木曜日, 5月 1, 2025
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『Cato(キャトー)』レビュー。バタートーストと猫の奇妙なコンビが織り成すパズルアクション。バター猫のパラドックスからデザインされたギミックがかわいくてユニーク


『CATO(キャトー)』レビュー。バタートーストと猫の奇妙なコンビが織り成すパズルアクション。バター猫のパラドックスからデザインされたギミックがかわいくてユニーク
 2025年5月1日(木)にパズルアクションゲーム『CATO(キャトー)』のNintendo Switch版とプレイステーション5版が発売されました。プレイヤーはバタートーストと猫という奇妙なコンビを操作して、ギミックを解いていきます。トースト&猫のコンビが織り成すパズルアクションのレビューをお届け!

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※本稿に使用されている画像は開発段階で撮影されたものであり、製品版とは異なっている場合があります。

※この記事はPLAYISMの提供でお届けします。

バター猫のパラドックスからデザインされたユニークでかわいいギミック

 みなさんは、“バター猫のパラドックス”をご存じでしょうか。これは矛盾している物事を皮肉ったたとえで、“つねに足を下にして着地する猫”の背中に“必ずバターを塗った面を下にして落下するバタートースト”をくくりつけて落としたら、はたしてどちらが下になるのか、という問題です。矛盾という言葉が生まれた話に似ていますね。
 小難しい話はこれくらいにして、『CATO(キャトー)』の独創性と愛らしさについて語っていきましょう。
 まずはなんと言っても、バタートーストと猫のかわいさ。

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 ドット絵で表現されているにも関わらず、このモチモチ加減! 猫は液体のようにヌルヌルと動くし、バタートーストはぺち、ばいん、といった効果音が鳴りそうな弾力具合です。
 明確なストーリーはわからなかったのですが、おそらく、このふたり(?)は牛乳を製造する工場で働いているようです。しかし、その機械が壊れてしまったため、修理用の部品を探すために冒険へ出発した、という流れだと思います。

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猫はしゃべらないが、バタートーストはとても雄弁。
 パズルアクションである本作は、バタートーストにできること、猫にできることを使い分け、さまざまなギミックを解いてステージを進めていきます。ここからは、パズルアクション部分についてご紹介します。ユニークでおもしろいんだ、これが。

バタートーストにできること

 バタートーストには足がないので、移動は飛び跳ねて行います。半円状に弧を描いて移動し、バターを接着剤にして壁ジャンプもできるため、高いところへ登るのが得意です。

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 バタートーストは優秀で、移動やステージクリアーに困ることはほとんどないのですが、ひとつだけ弱点があります。

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 それはこの透明な床。猫の背中から離れてこの透明床に落ちてしまうと、バタートーストは一切の移動ができなくなってしまいます。ですので、猫との協力が不可欠なエリアです。

猫にできること

 なんとこの猫ちゃん、ジャンプができません。高いところに登るには、基本的にバタートーストの協力が必要です。その代わり、猫は平面ならどんなところでも移動できます。

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赤いキャットウォークがあればそこは平面。

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当然、パイプの中も平面。にゅるっと移動。
 上下移動ならバタートーストを、平行移動なら猫を、といった風に、得意な部分を見極めてステージを進めていきましょう。

ふたりでできること

 なんとこのふたり、合体ができます。バタートーストが猫の背中に乗ることで、ふたりはくるくると回転しながら空を飛ぶことができるのです。

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このブラックホールみたいな部分にたどりつけばステージクリアー。
 このデザイン、めちゃくちゃ好きです。“猫が必ず下になる”と“バタートーストが必ず下になる”という矛盾を抱えた結果、ふたつが反発しあってくるくると回るようになり、“下に落ちる”のではなく“上へ登る”ようになってしまった……なんともユニークでオシャレなシステムではありませんか。
 じゃあずっとふたりいっしょにいればいいじゃん、となるのですが、そうもいかない。本作には“パラドックスウォール”という不思議な重力空間が存在し、ここを通り抜けるには分離する必要があるのです。

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合体していると黒っぽく、通り抜け不可。

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分離すると半透明になって通行可能に。
 パラドックスウォール内での合体は不可能なため、必ず別々で通り抜ける必要があります。ちなみに、黒っぽいときのパラドックスウォールは判定があるので、足場としても活用できます。

さまざまなギミックを協力して突破せよ!

 パラドックスウォールのほかにも、ユニークなギミックがたくさん登場する『CATO(キャトー)』。たとえば、バタートーストだけが起動できる装置と、猫だけが起動できる装置があります。

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ピンクの装置は猫専用、トースターは当然バタートースト専用。
 この装置を起動すると壁や足場が動きます。難しいところもあって、5分くらい悩んでしまったシーンもありました(笑)。

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右上に行きたいので合体しないとけない。バタートーストで足場を動かせばなんとか……?

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バタートーストの天敵の壁だらけ。猫に助けてもらうしかないが……?

アクションに特化したミニゲームも

 パズルアクションがメインの本作ですが、アクションメインのミニゲームも存在。パズルで煮詰まった頭のリフレッシュにちょうどいいです。

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バターを潤滑油にしてレールを疾走。このバター、もしかして無限?

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ふわふわしながらパイプを避けていくやつ。

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壁に当たらないよう蛇(猫)を育てていくやつ。
 着せ替え機能もあるので、かわいいバタートーストと猫の姿を堪能できそうです。
 1ステージにかかる時間はそこまで多くなくて、ぬるぬるっと進んでしまうので止めどきがわからず沼な作品。デザインが本当に素敵で、どんなものを食べて育ったらこんなパズルが作れるようになるんだと素朴な疑問が浮かびます。やっぱり、バタートーストですかね?

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スキンが変えられるということは、いつかジャムトーストになる未来もあるってコト?

『CATO(キャトー)』

  • 発売日:2025年5月1日発売
  • 対応プラットフォーム:Nintendo Switch、プレイステーション5
  • 発売元:PLAYISM
  • 開発元:Team Woll
  • 価格:各1430円[税込]
  • ジャンル:パズル・アクション
  • 対象年齢:IARC 3歳以上対象

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『Cato(キャトー)』レビュー。バタートーストと猫の奇妙なコンビが織り成すパズルアクション。バター猫のパラドックスからデザインされたギミックがかわいくてユニーク

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