





「SwitchBot ハブ3」を用いたサーバー室の空調自動管理
2025年07月05日、GIGAZINEでは「SwitchBot ハブ3」を導入し、サーバー室の空調管理とアラート通知を自動化した事例が紹介されました。この取り組みは、停電時のサーバー室の温度管理を改善するために始まりました。
1. 背景
GIGAZINE編集部周辺で発生した停電によって、サーバー室のエアコンが一時的に停止。その結果、室温が異常に上昇し、サーバー機器に影響を及ぼしました。この経験から、サーバー室にスマートリモコンを導入し、温度上昇をトリガーにエアコンを自動的に稼働させる必要性があると判断しました。
2. 導入
新たにSwitchBotアカウントを作成し、ハブ3を登録する作業を行いました。途中、登録トラブルもありましたが、無事にハブ3をサーバー室に設置しました。ハブ3は、UPS経由での電源供給を確保するために適切に固定されました。
3. 自動化設定
ハブ3にはエアコンのリモコンを学習させ、室温が上昇した際にエアコンを稼働させるオートメーションを設定。トリガーとなる温度設定を微調整し、複数のオートメーションを登録しました。
4. 開発者オプション
通知機能の実装にはn8nを使用。SwitchBotAPIを用いることで、エアコンの稼働状況を外部に通知できるようにしました。トークンとクライアントシークレットを取得し、APIを利用して実験も行いました。
5. n8nとの連携
n8nでのワークフローを構築。Webhookを利用して室温データを取得し、一定の温度を超えた場合にのみ通知が行われるように設定しました。
6. まとめ
今回の取り組みを通じて、サーバー室の温度管理のリスクを軽減することができました。GIGAZINEでは、今後も安定したサービス提供に向けたこうした取り組みを続けていくことを目指しています。
このプロジェクトでは、GIGAZINEを支えるサーバー室の様子をYouTubeでライブ配信中です。ご支援いただける方は、ぜひ寄付をお願いします。
ぜひ、引き続きGIGAZINEをチェックしてください。
🧠 編集部より:
補足説明
テーマ: GIGAZINEでの「SwitchBot ハブ3」を使用したサーバー室の空調自動管理について。
SwitchBot ハブ3:
- スマートリモコンであり、さまざまな家電と連携できます。
- 特に空調管理に優れており、室温の変化に応じてエアコンを自動で制御できます。
背景
・GIGAZINEのサーバー室では、停電によって一時的にエアコンが停止し、高温が発生した事例があります。この問題を受け、SwitchBot ハブ3を使って室温の監視と自動エアコン制御を導入することにしたのです。
・高温にさらされたサーバーは機器の劣化や故障リスクが高まるため、早急な対応が求められました。
豆知識
- Serviced Room Temperature: 一般的にサーバー室の適正温度は18〜27℃とされています。高温はパフォーマンスの低下を招くため、冷却が特に重要です。
関連リンク
- SwitchBot API Documentation: APIの詳細について確認できます。
- n8n: 自動化のためのオープンソースプラットフォーム。
- GIGAZINEの寄付ページ: GIGAZINEを支援する
まとめ
この取り組みにより、サーバー室の空調を自動で管理し、人為的なエラーを防ぐ仕組みを整えました。今後も安定したサービス提供を目指し、さらなる自動化や改善を図っていきます。興味のある方は、実際の作業の様子をYouTubeで配信中ですので、ぜひチェックしてみてください!
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キーワード: 自動管理
※以下、出典元 ▶ 元記事を読む
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