日曜日, 6月 15, 2025
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「FBC: Firebreak」など新作に対応した「AMD Software 25.6.2」リリース。RX 9060 XTの不具合修正も


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 米国時間2025年6月12日,AMDは,「Radeon RX 5000」シリーズ以降のGPUと,RDNAアーキテクチャ以降のGPUを搭載するAPU向けドライバソフト「AMD Software Adrenalin Edition 25.6.2」(以下,AMD Software 25.6.2)をリリースした。本ドライバは,WHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)を通過していないOptional版で,新作に対応したほか,新製品の「Radeon RX 9060 XT」で確認されていた不具合の修正を行ったドライバだ。
 AMD Software 25.6.2で対応したのは,SFサバイバルシミュレーション「The Alters」と,6月17日発売予定のCo-OpアクションFPS「FBC: Firebreak」だ。いつものように性能向上はアピールしていないが,The Altersは,AMDの超解像/フレーム挿入技術「FidelityFX Super Resolution 4」(FSR 4)の新規対応タイトルにリストアップされている。
 そのほかにもFSR 4対応タイトルに,「Delta Force」など4タイトルが追加された。詳細は公式ブログを参照してほしい。
 一般論として,登場したばかりの新GPUは,ドライバにも不具合が出やすいものなので,とくにRadeon RX 9060 XTの購入者はアップデートしておくといいだろう。

AMDのドライバダウンロードページ

### 以下,英文リリースノートまとめ ###

●AMD Software 25.6.2の対応GPU

  • Radeon RX 9000シリーズ
  • Radeon AI PRO R9700シリーズ
  • Radeon RX 7000シリーズ
  • Radeon RX 6000シリーズ
  • Radeon RX 5000シリーズ
  • Radeon RX 7000M/7000Sシリーズ
  • Radeon RX 6000Mシリーズ
  • Radeon RX 5000Mシリーズ

●AMD Software 25.6.2の対応APU

  • Radeon AI 300シリーズ
  • Ryzen 9000シリーズ
  • Ryzen 8000シリーズ
  • Ryzen 7000シリーズ
  • Ryzen 6000シリーズ
  • Ryzen Mobile Processors with Radeon Graphics(※RDNA世代以降)

●AMD Software 25.6.2が統合するコンポーネント(※比較対象はAMD Software 25.6.1)

  • Display Driver Version:25.10.13.04-250609a-416393E-AMD-Software-Adrenalin-Edition(←25.10.13.01-250526a-416003C-AMD-Software-Adrenalin-Edition)
  • UI:2025.0425.1714.2068
  • AMD Windows Driver version:32.0.21013.4013(←32.0.21013.1000)
  • 2D Driver:8.1.1.1634
  • Direct3D Driver:9.17.11.0281
  • OpenGL Driver:25.04.250223_d1f9d32
  • Audio Driver:10.0.1.40
  • Vulkan Driver:2.0.342
  • Vulkan API:1.4.308

●AMD Software 25.6.2における最適化

  • 記載なし

●AMD Software 25.6.2における新要素

  • 「The Alters」「FBC: Firebreak」に対応

●AMD Software 25.6.2で解決した問題

  • Radeon RX 7000シリーズで「Oculus Rift S」を使用すると,画面が緑がかって表示されることのあった問題
  • マルチディスプレイ環境で「Discord」を使ってストリーミングを行っているとき,[Alt+Tab]キーを押すと,カクつきが生じたり性能が低下することのあった問題
  • Radeon RX 9060 XTで「Marvel Spiderman 2」をプレイすると,ゲームがクラッシュしたり,ドライバのタイムアウトが発生することのあった問題
  • Radeon RX 9060 XTにおいて,「The Last of Us Part 1」の初回起動時に,ゲームが一時的にクラッシュすることのあった問題
  • Radeon RX 9070シリーズにおいて,「Warhammer 40,000: Darktide」の性能が予想より低いことのあった問題

●AMD Software 25.6.2における既知の問題

  • Radeon RX 9070 XTにおいて,FidelityFX Super Resolution(FSR)を有効化して「The Elder Scrolls IV: Oblivion Remastered」をプレイすると,テクスチャがちらついたり表示が破綻することがある。この問題は,FSRを無効化すれば一時的に回避できるとのこと
  • Radeon RX 7000シリーズなど一部のAMD製GPUで,一部のVR HMDのリフレッシュレートを80Hzまたは90Hzに設定してゲームをプレイすると,表示がカクつくことがある。リフレッシュレートを変更することで,この問題を一時的に回避できるとのこと
  • Radeon RX 7000シリーズやRadeon RX 9000シリーズなど一部のAMD製GPUで,「Cyberpunk 2077」をプレイ中,断続的にゲームやシステムがクラッシュすることがある
  • 「Anti-Lag」と「Instant Replay」を有効化して「モンスターハンター ワイルズ」をプレイすると,断続的にゲームがクラッシュしたり,ドライバのタイムアウトが発生することがある
  • 一部のAMD製GPUで,「Call of Duty: Warzone」のSeason 03において,「Verdansk」(ヴェルダンスク)マップをプレイしている最中にカクつき(スタッター)が生じることがある
  • Chromiumブラウザ(※ChromiumベースのWebブラウザという意味と思われる)で,4K解像度の動画を再生すると,画面がちらついたり描画性能が低いことがある。この問題が生じたときには,全画面での動画再生を推奨するとのこと
  • 一部のRyzen AI 300シリーズおよび一部のRyzen 7000シリーズAPUで「FBC: Firebreak」をプレイすると,断続的にゲームがクラッシュすることがある



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🧠 編集部の感想:
AMDが新作ゲームに対応するドライバ「AMD Software 25.6.2」をリリースしたことは、ゲーマーにとって嬉しいニュースです。特にRX 9060 XTの不具合修正が施されており、スムーズなゲーム体験を期待できます。新技術「FidelityFX Super Resolution 4」の対応タイトルも増えており、今後のパフォーマンス向上が楽しみです。

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