
Walaber EntertainmentがSteamで配信中のPCゲーム『Replicube』は、そんな需要(?)を満たすプログラミングを使ったユニークなパズルゲーム。価格は1200円で、対応言語は英語のみ。
プログラミングでお題と同じものを作り出せ
使用する言語はLuaをベースにしたもの。お題は整数で区切られたXYZ軸の3D空間内のボクセル(マインクラフトとかでおなじみの立方体の集合)として表現されていて、各ボクセルが17の色と結びついた値(16色+空白のゼロ)を持っているという形。要はLuaで色を変えたい場所を指定してお題に合わせていけばいい。
Have you ever made a game console… with MATH?! 🤣
1 week until Replicube releases on Steam! pic.twitter.com/tZpvN9AdL4— Walaber (@walaber) April 17, 2025
力技で解いても、スマートな解法を目指してもいい
if x == 0 and y == 0 and z == 0 then
return WHITE
end
これは「x、y、zがそれぞれゼロの場所を白にする」という意味。if文で対象を絞り込んで希望の値に書き換えるというシンプルな操作だ。そして究極にはコレの応用ができればすべての問題は解ける。同じように何十回も一個ずつ書き換えていけば不格好でも正解だ。
対象を分割して考えてみたり、数式でスマートな範囲指定を書けないかアレコレ試行錯誤してみたり。良さげな解法が見つかるとリターンキーを「ターン!」と押す力にも力が入るし、より短かったり効率的な式で正解を導いてオンラインランキングの上位に入れた時はちょっとしたハッカー気分だ。
というわけで、必ずしもプログラミング経験がなくとも頭の体操的に楽しめる本作。「明日から仕事/学校なのにちょっとでかけるのもなぁ」って人はトライしてみてはいかがだろうか。
『Replicube』プログラミング言語Luaを使って3Dお絵かきする、異色のプログラミングパズルゲーム
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