
Sensor Towerは、2025年第1四半期における日本のモバイルゲーム市場の調査データを公開。ダウンロード(DL)数・収益の両指標において『Pokémon TCG Pocket』(ポケポケ)がトップだったことを明らかにした。
モバイルアプリ全体で見ても、DL数ではChatGPTを上回り、TikTokに次ぐ2位を記録。収益ではマンガアプリのLINEマンガとピッコマに次ぐ3位という結果を記録した。
モバイルゲームにおいてのDL数では、2位に『ちいかわぽけっと』、3位に『魔法少女まどかマギカ Magia Exedra』がランクイン。いずれも2025年3月27日にリリースされた作品で、1週間足らずの集計期間で150万以上のダウンロード数を記録している。
モバイルアプリ全体で見ても、DL数ではChatGPTを上回り、TikTokに次ぐ2位を記録。収益ではマンガアプリのLINEマンガとピッコマに次ぐ3位という結果を記録した。
モバイルゲームにおいてのDL数では、2位に『ちいかわぽけっと』、3位に『魔法少女まどかマギカ Magia Exedra』がランクイン。いずれも2025年3月27日にリリースされた作品で、1週間足らずの集計期間で150万以上のダウンロード数を記録している。
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以下、プレスリリースを引用
2025年第1四半期日本のモバイルゲームはDL数・収益の両指標でポケポケがトップ、平均MAUではツムツムが抜きん出る
2025年第1四半期の日本におけるモバイルゲーム市場では、ダウンロード数・収益ともに『Pokémon TCG Pocket』がその存在感を示しています。ダウンロード数では『TikTok』、収益では日本で人気の2大漫画アプリに迫る勢いです。MAUでは『LINE:ディズニー ツムツム』が他を圧倒しています。
2025年Q1のモバイルゲームでポケポケがDL数・収益でトップ、3月下旬リリースのちいかわ、まどドラもDL数でトップ3にランクイン
2025年も第1四半期が終了しましたが、日本のモバイル市場では2024年10月にリリースされたカードバトルゲーム『Pokémon TCG Pocket』(The Pokémon Company)がダウンロード数・収益の両指標でその存在感を示しています。Sensor Towerのデータによると、2025年1月から3月までの日本におけるモバイルゲームダウンロード数で、同作は300万以上のダウンロード数を記録してトップとなっています。
2位は2025年3月27日リリースの『ちいかわぽけっと』(Applibot)、3位は同日に正式リリースとなった『魔法少女まどかマギカ Magia Exedra』(Aniplex)です。前者はハイブリッドカジュアル、後者はミッドコアとプロダクトモデルは異なるものの、1週間足らずの集計期間で150万以上のダウンロードを記録しており、ロケットスタートを切りました。また、2025年第1四半期ダウンロード数トップ5中、上位3つが日本パブリッシャーによるもので、いずれもIPゲームである点が共通しています。
一方、収益においても『Pokémon TCG Pocket』が際立っています。Sensor Towerのデータによると、2025年1月から3月までの日本におけるモバイルゲーム収益で、同作は1億ドル以上の収益を記録してトップとなっています。グラフからもわかるとおり、2位の『モンスターストライク』(MIXI)とは僅差で、3位以下を大きく引き離しています。
一方、収益においても『Pokémon TCG Pocket』が際立っています。Sensor Towerのデータによると、2025年1月から3月までの日本におけるモバイルゲーム収益で、同作は1億ドル以上の収益を記録してトップとなっています。グラフからもわかるとおり、2位の『モンスターストライク』(MIXI)とは僅差で、3位以下を大きく引き離しています。
またトップ5中、『ラストウォー:サバイバル』(FUNFLY)を除く、4タイトルが日本発のモバイルゲームです。これらの日本発のモバイルゲームは、『Pokémon TCG Pocket』を除くといずれもリリースから4年以上が経過しており、長期にわたってユーザーを獲得しているモバイルゲーム群の中で同作が急速に支持を得ていることがわかります。
2025年第1四半期の日本における『Pokémon TCG Pocket』のダウンロード数・収益は、ゲームを含むモバイルアプリ全体で見ても、圧倒的な数字であることが確認できます。Sensor Towerのデータによると、2025年1月から3月までの日本における(ゲームを含む)モバイルアプリダウンロード数では、『TikTok』(Bytedance)に続く2位となっており、『ChatGPT』(OpenAI)を超えています。
2025年第1四半期の日本における『Pokémon TCG Pocket』のダウンロード数・収益は、ゲームを含むモバイルアプリ全体で見ても、圧倒的な数字であることが確認できます。Sensor Towerのデータによると、2025年1月から3月までの日本における(ゲームを含む)モバイルアプリダウンロード数では、『TikTok』(Bytedance)に続く2位となっており、『ChatGPT』(OpenAI)を超えています。
