再現された部屋がある)、新選組が活躍した池田屋ははなの舞に(これはこれである種楽しめますが)。
 しかし、本作では幕末の横浜・江戸・京都を聖地巡礼できちゃうわけです。あくまで『Rise of the Ronin』の世界におけるイメージの再現ではありますが、主要な名所はあるし、一部はクエスト中に内部に入ることもできます。スケールなどはもちろん違いますが、実際に自分でキャラクターを動かして、幕末を駆けるロマンといったら。

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近江屋と池田屋

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清水寺と雷門

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街中を歩くだけで楽しい。
 物語は基本的に史実をもとにしてはいますが、なぜか龍馬と浪士組(新選組)の手助けをしたり、一部あんな未来やこんな未来を変えられるIF要素もあり、幕末好きとしてはなんだかおもしろい展開も。
 主人公は佐幕派・倒幕派のどちらに手を貸すのかを選びながら、日本の夜明けに向かうのですが、一部を除けば佐幕派にも倒幕派にも顔を出せる浪人なので、若干サイコパスっぽくも見えちゃうかも。自分はそういった点を含めてロールプレイをしました。メインのストーリーでは龍馬と行動をともにすることが多く、主人公の行動は当時の彼の動き(と伝えられているもの)をもっと自由にしたような印象。
 主人公は自分でキャラメイクするタイプのゲームで、じつは最初にふたり分設定します。このゲーム、ふたりの主人公がいるのです。最初知らなくてびっくりした。主人公たちは“隠し刀”といういわゆる特殊部隊で、常日頃からともに暮らし呼吸を合わせて一蓮托生で生きていました。
 ところが藩命でマシュー・ペリー提督の暗殺を目論んだ作戦に挑んだ際に失敗し、片割れを失ってしまいます。先ほど史実をもとにした物語が進むという話をしましたが、主人公の目的としては失われた片割れを探す、という個人的なものです。この話の流れが好きで、ふたりの関係性を考えながらキャラクリするのが楽しすぎました。

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研師のもとで刀として育った主人公たち。
 有名どころ以外にも多くの人物が登場し、キャラクターも魅力的。それこそ、大河ドラマや時代劇などを見ていた人は知っている人物がたくさん出てきて楽しいと思います。メインストーリーでは登場していなくても、たとえば龍馬の個人ミッションで岡田以蔵が出てきたりも。このミッションもある程度史実に基づきながら、本作オリジナルの展開が起こります。幕末が好きならば、サブミッションやアイテム収集を含めて世界設定を楽しめると思います。

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 で、もうひとつ本作の好きな点が超ストレスフリーなところ。
 オープンワールドや広大なフィールドというのはいい響きですが、極度の方向音痴としてはものすごく大きな壁なのです。想像できない方も多いかもしれませんが、現実だけでなくゲーム内でも、マジのガチで目的地に着かない。
 アクションはできても道に迷う。ゲーム雑誌編集者として情けないのですが、目的地にたどり着けずに諦めたタイトルも数知れず。なぜだか自分でも理解はできない。着かない。難しい。
 しかし、本作ではどこでもスムーズに行けました。マップまわりが使いやすく、高低差や目的地までの距離も画面上理解しやすくて、全体を通して非常に遊びやすかった。
 移動時にスタミナの概念がなかったり、序盤から馬に騎乗できたり、ファストトラベルの地点が多かったり、ジャンプや滑空で手が届く範囲が目視より広めだったり、移動にストレスがないよう意識して作られているのだろうという印象を受けました。これらは一部でおそらく、我々の想像よりはるかに丁寧に作られているのだろうと思います。だって数多のゲームを諦めた方向音痴が気にせず遊べるので。

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 『Rise of the Ronin』かなり楽しんだので、今後また本作の流れを汲んだ歴史ものの作品が生まれるといいなと思いました。本作では史実から大きなストーリーの流れは変わりませんが、逆に自分の選択によって話が大きく変わっていったり、登場キャラクターどうしでのやりとりや未来が増えたりしたらうれしい。あとは片割れともっと……などと多くを望んでしまいます。DLCも欲しい!
 そんな本作はPC(Steam)版が2025年3月11日に発売されました。プレイステーション5を持っていないが気になっているという方はぜひこの機会に遊んでみてはいかがでしょうか?
Writer:ゆーみん17
 社会人になってピー年目、歴史に興味を持ち、日本史を再履修している編集者。坂本龍馬を好きになり、令和に
『龍馬伝』や『竜馬がゆく』を見始めた。福山雅治かっこよすぎ。

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      『Rise of the Ronin』坂本龍馬、高杉晋作、新選組ら歴史のスターが登場しまくる幕末聖地巡礼オープンワールド。方向音痴でも大丈夫だよ【GWおすすめゲームレビュー】

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