日曜日, 5月 18, 2025
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『真・侍伝 YAIBA』30年越しに“令和クオリティ”で復活  旧アニメ版との“違い”を分析


 『名探偵コナン』の作者・青山剛昌によるマンガを原作としたアニメ『真・侍伝 YAIBA』が、4月から放送中だ。原作が連載されていたのは30年以上も昔のことだが、その物語は今でも変わらないビビッドな魅力を放っている。

 その一方、令和の視聴者に受け入れられるよう、さまざまな点がアップデートされていることも印象的だ。今回は“令和仕様”に進化した要素と、同作の変わらない魅力について紹介していきたい。

 原作の『YAIBA』は1988年から1993年にかけて『週刊少年サンデー』(小学館)で連載されていたマンガ。最初のアニメ化は1993年4月のことで、『剣勇伝説YAIBA』のタイトルで放送された。

『真・侍伝 YAIBA』ノンクレジットオープニング | BLUE「BLADE」

 主人公の鉄刃(くろがねやいば)は、異国のジャングルで父親に「真のサムライになれ」という教育を受けて育った野生児の少年。とあるきっかけで日本にやってきた刃は、剣術道場を構える峰家に居候として暮らし始める。

 しかしそんな生活が始まった矢先、剣道日本一の高校生・鬼丸猛と出会い、ライバルとして火花を散らすように。鬼丸は「風神剣」の魔力に呑み込まれて鬼となり、刃も「魔剣」をめぐる戦いに巻き込まれていく……。

 『真・侍伝 YAIBA』でもストーリーの流れは変わらないものの、旧アニメ版と比べると演出や設定の面で大きな違いがある。というのも新アニメでは時代設定を令和の現代社会へと置き換えているからだ。

 詳しく見ていこう。まず第1話では、刃たちが空港から峰家にタクシーで向かう移動シーンが描かれ、そこで現代的な東京の街並みが一気に映し出されることに。しかも東京スカイツリーが印象的に登場しており、アニメの舞台が現代に変わったことがはっきりと強調されている。

 またテクノロジーのレベルも現代に合わせており、第2話では鬼丸が姉とLINEのようなアプリでやりとりしているシーンが登場。そして第4話でも、山奥で修行をしていた刃に、ヒロインの峰さやかがスマートフォンを差し出してニュースを見せる場面が描かれていた。

 こうした演出によって、“昔のマンガ”という印象を払拭し、現代の視聴者と地続きの物語であることをアピールする意図があるのかもしれない。その試みは見事に成功しており、登場人物たちがより身近に感じられるという効果も生まれている印象だ。

 たとえばEDの映像では、Instagramらしきアプリで日常を投稿するさやかの姿があり、生き生きとした“今どきの女子高生”として描写されている。





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編集部の感想:
『真・侍伝 YAIBA』の復活は、30年の時を経て現代に合った演出が印象的です。旧アニメとの違いが際立ち、視聴者に新鮮な魅力を提供しています。現代の視点で描かれる物語が、登場人物たちをより身近に感じさせるのが嬉しいですね。

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