一方、収益においても『Pokémon TCG Pocket』は3位となっています。日本で人気の2大漫画アプリ『LINEマンガ』(LINE)と『ピッコマ』(Kakao)が1位と2位を占め、4位に『モンスターストライク』ランクインしています。この上位4アプリの収益差は大きくなく、2025年第1四半期に大きな収益を達成していることがわかります。
実際、『Pokémon TCG Pocket』の日本における収益推移を見てみると、その状況が理解できます。Sensor Towerのデータによると、2025年1月から3月までの日本における同作の収益推移では、年始以降いったん下降傾向にはなったものの、2025年1月30日に拡張パック「時空の激闘」、2月3日に「クレセリアexドロップイベント」、2月28日にテーマ拡張パック「超克の光」、3月27日にテーマ拡張パック「シャイニングハイ」がそれぞれ実装され、これを受けて収益が上昇しています。アップデートおよびゲーム内イベントが、堅実に収益に結びついていることがデータからも確認できます。
実際、『Pokémon TCG Pocket』の日本における収益推移を見てみると、その状況が理解できます。Sensor Towerのデータによると、2025年1月から3月までの日本における同作の収益推移では、年始以降いったん下降傾向にはなったものの、2025年1月30日に拡張パック「時空の激闘」、2月3日に「クレセリアexドロップイベント」、2月28日にテーマ拡張パック「超克の光」、3月27日にテーマ拡張パック「シャイニングハイ」がそれぞれ実装され、これを受けて収益が上昇しています。アップデートおよびゲーム内イベントが、堅実に収益に結びついていることがデータからも確認できます。
2025年第1四半期平均MAUではツムツムがトップ、日本発のタイトルはリリース10年以上のロングヒットタイトル
2025年第1四半期の日本におけるモバイルゲームダウンロード数・収益でトップ記録した『Pokémon TCG Pocket』ですが、MAU(月間アクティブユーザー数)では別のタイトルが他を圧倒しています。Sensor Towerのデータによると、2025年1月から3月までの日本におけるモバイルゲームの平均MAUでは、『LINE:ディズニー ツムツム』(LINE)がトップとなっています。
同作は集計期間中に11周年の記念イベントを実施しました。特に2025年1月25日から実施された「ステッカーブックイベント」の効果が大きく、MAU上昇につながっています。2025年第1四半期の日本におけるモバイルゲーム平均MAUランキングでは、トップ5中3つが日本発のモバイルゲームで、いずれのタイトルもリリースから10年以上が経過しています。
平均MAUトップ5のゲームは、マッチチェイン(LINE:ディズニー ツムツム)、バブルシューター(シンカゲーム)、リアルタイムストラテジー(にゃんこ大戦争)、パズルRPG(モンスターストライク)、位置情報(Pokémon GO)といずれもサブジャンルが異なっていることも特徴的です。
Sensor TowerのApp Performance Insightsのユーザーは、過去のパフォーマンス指標に加えて、アプリ収益とアプリダウンロード数の推定値を見ることができます。本レポートのSensor Towerの収益予測は、App StoreおよびGoogle Playからのもので、ユーザー総消費額を表しています。
また、データにはサードパーティのAndroidマーケットデータは含まれておらず、App StoreもしくはGoogle Playアカウントの初回ダウンロードのみ集計しています。同じアカウントが他のデバイス、もしくは同じデバイスで行った重複ダウンロードは集計に含まれていません。ダウンロードデータは同じアプリの異なるバージョンもまとめて集計しています(例:FacebookとFacebook Lite)。なお、Google Playは中国本土では利用できません。
平均MAUトップ5のゲームは、マッチチェイン(LINE:ディズニー ツムツム)、バブルシューター(シンカゲーム)、リアルタイムストラテジー(にゃんこ大戦争)、パズルRPG(モンスターストライク)、位置情報(Pokémon GO)といずれもサブジャンルが異なっていることも特徴的です。
Sensor TowerのApp Performance Insightsのユーザーは、過去のパフォーマンス指標に加えて、アプリ収益とアプリダウンロード数の推定値を見ることができます。本レポートのSensor Towerの収益予測は、App StoreおよびGoogle Playからのもので、ユーザー総消費額を表しています。
また、データにはサードパーティのAndroidマーケットデータは含まれておらず、App StoreもしくはGoogle Playアカウントの初回ダウンロードのみ集計しています。同じアカウントが他のデバイス、もしくは同じデバイスで行った重複ダウンロードは集計に含まれていません。ダウンロードデータは同じアプリの異なるバージョンもまとめて集計しています(例:FacebookとFacebook Lite)。なお、Google Playは中国本土では利用できません。
『ポケポケ』2025年第1四半期のモバイルゲーム市場においてDL数・収益ともにトップを記録。DL数がChatGPTを上回る結果に
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