木曜日, 5月 22, 2025
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「Lies of P」DLC「Overture」先行体験! 新武器を多数確認


「Lies of P: Overture」

 NEOWIZによるソウルライクアクション「Lies of P」のDLC「Lies of P: Overture」がこの夏配信予定となっている。今回、配信に先駆けて内容の一部を体験できたので、その模様をお伝えする。

 「Lies of P: Overture」は、「Lies of P」本編の前日譚を体験するDLC。主人公「ゼペットの人形」は崩壊寸前の街「クラット」へとタイムスリップし、伝説のストーカー「レア」との物語が展開される。

 今回は本DLCの舞台のひとつ「Krat Zoo」(クラット動物園)を実際にプレイすることができた。

【新武器多数! 「Lies of P」DLC「Overture」先行体験(クラット動物園)】

状態異常「氷結」登場。不穏な「クラット動物園」をプレイ

 「クラット動物園」のロケーションは、一帯に雪が積もる冬の景色が広がっている。園の外側から始まり、園の建物に入れば、動物たちに関わる展示なども見ることができる。

 開発元の「ROUND8 Studio」で「Lies of P」ディレクターを務めるチェ・ジウォン氏によれば、動物園は「プレーヤーが身近に感じられる場所」であるために採り入れたという。動物園そのものは普段から親しみがあるが、入ってみると不穏さや恐怖に満ちている。そのギャップを狙ったからだそうだ。

「ROUND8 Studio」で「Lies of P」ディレクターを務めるチェ・ジウォン氏

「Overture」より。大きな動物園だったようで、巨大な展示物もある

ワニの剥製の展示も

 また登場するモンスターも、動物をベースとしたものが多い。猿やゾウ、あるいはカンガルーなど、動物園という場所ならではの敵と対戦することとなる。

 加えて、状態異常に「氷結」が登場。冷気ダメージが蓄積すると発生するもので、HPが徐々に減少し、攻撃と移動速度が遅くなる。今回の体験範囲では確認できなかったが、先へ進むと冷気ダメージを出す武器の実装も期待できる。

 筆者は本編をクリア済みだが、「クラット動物園」ではまさに“引き続き”の体験に感じられた。プレイ開始直後、最初の敵がいきなり強く、思い切り倒されてしまったのだが、よく観察して対応方法がわかればそれほど苦労しない。繰り返し挑んで徐々に攻略していく、王道のソウルライクらしさは相変わらず健在だった。

この敵に開始3分で屠られた。初見殺しも甚だしい

猿の敵

これは……ゾウ?

カンガルーもいた

ユニークな新武器たくさん! 組み合わせの幅が増えて嬉しい

 そして「Lies of P」といえば武器だが、ユニークな武器が増えていたのでぜひ紹介したい。

 まず筆者がお気に入りで使ったのが、「未来の人形の溶接機」のブレード+柄だ。ブレードタイプは大剣だが、弱攻撃押しっぱなしで火炎放射器のように炎を噴出して攻撃する。多段攻撃な上、1発目の出が速いので、個人的には扱いやすかった。

 また強攻撃になると、ニードル状の先端を突き刺すようなアクションになる。火炎放射と打って変わって一撃が鋭い攻撃が可能になるので、間合いやタイミングで使い分けるのが楽しい武器だと感じた。

「未来の人形の溶接機」。スタミナ消費だけで炎攻撃が出せて便利

 またもうひとつ面白かったのが、「狂気の風車」のブレード+柄。大小の風車が上下についているという見た目からして特徴的な武器で、振るうと風車部分が回転ノコギリのように敵を刻んでいく。

 性能としての特徴は、ダッシュすることで風車が回り出し、攻撃段階がレベル4まで上がっていくこと。レベル4の状態で敵を攻撃すると、ヒット時にザンザンザン! と多段ヒットになって追加でダメージが入る。その分アクションが大きめなのでいわゆるロマン武器の系統かなと思いつつ、その豪快さに思わず心惹かれてしまう。使い込んでぜひ性能を引き出してあげたい武器だ。

見た目からして目立ちまくりの「狂気の風車」。ダッシュすると風車がブイーンと回転して性能が上がる

 他にも新武器はいろいろあるのだが、やはり「Lies of P」らしいのはこれらのブレードと柄を一度解体し、組み合わせ直せる機能だろう。今回は体験時間が限られている関係上あえて解体しなかったのだが、たとえば「未来の人形の溶接機」と「狂気の風車」のブレードと柄を交換したらどうなるのか、まっさきに気になるところだ。

 DLCでの新武器同士の組み合わせも気になるが、本編で登場している既存武器とも組み合わせられるので、武器に関しては選択の幅がまた膨大に広がっていることになる。ここも、「Overture」登場の嬉しいポイントだろう。

DLC「Overture」の意見も「次回作に活かしたい」

 「クラット動物園」はDLCのあくまで1パートということだが、チェ・ジウォン氏によれば、「Overture」全体は「本編以上に一生懸命つくっている」そう。

 というのも、「Lies of P」の本編はチェ氏の「期待以上に好評」だったため、「きちんとしたものをつくらないと」と努力する日々だからだそうだ。戦闘、ストーリーと音楽、また武器とリージョンアームなど、こだわっているところは多数。追加コンテンツとして、満足行くものに仕上げたいという思いが込められているとした。

 またDLCの発売に合わせて、本編にもアップデートが入る。ひとつは、
2つの低難易度の追加。現在の本編が「伝説のストーカー」となり、易しい順に「蝶の導き」「目覚めた人形」が加わる。

 本作はもともと高難易度のソウルライクをつくりたくて開発をはじめたタイトルであるが、発売後の意見として、「ストーリーや雰囲気に惹かれるが、なかなか先を見られない」というものが多数あったからだそう。この難易度が追加されることで、「より多くの人にプレイしてもらいたい」とした。

 なお「Lies of P」は次回作の構想があることもすでに明かされており、現時点ではなにも決まっていないものの、「本編でファンの方が好きと言ってくれた部分は残した上で、新しいものを採り入れたい」とした。

 実際「Overture」でも、本編におけるファンの意見が開発するうえで大いに参考になったという。チェ氏は、「『Overture』についても様々な意見をもらいたい。それも含めたうえで、次の作品をつくっていきたい」と話した。

 なお、主人公「ゼペットの人形」の魅力については、「本編以上に多くの場所に散りばめている」という。まだ多くは明らかなってないが、DLC全体のボリュームも含めて実に楽しみだ。発売予定は今年の夏ということで、ぜひ期待したい。





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🧠 編集部の感想:
「Lies of P」のDLC「Overture」の先行体験は非常に楽しみです。特に新武器の多様性とユニークなデザインが魅力的で、戦略の幅が広がりそうです。また、前日譚としてのストーリー展開も期待でき、本編の魅力をさらに引き出してくれそうです。

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