2025年に入り、計7機種のスマートフォンを日本でリリースしたXiaomi。かなりハイペースで端末を展開しているのに加え、イオンモール浦和美園、イオンモール川口にXiaomi Storeをオープンするなど、多くの話題を提供している。
本記事では、そんなXiaomiの最新デバイス群から、5万円未満で購入できるスマートフォン「Redmi Note 14 Pro 5G」について、レビューをお届けしていく。
通常使いなら問題ない安定したスペック
搭載メモリは先に触れた通り8GBか12GB、ストレージは256GBか512GBとなる。ミドルレンジスマートフォンとしては、比較的大容量といっていい仕様だろう。プロセッサーは4nm製造プロセスのDimensity 7300-Ultraで、ヘビーなゲームアプリは厳しいが、SNSやWebサイトの閲覧、動画視聴程度であれば、比較的安定して動作する印象だ。
バッテリーは5110mAhで、こちらも必要十分。45Wの急速充電にも対応しているが、充電器は同梱されていない。防水防塵はIP68に準拠しており、画面内指紋認証と、AI顔認証に対応。物理SIMカード2枚を使った、デュアルSIM運用にも対応する盤石ぶりだ。
一点注意なのは、前モデルには搭載されていたFeliCaは非搭載で、おサイフケータイ機能が利用できない。前モデルから買い替える場合、明確にできることが減ったという意味では、やはり残念なポイントだろう。
特に普段使いの安定感が重要なミドルレンジスマートフォンにおいては、発売時期が数か月遅れたとしても、おサイフケータイ機能に対応するという選択肢があってもよかったと感じる。
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