📌 ニュース:
木のように生きる建物
CO2を吸収し貯蔵する「生きた建築材料」が、チューリッヒ工科大学(ETHZ)によって開発されました。これらの材料は、シアノバクテリアを用いて光合成を行いながら、二酸化炭素を吸収します。
この「生きた材料」は、3Dプリンターで成形可能で、内部構造が光と栄養を効率よく届けます。研究によると、1gあたり約26mgのCO2を鉱物として固定可能で、その効果は一般的な建材に比べ高いです。
2025年には、最大18kgのCO2を吸収可能な3mの柱を展示予定で、持続可能な建築の未来が期待されています。これにより、都市全体が炭素吸収体となる日も近いかもしれません。
-
この記事のポイントをまとめました✨
-
生きた建材が持つ可能性🌱
ETHZが開発した「生きた建築材料」は、シアノバクテリアを利用し、光合成を行うことでCO2を吸収・固定します。この素材は未来の建築を変える鍵となるでしょう。 -
高い炭素吸収能力🌍
この新素材は、1本の3mの柱が年間最大18kgのCO2を吸収することができ、樹齢20年の松の木と同等の性能を持っています。これは、持続可能な社会の実現に向けた大きな一歩です。 -
都市全体が炭素吸収体に🏙️
将来的には、この生きた素材を都市の外壁や屋根に使用し、都市自体を巨大な炭素吸収体にする可能性があります。今後もETHZが新たな技術を進めていくことに期待が寄せられています。
-
※以下、出典元
▶ 元記事を読む
Views: 0