🧠 あらすじと概要:
『フラガール』は、実話を基にした感動的なスポ根ドラマです。物語は、炭鉱町にあるフラダンスチームが、地域の誇りを取り戻すために奮闘する姿を描いています。主人公の教師まどかを中心に、彼女に導かれた少女たちが成長し、仲間との絆を深めながら、困難を乗り越えていく過程が描かれています。特に、登場人物たちの方言やユーモアが作品に色を添え、観客に親しみやすさをもたらしています。
要約としては、この記事では、映画『フラガール』の魅力について紹介されています。教職を通じて成長する生徒たちや、彼らを支える教師の姿が描かれ、観る人それぞれに感情移入できるキャラクターが存在することが強調されています。また、蒼井優の演技や映像美が評価され、作品への愛着が感じられる内容となっています。最後に、舞台となったハワイアンズの60周年を祝うイベントにも言及されています。
『フラガール』
“みんな好きになれる一作”
みんな大好き「崖っぷちからの大逆転」
それが実話を基にしたものならなおさら。スポ根もので教師ものでもある、そしてコメディタッチで取っつきやすく、より多くの人が好きになれる作品構成。あとは、どのキャストさんの方言も絶品だった。
そんなコメディタッチな雰囲気に反して、人間ドラマはズシンと重厚感があり、美術や映像の質感などの映画としての技術も本格的で、監督のこれから出てくる骨太な作品たちの片鱗が見えるようだった。
群像劇の妙
まどか(先生)が主人公なんだけど、紀美子をはじめとした街のために頑張る少女たちだったり、炭鉱での男社会(のしがらみ)の中で生きる洋二朗だったりと。
見る人の年齢や性別によって、きっと感情移入できるキャラクターが違って、どの世代でも愛される作品なんだろうなと思ったし、実際そうだからこうして今も愛されているんだと思った。
青は藍より出でて藍より青し
その中でも私は(登場人物と年齢が近いってのもあるけど)、今作なら自分たちの生まれた街のために闘う少女たちの成長模様に心惹かれた。
やっぱり教師(先生)もので関心を引くのは生徒の成長なのよな。主役を食ってしまうほどの魅力があって、これはもう教師ものの性というしかない。
とくに紀美子。
今更言うのも少し気が引けてしまうが、蒼井優さんの演技が神がかってて、そりゃ、その年の最優秀助演女優賞を取っちゃうよ。ラストのダンスシーンも良いんだけど、教室でのソロダンスシーンが覚悟を感じてすごく魅力的だった。
今年は、作品の舞台にもなったスパリゾートハワイアンズが創業60周年。さらに、その記念で「復活きずなキャラバン『フラガールOG公演』」が開催されるんだそう。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
Re:53日目
Views: 0