
クロン石というアイテムがある。『黒い砂漠』ではいくらあっても足りないアイテムだ。
Pearl Abyss JPが提供するオンラインRPG『黒い砂漠』。RPGでは装備や道具の強化が重要なのは言うまでもない。クロン石はアイテム強化時に強化値の低下やアイテム自体の消失を防いでくれる。
Pearl Abyss JPが提供するオンラインRPG『黒い砂漠』。RPGでは装備や道具の強化が重要なのは言うまでもない。クロン石はアイテム強化時に強化値の低下やアイテム自体の消失を防いでくれる。
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クロン石はゲーム内の通貨“シルバー”でも購入可能。鍛冶屋で1個300万シルバーで売っている。それが10000個ということは、プレイヤー全員に300億シルバーずつ配るのと同義になる。300億て。
同じころ、なぜか『黒い砂漠』のすごく偉い人、ライブサービス総括のチャン・ジェソク氏がわさび寿司を食べさせられていた。何してんの。ここから巡り巡ってクロン石10000個になったのだから、人生はふしぎなものである。
同じころ、なぜか『黒い砂漠』のすごく偉い人、ライブサービス総括のチャン・ジェソク氏がわさび寿司を食べさせられていた。何してんの。ここから巡り巡ってクロン石10000個になったのだから、人生はふしぎなものである。
急な報酬といい偉い人のご乱心といい、いったい何が起きたというのか。我々取材班は調査のため、『黒い砂漠』ではプレイヤーを導く存在としておなじみの“闇の精霊”とともに、都内某所へと潜入した。
10年続いたRPGは芸術の域に達する
我々が向かった先は2025年5月5日(月)に開催されたオフラインイベント“黒い砂漠10周年感謝祭”の会場だ。
『黒い砂漠』は年5月7日(水)で日本サービスインから10周年を迎えた。この感謝祭はコロナ禍の問題があった時期以外は例年開催されていたオフラインミーティングであり、冒険者(プレイヤー)とGM(ゲームマスター)の交流を通じて、運営側が感謝を伝えるイベントだ。
10周年の感謝祭は、とくに展示に力を入れていたように思う。10年続いたタイトルなだけに、コラボグッズや年表を並べるだけでも見ごたえがある。『黒い砂漠』のビジュアル面のよさがそのまま活かされた、各アイテムの魅力を再認識できた。
年表
ゲームのアップデートの歴史をまとめた年表。何となく眺めるだけでも、「このキャラが実装されてから3年も経ってるのか」など、時の流れを感じられる。
グッズ各種
コラボPCやキャラクターグッズなど、さまざまな『黒い砂漠』グッズがずらりと並ぶ。ここに並んでいるものはほんの一部で、ほかにもさまざまなグッズがこの10年間に世に送り出されてきた。
展示のなかには海外で作られた貴重な限定アイテムもあり、これらが生まれたのもグローバルサービスで長年続いている本作ならでは。
衣装展示
デッド・アイ、ウォーリア、ハサシンの服装をリアルに再現した衣装。
等身大フォトスポット
2025年5月5日現在、『黒い砂漠』のプレイアブルキャラクターは全29名。会場の一角は等身大ポップがずらりと並ぶフォトスポットになっていた。愛用のキャラを見つけるとうれしくなる。筆者は修学旅行で三十三間堂に行ったときのことを思い出した。
黒い砂漠10周年 芸術祭
10周年企画で募集されたスクリーンショットやファンアート、映像、音楽などの作品のなかから受賞候補作品を展示。
■スクリーンショット部門
■映像/音楽部門
■ファンアート/作品部門
以前の感謝祭イベントから感じていたことだが、スクリーンショットやファンアートはこうしてパネルにしてオフラインイベントで展示されると、ブラウザ上などで見たときとはまた違った味がある。この会場でしか味わえない感覚だ。
同会場で実施された公式生放送では、各部門の最優秀賞受賞作品、ならびに全応募作品から選ばれる芸術祭大賞受賞作品が発表された。
物販コーナー
物販コーナーにはメタルキャンパスアートが展示されていた。近くで見てみるとその精巧さがよくわかり、なかなかの迫力。ほかにもオーロラアクリルスタンドなど、見た目で楽しませてくれるグッズが数多く並んでいた。
アトラクションや名刺交換を楽しむ冒険者たち
今回の感謝祭では、ゲーム内の要素をモチーフにしたさまざまなアトラクションが用意された。これらを遊んだり、ほかの冒険者やGMとの名刺交換をしたりといった“特別依頼”を達成することで、カプセルガチャやクレーンゲームで報酬のインゲームアイテムを獲得できるという仕組みだ。
当日用意されていたアトラクションは以下の通り。『黒い砂漠』を長らくプレイしている人なら、アトラクションの名前にピンとくるかと思う。
[NJ覚醒]修羅の帰還
[MT伝承]ミスティック、もう一つの力
ボスたちを圧倒せよ!黒い祠:in Tokyo
[狩猟]狩猟モンスターを討伐しよう!
