サイバーエージェント×CygamesPicturesによるオリジナル”ホテル”アニメーション企画『アポカリプスホテル』。2025年4月8日より日本テレビほかにて大好評放送中です。
舞台は人類がいなくなり、長い年月が流れた地球。銀座にあるホテル『銀河楼』では、ホテリエロボットのヤチヨと従業員ロボットたちが人類の帰りを待ちながら、ホテルに訪れる個性豊かな地球外生命体のお客様をもてなしていました。
ヤチヨをはじめとしたロボットたちのユニークな一面や、さまざまな背景を抱えた地球外生命体たちがハートフルなストーリーを紡ぐ本作。アニメイトタイムズでは、先日放送された第5話までの物語をヤチヨ役・白砂沙帆さん、ポン子役・諸星すみれさんに振り返っていただきました。
ーー本作はオリジナルアニメということでどんな物語になるのか、毎回楽しみにしています。おふたりはシナリオをご覧になった際、どんなことを感じましたか?
ヤチヨ役・白砂沙帆さん(以下、白砂):今作は毎話、収録のたびにシナリオをいただいています。話の筋は通っていながらも、毎回方向性が違っていて、受け取るたびに「今度はなにが起こるんだろう」「今度は何年進んでいるんだろう」とワクワクしていました。
ポン子役・諸星すみれさん(以下、諸星):私もざっくりしたシナリオしか知らずに台本を読んでいたので、「前の話はなんだっけ?」みたいなことも多々ありました(笑)。それくらい色々な要素があるんですよね。毎話、戸惑いつつも、楽しく収録させていただきました。
ーーご自身のキャラクターの印象や魅力をお聞かせください。
白砂:ヤチヨの魅力は真面目でまっすぐなところです。仕事を全うするために頑張る姿が素敵だなと思います。ただ、ちょっとヤバいところもあって……(笑)。
最初、音響監督の飯田さんが作品について説明してくださったんです。その時にサラッとした感じで「これからも色々なキャラクターが出てくるんですけど、一番ヤバいのはヤチヨです」って(笑)。
ーー確かに、ところどころで暴走していますね。
白砂:そうなんです。お仕事を頑張ろうとするあまり、融通が利かないところもあります。でも、そこも含めてヤチヨの魅力なんじゃないかなって。彼女は今後も成長していきます。個人的にも、「出会いの一つひとつが大切なことだったんだ」と後々になって気付かされました。
ーーポン子についてはいかがでしょうか?
諸星:最初はとにかく天真爛漫で無邪気な子だと思いました。だからこそ抜けているところも多い……と思いきや、後半につれて頭の良さ、しっかりしたところが見えてくるんですよね。あの家族の中でよくぞここまで育ちました(笑)。
ーー弟の面倒もちゃんと見ていましたし、お姉ちゃんとしての一面もありますよね。
諸星:しっかりお姉ちゃんしていますし、ヤチヨちゃんのことも引っ張っていますよね。私としては、感情豊かでまっすぐなヤチヨちゃんに思いっきりぶつかることで、ふたりの絆が感じられるといいなって。どんな時も後ろ向きにならず、ヤチヨちゃんを見捨てず、まっすぐに向き合うところがポン子の魅力だと思います。
ーー初登場の第3話では家族と一緒に好き放題していました。
諸星:最初は「習性だから」と言ってやりたい放題でしたね。あそこはちょっとヤバい家族というか、結構酷かったです(笑)。
白砂:ヤチヨ目線だと、あれは酷いですよね(笑)。
諸星:でも最終的にはポン子がお手伝いすることになって。一家もヤチヨとともに成長していましたし、ホテルのために働いていて素敵でした。
ーー初登場時はそれぞれ口上がありましたが、特におばあちゃんのインパクトがすごかったです。
諸星:そうなんですよ。ムジナさんのプレッシャーというか圧力といいますか。一家はそれぞれキャラが濃いです。
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