ざっくり内容:
映画『ザ・カース』は、監督宇賀那健一と台湾ホラー『呪詛』のチームによる日台共同制作のトラウマ系ホラー作品です。映画は、SNSを通じて広がる”紙人形の呪い”をテーマに、現代的でありながら古典的な要素を取り入れています。
### 物語の概要
東京で美容師として働く璃子は、台湾の友人淑芬(シューフン)の不気味な投稿に衝撃を受けます。淑芬の背後には髪の長い女が映っており、その一文には「お前ら全員さっさと死ね」と書かれていました。連絡が取れない淑芬について調べると、彼女は半年前に変死していたことが判明。璃子の周りで次々と不気味な出来事が起こり、親友のあいりも脅かされることになります。璃子は最終的に台湾を訪れ、呪いの真相を解明しようと奔走します。
### ティザービジュアルと特報
先日解禁されたティザービジュアルには、台湾の恐怖の象徴である“赤い服の女”が不気味に描かれています。また、特報では、璃子が追われる恐怖や、呪いにまつわるさまざまなシーンが展開されます。
### 海外映画祭での評価
『ザ・カース』は、既にいくつかの国際映画祭に参加し、特別表彰を受けるなど高い評価を得ています。2026年1月に日本全国での公開が予定されており、ホラー映画ファンにとって見逃せない作品となるでしょう。
### まとめ
『ザ・カース』は、SNS時代の新たな恐怖を描く作品であり、文化的な背景をも色濃く反映しています。視覚的な恐怖だけでなく、心理的な恐怖も楽しめるという点が、この映画の魅力です。
編集部の見解:
映画『ザ・カース』の情報を読んで、興味が湧きました!特に、デジタルとアナログが交差するホラーのテーマは、現代っ子にとって非常にリアルで恐ろしいものですよね。友人のSNSから始まる呪い、なんてまさに現代ならではの怖さです。物理的な恐怖ではなく、情報の流れから来る不安感が、観客に強烈なトラウマを植え付けるのかもしれません。
台湾の「赤い服の女」という文化的な恐怖の象徴も、観光名所やアートで知られる台湾の魅力を損なわず、むしろその背後にある物語も深い。実際、台湾では多くの民間伝承が恐怖を呼び起こしていますが、映画を通してそれを知るのは新しい体験になります。
最近のホラー映画は、ただの怖がらせだけでなく、社会的なメッセージや人間の心理を探求する作品も増えてきていて、これもその一環と言えるでしょうね。SNSやデジタルコミュニケーションの影響をモチーフにした作品は、私たち自身の行動や思考にも問いかけるものが多いです。この映画が社会に与える影響や、恐怖を通じたメッセージがどう受け取られるのか、楽しみです。
ちなみに、台湾の伝説や神話は非常に豊かで、特定の人物や事象が恐れられていることから、ホラー映画の題材としても注目されています。『ザ・カース』がどんな新しい恐怖を生み出すのか、上映が待ち遠しいです!
- キーワード: ホラー
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