Elgatoが発表した新ソフト「Wave Cast」のベータ版
2025年6月19日、Elgatoは新しい音声送信ソフト「Wave Cast」のベータ版をリリースしました。このソフトウェアは、2台のPC間でネットワークを使用して音声を低遅延で送受信することを可能にします。初回ダウンロードには、Elgato Marketplaceのアカウントが必要で、対応OSはWindows 11です。
Wave Castの特長
このソフトは、ゲーミングPCから配信用PCへ音声を送信するためのもので、通常は音声をオーディオインターフェイスに有線で接続する必要があります。しかし、Wave Castを使うことで、ネットワークを介して音声を転送でき、煩雑な配線が不要になります。実際の試用結果では、遅延はほとんど感じられないという報告があります。
主な機能
- 自動接続機能: もう一台のPCを自動的に検出し、簡単に接続可能。
- 柔軟な音声選択: 全ての音声、現在のアプリ、もしくは必要な音声のみを選択して送信。
- 出力デバイスの選択: 任意の出力デバイスや仮想チャンネルの選択が可能。
- ホスト・ゲストPCの切り替え: 簡単にPC間の役割を変更できる機能。
- レイテンシ調整: ネットワークアダプタの選択により、ニーズに合わせた遅延の調整が行える。
今後の展開
今後、ゲームに実装されたボイスチャットへの音声送信機能、日本語入力のためのマイクの入力をゲーミングPCに送る機能、異なるアプリを異なる出力にルーティングする機能、さらにはStream Deckへの統合が予定されています。
この新しいソフトウェアは、配信者やゲーマーにとって、より快適で便利な環境を実現することでしょう。ElgatoのWave Castは、配信の新しいスタンダードとなる可能性があります。
🧠 編集部より:
Elgatoの「Wave Cast」について
概要
Elgatoは、2台のPC間での音声送受信を低遅延で実現するソフトウェア「Wave Cast」のベータ版をリリースしました。このソフトは、Windows 11に対応しており、Elgato Marketplaceのアカウントが必要です。
主な機能
- ネットワーク経由の音声送信: 従来のような有線接続に代わり、有線LANまたはWi-Fiを介して音声を送信することで、配線の煩雑さを減少させます。
- 遅延の少なさ: 編集部のテストによると、遅延はほとんど体感できないレベルで、ストレスフリーな録音/配信が可能となります。
- 自動接続機能: 他方のPCを自動的に検出し、簡単に接続できます。
- 音声ルーティング機能: すべての音声、特定のアプリ、または必要とする音声のみを選択して送信できます。
今後の機能予定
今後、次の機能が追加される予定です:
- ゲーミングPCに配信PCのマイク入力を送る機能
- 異なるアプリに異なる出力をルーティングする機能
- ElgatoのStream Deckとの統合
豆知識
- Elgatoとは? Elgatoは、ストリーミングやコンテンツ制作向けのハードウェアやソフトウェアの開発で知られるブランドです。ゲーム実況やライブ配信を行うクリエイターにとって、非常に役立つツールを提供しています。
- 2PC配信のメリット: 2PC環境では、ゲームプレイ用PCと配信用PCを分けることで、パフォーマンスの向上や安定した配信が可能です。
リンク
この新しいツールは、特にストリーマーやクリエイターにとって非常に便利なソリューションとなるでしょう。興味のある方はぜひチェックしてみてください!
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キーワード: Wave Cast
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