[採鉱]アプアールが盗んだ宝物!
[釣り]クリオからの挑戦状!
イレズラの用意した影を見破れ
エステルーム
会場を盛り上げていたのはこれらのアトラクションだけではない。いちばんはやはり冒険者どうしの交流だ。名刺交換をきっかけに、『黒い砂漠』トークの花が咲いていたようだ。
会場に設営されたメッセージボードには多くの寄せ書きが。ボードのそばには10周年を祝う、各メディアや本作出演声優の皆さんからのメッセージ色紙が展示されていた。
ファミ通.comは手形。ミス・ユースケは「色紙と言えば手形だから」と言っていました。
GMも奮闘&奮発。行きついた先は豪華報酬とわさび寿司
10周年感謝祭では展示やアクティビティのほか、ステージイベントなども実施。オープニングアクトとしてGM3名が音楽ライブで冒険者を歓迎し、その後はおもに8名のGMによる名刺交換や交流タイムが設けられた。
交流のための自由時間に続いて、GMが司会進行を務める公式生放送が実施。『黒い砂漠』ライブサービス総括担当のチャン・ジェソク氏が駆け付けて冒険者の皆さんに感謝の言葉を直接伝えたほか、世界各地の『黒い砂漠』サービスチームのメンバーからも日本サービスイン10周年を祝うコメント映像が寄せられた。
生放送では10年間にあったことを振り返るコーナーや冒険者から寄せられた川柳などの紹介に続き、スペシャルクイズコーナーも大盛り上がり。来場者と配信視聴者はGMムラスカ氏がニコニコしながら考えたという超難問を含むクイズを見事に解き、見事に報酬クーポンを獲得した。
そして、最大級の盛り上がりを見せたのが、スゴロクゲーム“10周年記念の特別な闇の精霊の冒険”だ。司会進行のGMふたりがサイコロを振ると闇の精霊がマス目を進み、止まった場所のアイテムがゲーム内ログインボーナスの報酬になるというもの。この報酬がすごかった。これは盛り上がらざるを得ない。
イベントといえどある程度は厳正に行うのがふつうだと思うが、この日は落ち着きがどこかへ出かけていた。最初はまじめに進めていたものの、せっかく用意した罰ゲームマスだから活用したいと強引に止め、わさび寿司が出てきたらチャン・ジェソク氏も巻き込むなどして、豪華な報酬がつぎつぎとログインボーナスに加わっていく。
その甲斐あってか、クロン石3000個のマスに止まることができたため、報酬はさらに豪華になっていく。クロン石だけでも4300個という、すさまじいログインボーナスが確定した。
さらにチャン・ジェソク氏からは感謝のおみやげとして、クロン石5700個などを追加提供。これでもらえるクロン石の数はキリよく10000個となった。
さらにチャン・ジェソク氏からは感謝のおみやげとして、クロン石5700個などを追加提供。これでもらえるクロン石の数はキリよく10000個となった。
公式生放送の終了後、会場ではこちらも恒例となっているプレゼント大抽選会や、記念撮影を実施。10周年の節目にふさわしい大団円で、今回のイベントは締めくくられた。
クロン石10000個の謎も解けたことで、うちの闇の精霊も大満足。報酬をもらいつつ、せっかくだからこの機会に新キャラを作ってみようかな、と喜んでおりました。
クロン石10000個の謎も解けたことで、うちの闇の精霊も大満足。報酬をもらいつつ、せっかくだからこの機会に新キャラを作ってみようかな、と喜んでおりました。
黒い砂漠10周年記念生放送【黒い砂漠】アーカイブ
『黒い砂漠』クロン石10000個(300億シルバー相当)に衣装選択箱も多数もらえる。ログイン報酬がすごいから10周年を機に始めるのもいい【オフライン感謝祭リポート】
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