📌 ニュース:
OpenAIのo3モデルを使って、Linuxカーネルのゼロデイ脆弱性を発見した方法について、ショーン・ヒーラン氏が解説します。
彼は、SMB 3プロトコルを実装するLinuxカーネルサーバー「ksmbd」の調査中に、o3のベンチマークテストを実施。特に注目したのは「CVE-2025-37778」というuse-after-free脆弱性でした。
ヒーラン氏はo3に脆弱性探索を指示し、「ksmbdのアーキテクチャや脅威について解説」を求めた結果、o3は100回中8回で脆弱性を発見しました。
この成果を受けて、さらに詳細なプロンプトを与え再試行すると、未知のゼロデイ脆弱性「CVE-2025-37899」が指摘されました。ヒーラン氏は、o3が脆弱性調査に役立つ可能性を認識し、その効率向上を期待しています。
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この記事のポイントを3つにまとめました!✨
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OpenAIのo3モデルの活用 🔍
技術専門家のショーン・ヒーラン氏が、OpenAIのo3モデルを使ってLinuxカーネルのゼロデイ脆弱性を発見しました。o3はコード推論能力が高く、脆弱性調査において大きな役割を果たします。 -
脆弱性発見のプロセス 💻
ヒーラン氏は、ksmbdのuse-after-free脆弱性を検出するためにo3に指示を与え、その結果、100回の試行のうち8回の成功率が得られました。さらに、詳細なプロンプトを用いることで、1回の試行で新たなゼロデイ脆弱性「CVE-2025-37899」を指摘しました。 - AIツールの有用性 🤖
ヒーラン氏は、o3が脆弱性リサーチにおいて非常に効果的であると評価しています。特に、専門家の作業を補助し、効率を大幅に向上させる可能性があるとのことです。利用する価値があるAIツールです!
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※以下、出典元
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