UL Solutions、3DMarkのmacOS版を発表
2025年6月12日、UL Solutionsは、3Dベンチマークソフト「3DMark」のmacOS版を公開しました。現在、Steamにて3,900円で購入可能で、近日中にEpic Games Storeや公式サイトでも販売が始まる予定です。興味深い点は、既にWindows版を購入しているユーザーが、追加料金なしでmacOS版を利用できることです。
主要機能と新たな対応
macOS版では、Windows版と同様に様々なベンチマークテストを実行できます。具体的には、Steel Nomad、Steel Nomad Light、Wild Life Extreme、Solar Bayなどのテストがあり、さらにExplorer Modeを用いて特定のシーンでのグラフィック設定やカメラアングルを変更できる機能も搭載されています。また、HDR、ループ実行などのオプションも利用できるため、さまざまな環境での性能評価が可能です。
UL Solutionsによると、Steel Nomad Lightのリリース以降、iOS版のデータ提出のうち6分の1がmacOSデバイスで実行されたものであることがわかりました。特に、パフォーマンスの高いmacOSデバイスでiOS版の3DMarkを実行すると、最大フレームレートがディスプレイのリフレッシュレートに制限されることから、ベンチマークスコアに影響を及ぼす可能性があると指摘されています。
システム要件と対応機種
macOS版3DMarkは、macOS 14 Sonoma以降のAppleシリコンを搭載したMacに対応しています。このソフトウェアはMetalを使用してネイティブで動作するため、Windows版やiOS版、Android版とスコアを直接比較することが可能になります。
まとめ
新たにリリースされたmacOS版3DMarkは、特にゲーム開発者やパフォーマンスに敏感なユーザーにとって重要なツールとなるでしょう。高性能なMac利用者は、Windowsユーザーと同様の基準で自身のデバイスの性能を評価できるようになります。
この情報が、3DMarkを利用したいと考えている読者にとって有益であることを願っています。
🧠 編集部より:
3DMarkのmacOS版について知っておくべきこと
UL Solutionsが開発した3Dベンチマークソフト「3DMark」が、とうとうmacOSに対応しました。これは特に、Appleシリコンを搭載したMacに向けたもので、macOS 14 Sonoma以降で動作します。購入はSteamから可能で、価格は3,900円。近いうちにEpic Games Storeや公式サイトでも購入できるようになります。
1. macOS版の特徴と機能
- ベンチマークの種類: Windows版と同じく、Steel Nomad、Steel Nomad Light、Wild Life Extreme、Solar Bayなどの多彩なベンチマークが実行可能です。
- Explorer Mode: 特定のシーンでグラフィック設定やカメラアングルを自由に変更できるこのモードは、ユーザーがより詳細にパフォーマンスを調査するのに役立ちます。
- ネイティブのMetalサポート: macOS版はMetalフレームワークにより、ベンチマークスコアが他プラットフォーム(Windows、iOS、Android)と公平に比較可能です。
2. なぜmacOS版が開発されたのか?
UL Solutionsによると、iOS版の3DMarkを実行した際のデータのうち、6分の1がmacOSデバイスでの結果だったことが、macOS版の開発のきっかけです。また、一部の高性能なmacOSデバイスでは、iOS版のアプリ実行時にリフレッシュレートの制限があるため、ベンチマーク結果が低くなる可能性が指摘されていました。
3. 豆知識
3DMarkは、ゲームのパフォーマンスを評価するために非常に人気のあるツールで、長い歴史があります。元々は1997年にリリースされ、以来、PCゲーム愛好者にとってのスタンダードとなっています。特に、GPUの性能を測定するためのベンチマークとして広く使われています。
関連リンク
これで、macOS版3DMarkの基本的な情報やその意義、関連情報を押さえられたかと思います。詳しいベンチマーク結果や設定について知りたい方は、関連リンクをご参照ください!
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キーワード: 3DMark
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