『マリオカート ワールド』の発表にショックを受けるインディーゲーム開発者...似た機能を搭載したレースゲームを開発中だった | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

任天堂が4月2日に正式発表したニンテンドースイッチ2向けソフト『マリオカート ワールド』。久々の完全新作が登場ということで注目を集めていますが、その裏では違った意味でショックを受けているインディーゲーム開発者がいたようです。

『マリオカート』との不運なアイデア被りを嘆くインディーゲーム開発者

そのインディーゲーム開発者とは、見下ろし視点レースゲームFlex Ridersを手掛けるSharuu氏。Flex Ridersは、レースゲームとスケートボードが融合したカオスな物理演算が特徴の対戦ゲームとして、2024年5月Steamストアページが公開された開発中の作品です。トレイラーでは、車同士がぶつかり合いながらレールの上を滑ったり空中で回転したりしてレースを繰り広げている様子を確認できます。

Sharuu氏は、『マリオカート ワールド』で注目を集める要素の1つとしてレールの上を滑る機能が搭載されていることにショックを受けた様子。また、記事冒頭に掲載した動画では壁走りの機能も似通っていることを確認できます。Sharuu氏は、このアイデア被りに「おしまいだ(i’m fucked)」「プレイヤーは本作のことを安っぽいマリオカートととらえるようになるだろう」とコメントしています。

なお、任天堂にスパイされたのか?という質問には「そんなことは絶対にありえないだろう。万が一そうだとしても怒るよりも誇りに思う」と返答しており、任天堂にアイデアを盗まれたと主張しているわけではありません。あくまで不運なアイデア被りであったものの、『マリオカート』というビッグタイトルとぶつかってしまったことで、プレイヤーからの反応などの面で弱い立場になるであろうことに落ち込んでいる…ということなのでしょう。

とはいえ、本作には磁石で敵の車を投げ飛ばす、グラップリングフックでロケットに飛びつくなど、現状『マリオカート ワールド』には存在しないと思われるギミックも多数あります。一連の投稿を見たXユーザーからは「クールなゲームだから売れることを願っている」「私が『マリオカート ワールド』と『Flex Riders』に求めているものは違うから大丈夫だ。両方購入する」「任天堂と同じアイデアを思いつけたことを誇りに思って」などと好意的な反応が寄せられていました。

誰が悪いともいえない不運な事故

世界中でインディーゲームが盛んに開発されている昨今、大手デベロッパーとの不運なアイデア被りが発生してしまう事例も増えていることでしょう。

『Flex Riders』の発売時期は未定でSteamにてリリース予定。また、『マリオカート ワールド』はニンテンドースイッチ2向けに6月5日リリース予定です。



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