日曜日, 5月 11, 2025
No menu items!
ホームニュースゲームニュース『ボーダーランズ4』開発元CEO、「ミニマップ削除、コンパス採用」の方針を取った理由語る。都合もありつつ「マップではなくゲームを遊んでほしい」ので - AUTOMATON

『ボーダーランズ4』開発元CEO、「ミニマップ削除、コンパス採用」の方針を取った理由語る。都合もありつつ「マップではなくゲームを遊んでほしい」ので – AUTOMATON


Gearbox Software(以下、Gearbox)のCEOが5月10日、PAX East 2025にて登壇。先日公開された『ボーダーランズ4』のゲームプレイ映像について触れ、本作では「ミニマップ」をUIから削除し、代わりに「コンパス機能」を実装していると発表。またミニマップを廃止するに至った理由についても同イベント内で語られた。

『ボーダーランズ4』は、FPS『ボーダーランズ』シリーズの最新作だ。開発はGearboxが担当。過去のシリーズ作品では宇宙の荒野を舞台に、殺伐としつつも癖の強い世界観が展開されてきた。ゲームプレイでは性能の異なるプレイヤーキャラを選べる点や、多種多様な性能をもつ武器がドロップするハクスラ要素などが特徴だ。本作ではカイロスなる惑星にて、伝説のヴォルト・ハンターとしてエイリアンの秘宝を求めることとなる。

今回GearboxのCEOを務めるRandy Pitchford氏が、アメリカ・ボストンで開催されているゲーム関係者向けイベントPAX East 2025に登壇。「Gearbox Main Theater Show」として、『Risk of Rain 2』の新DLCや『ボーダーランズ4』を紹介している。

登壇の様子をおさめた動画では18分頃から『ボーダーランズ4』の映像が順次お披露目されつつ、Pitchford氏をはじめとしたGearbox関係者が解説をおこなっている。動画の30分頃からはPitchford氏が、先日公開された「State of Play」での映像にて画面上にミニマップが存在しなかったことに言及。その意図を説明した。

Pitchford氏はミニマップが存在しない理由として、『ボーダーランズ4』の世界が非常に広大であることを挙げた。広大なワールドでは、プレイヤーのやることや、やろうとしていることの多くが「何マイルも離れた」遠くの場所でのタスクになるかもしれないとして、ミニマップでのナビゲーションではプレイヤーを案内する方法として適切でないとの見解を示した。ストーリー上の都合で遠くに向かったり、サブクエストなどで長い距離を移動したりする場合、マップの全容を把握するために全体マップを開くのであれば、確かにミニマップは不要となるだろう。

加えてPitchford氏は、『ボーダーランズ4』ではシリーズ作品の中でも類を見ないほど、“垂直性が高くなる”とも述べている。低層から高層まで、高低差のあるマップとなるのだろう。そうしたマップデザインとなる本作において、上からの見下ろし視点で展開されるミニマップでは、混乱を生じさせかねないという判断と思われる。なお新たに実装されるコンパスにおいては、目標地点や目標物がプレイヤーより上にあるか下にあるかがわかるという。動画ではアイコンの上下に小さく矢印が付いていることが確認でき、これで具体的な位置関係を把握できるようだ。

そしてPitchford氏は「マップを遊ぶのではなく、ゲームを遊んでほしい」とシステム変更の意図を語った。広大なオープンワールドアクションゲームなどでは、その広さや複雑さから土地勘が付きにくく、ミニマップばかり見てゲームをプレイしてしまうという事態もありうる。ゲームクリエイターの桜井政博も、自身のYouTubeチャンネルにて、ミニマップ中心のゲームプレイとなってしまう懸念について「もったいない」と表現していた。『ボーダーランズ4』でも、そうした状況を回避し、ゲームにより没入してもらうために、コンパス方式を採用する運びとなったようだ。

ボーダーランズ4』はPC(Steam/Epic Gamesストア)およびPS5/Xbox Series X|S向けに9月12日に発売予定。

フラッグシティパートナーズ海外不動産投資セミナー 【DMM FX】入金

Source link

Views: 0

RELATED ARTICLES

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください

- Advertisment -

Most Popular

Recent Comments