🧠 あらすじと概要:
あらすじ
映画「ナミビアの砂漠」は、21歳のカナを中心に描かれた物語です。カナは、現代の若者たちの悩みや葛藤を象徴するキャラクターで、夢中になってスマホを手にしつつも、目がどこか無気力な様子を映し出しています。彼女の日常は栄養のない食事や、他者との関わりの中で感じる孤独によって彩られています。ストレスや不安を溜め込みながらも、自分の内面をさらけ出すことで、同世代の人々との共感を得る様子が描かれています。
記事の要約
感想文では、映画を通じてカナの生きざまに共感した著者の心情が語られています。現代の若者としての自己認識や、Z世代というラベルには抵抗感がある一方で、自身の内面的な葛藤を受け入れようとする姿勢が見受けられます。映画の美しい映像や編集スタイルに惹かれる一方で、感情の波に揺さぶられることも感じ、人生の複雑さを再認識しています。最終的には、いつかこの時代を生きて良かったと感じられる日が来ることを願っています。
あんな風に生きてみたい、でもきっと幸せではない
終始きだるげで、ふらふら、ふらふらアイスやコロッケなど栄養のないもので食いつないでいる常に誰かといる、常にスマホを片手に夢中になるなのに
目が死んでいる
悔しいけど、私にもそういう一面があって別に監督がこのカナという女のコを現代の若者を具現化したものとして描いているかは定かではないのですが今どき感はぬぐえないなと感じました。なにより「画」がおしゃれで映像のすこし青みがかった質感とかも相まってこの不健康極まりない生活が少しヘルシーでおしゃれにも見えてくるそれがこの映画が同世代だけでなく幅広い年代の人に興味を持たれている
理由なのかなとかなんとかかんとか
この物語のスパイスなのかお米そのものなのか分からないけどとにかくキーポイントなのが「カナ」の激しい喜怒哀楽
とくに「怒」
自分のストレスを受け止めてくれる相手にぶちまけて
働かずに世の中の違和感から逃げて
そんな風に生きられたらまるで人生そのものが走馬灯のようで
楽だろうなと思う
でも自分がそうしないのにはきっと理由があるんだろうな
「カナ」に共感している自分に慰めと焦燥感を感じた
今生きていて、心から信じられる人なんていないしスマホをみても、たくさん友達を作っても答えなんて見つからない夢も希望もないといわれたらそうなんだけど
でもあきらめきれない
こんな感情が渦巻いている中、この映画を見てこの気持ちを肯定されたような気もしたし
馬鹿にされてるような気もした
氷河期世代とかゆとり世代とかそれぞれの世代に当てはめられて気持ちの良いひとなんていないだろうなと思うz世代って言われて、違和感しかないうなずきたくないいや、私は流行にあまりついていけてなくて(笑)とかいって受け流すくらい
z世代って言われたくない
だけどこの「カナ」に共感してしまった以上
自分の中にあるめんどくさくて、気が抜けるような、だがなぜか新鮮みがある部分と向き合っていかなければと思う
いつかこの時代に生まれてよかったって思える日がきたらいいな
私は私が大嫌いで大好き
↑キャッチコピーもカナの本心をついているようで素敵だなと思いました。
繰り返しになりますがとにかくこの映画「画」が素敵なんです。
彼ピとシーツの中で戯れるシーンや鼻ピを開けるシーン、
無機質で透明で
タイトルのタイミングや謎のフォントなによりポスターにも使用されているビビットなピンクはここででてくるのかという編集の中の個性があってそれは山中監督の個性がにじみ出てるのかなとか思いました。
人間観察映画を作品映画に仕立て上げたポイントなのかな
同じ山中監督作品の「あみこ」も鑑賞しました。いつか感想記録します。。
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