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『マリオカート ワールド』は10年以上ぶりとなる家庭用ゲーム機向けに発売される「マリオカート」の完全新作だ。Nintendo Switch 2のローンチタイトルとしてリリースを迎える本作を一足先にプレイした感想をお届けしよう。
最も大きな新要素はなんといっても、「Forza Horizon」シリーズを彷彿とさせる広大なオープンワールドで、たくさんのコースやレースがプレイヤーを待ち受けている。ゲームのメニューからコースを選ぶ従来の形式でも遊べるとはいえ、『マリオカート ワールド』では好きなようにフィールドを探索し、ひとりでまたはフレンドと一緒に、思うままに広大な世界を駆け巡ることができる。

探索して様々なコースを発見したり、グランプリに参加したりできる。収集アイテムや隠し要素にシークレットエリアなど、このオープンワールドは発見に満ちている。発見に対してどのようなご褒美があるかはまだ不明だが、新しいカートやコスチュームに期待したいし、ゲットしたコインをショップなどで使って新しいコスメティックアイテムを購入できるならうれしい。私はレースとレースの間に探索して、ピーチ姫がモチーフになった特別なコインを発見したほか、それより小さい通常のコイン、巨大な悪意に満ちた雲、練習用のグラインドレール、隠された路地など、様々な発見をした。スケールが圧倒的であるのはもちろん、実に美しい世界でもあり、信じられないほどスムーズに感じられる。『マリオカート8』もビジュアルの美しいゲームだったが、今作はグラフィックスのクオリティがさらに上がり、よりスタイリッシュで、描画距離も向上し、キャラクターや環境のディテールが増し、同時にたくさんのことが動いている。

操作やメカニクスは非常にタイトで、たとえ探索に対するご褒美があまりなかったとしても、単にこの世界にいるだけで楽しかった。だが、任天堂のことなので、もちろんオープンワールドを探索するインセンティブも十分に用意されていることだろう。
ゲームプレイは『マリオカート8』から少し変化している。グライダーの代わりに飛行機があり、水中エリアの代わりに「ウェーブレース」シリーズを彷彿とさせるボートでレースする場面がある。そして、カートをカスタマイズするシステムが――少なくとも今回試遊したビルドでは――なくなっていた。あらかじめ用意された複数のカートから選ぶことができたのだが、もちろんアンロックできるものもたくさんあるだろう。操作しているキャラクターやカートの見た目の変更は思う存分に楽しめそうだ。

『マリオカート ワールド』は最大24人のプレイヤーで楽しむことができる。キャラクターは「マリオ」シリーズの懐かしい顔ぶれが揃っているが、今のところ『マリオカート8』にあったような他フランチャイズのキャラクターはいない。『マリオカート ワールド』が長期にわたって遊ばれるタイトルになるだろうから、そうしたキャラクターが今後追加される可能性もあるだろう。筆者のお気に入りの新参戦キャラクターはモーモーカントリーの牛だ。『マリオカート64』で牛の親戚を何度も轢いたプレイヤーにリベンジする気だろうか……? ほとんどのキャラクターは複数のコスチュームから選べるようになっていた。しかも、特定のパワーアップでコスチュームがレースの最中に変わり、あわせてキャラクターの一部の性能が変わる。こうしたパワーアップの多くは食べ物なので、牛がハンバーガーを食べる場面が見られる! 牛がついに自由を手に入れたわけだ!

対戦相手としては登場するが、今のところ自分では選べないキャラクターもいた。例えば、『スーパーマリオサンシャイン』のモンテ族や『スーパーマリオ 3Dワールド』のツッコンドルがそうだった。こうしたキャラクターはゲームをプレイする過程でアンロックできる可能性もあるものと思われる。
いくつか新アイテムも登場しており、例えば投げることのできるハンマーや、一気にたくさんのコインが手に入るハテナブロックがあった。従来のアイテムも一部、変更が施されている。例えば「サンダー」を使ったときの雷が鳴る時間が短縮されており、トゲゾーこうら(青コウラ)はヒット時に漫画のような吹き出しがポップアップする。投げるタイプのアイテムはボタンを長押ししなくても、自動的にカートの後ろについてプレイヤーを守ってくれるようになった。新しく覚えることがたくさんあるので、これが自動になったのはうれしい。
「サバイバル」という新モードはシリーズ歴代最も大きなスケールのレースだ。23人の他プレイヤーが共存するオープンワールドからスタートし、最初は単に仲間とドライブを楽しんでもいい。 次に、地続きになっているコースから構成されたグランプリを選び、レースが始まる。だが、レースごとにワースト4のプレイヤーが排除されてオープンワールドに戻されてしまう。最初のレースは24人、次は20人、16人という具合に徐々に人数が入っていき、最後のコースでは4人だけの対戦になる。すごく楽しいモードで、大量のプレイヤーやアイテムによる最高のカオスが楽しめる。『マリオカート ダブルダッシュ!!』のベビィパークの最後のラップのようにハチャメチャで、常にほかのレーサーを邪魔しながら少しでも上位を狙うことになる。

4位から12位まで下がってしまうようなことは「マリオカート」に昔からあるが、誤った選択や運の悪い出来事の連続で2位から22位まで下がってしまうような経験は新しいし、その結果で自分あるいは別のプレイヤーがレースから排除されるのは実に刺激的だ。このモードは「マリオカート」をよりアグレッシブで緊張感のあるものにしており、スリル満点だ。任天堂は『SUPER MARIO BROS. 35』や『F-ZERO 99』といったタイトルでラウンドごとにプレイヤーが排除されるゲーム体験を作ってきたが、このルールは「マリオカート」と完璧にマッチしているように思えた。子供からストリーマーまで、このモードに夢中になること間違いなしだろう。勝ち残ることさえできれば、「サバイバル」はこれまでのレースよりもずっと長くかかるモードでもある。
気になるところがあるとすれば価格だろう。『マリオカート ワールド』はダウンロード版8980円(税込)、パッケージ版9980円(税込)と、これまでの任天堂タイトルよりもはるかに高い。試遊がものすごく楽しかったし、発売が待ち遠しいことは事実だが、「1万円近くする商品」であるべきかどうかは疑問が残る。『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』も税込み約8000円と高価だったが、確かに『マリオカート ワールド』は同作と同じかそれ以上に長く楽しめるタイトルになるものと思われる。だが、『マリオカート8 デラックス』がNintendo Switchの最も売れたタイトルだったことを思えば、同じような大ヒットとなる可能性を秘めている今作から少しでも多くを稼ごうとしているような印象が拭えない。1年間のNintendo Switch Onlineのメンバーシップや追加コンテンツのシーズンパスが付属されているのならまだ納得できるが、そういうわけでもなさそうだ。Switch 2本体に同梱されたバージョンを買えば4000円程度で手に入るし、多くの人がその形で購入するだろう。それでも、少し後味が悪いことは否めない。
それはそうと、『マリオカート8 ワールド』はNintendo Switch 2にうってつけのローンチタイトルに感じられたし、Switch 2の世代を代表するタイトルになることはまず間違いないだろう。オープンワールドや「サバイバル」といった新モードはシリーズに新鮮な息吹をもたらし、ビジュアルは魅力的だし、ゲームプレイもめちゃくちゃ楽しい。もう少し安ければいいのにと思うことがあっても、とにかく早くもっと遊びたくて仕方がない。