
Sandfall Interactiveは、『Clair Obscur: Expedition 33』のサウンドトラックがリリースから数週間で米Billboardのアルバムチャートで1位を獲得したと発表した。
多くのプレイヤーが大ヒットの本作に殺到するなか、ほぼすべての人に気に入られた要素は音楽だったようだ。SNSで本作について語るプレイヤーの間では特に注目されていたが、それがBillboardにも反映された形だ。
本作のサウンドトラックは150曲以上で構成されており、その多くがSpotifyで数十万回もの再生数を誇っている。だが、最も人気のある曲としての地位を確立したのは壮大な「Lumière」で、YouTubeでは200万回再生、Spotifyでは230万回再生に届く勢いだ。
ビデオゲームがこれほどまでに音楽ファンの心に響いたというのは間違いなく誇るべき偉業だが、開発元がBBCのインタビューで語っていたように、SoundCloudで見出された作曲家のロリアン・テスタードが手がけたという点は特に印象的だ。
『Clair Obscur: Expedition 33』は2025年4月24日にPC/PS5/Xbox Series X|Sで発売された(Game Passでも配信)。発売から2週間足らずで販売本数が200万本を突破し、これほどの人気を獲得したことを受けてフランス大統領のエマニュエル・マクロンも開発チームを称えていた。
ちなみに、『Clair Obscur: Expedition 33』は『The Elder Scrolls IV: Oblivion Remastered』と同じ週に発売されたが、それが本作に悪影響を与えるどころかRPGジャンルの盛り上がりが後押しされたため、開発元はむしろ恩恵を受けたと語っていた。
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