Google(グーグル)は、Android 16の4番目のベータ版(Beta 4)を公開した。Android 16の正式公開は2025年第2四半期に予定されている。

Android 16に4番目のベータ版

 今回公開されたBeta 4では、Developer APIとアプリの動作はすべて最終版となる。また、開発者はAndroid 16向けのアプリをGoogle Playで既に公開できる。

 Android 16 Beta 4はPixelのほか、Xiaomi、Honor、IQOO、Lenovo、OnePlus、OPPO、Realme、vivoなどのスマートフォンや、折りたたみスマートフォン、タブレットで利用できる。

 Android 16をターゲットとしていないアプリにも適用される注意点として、アプリがリフレクション(reflection)やJNI(Java Native Interface)でAndroid内部システムにアクセスすると、アプリが動作しなくなる可能性がある。

 また、Android 16ではインテント(アプリから写真を共有する場面などで用いられるAndroidの仕組みのひとつ)のリダイレクト攻撃に対するセキュリティが強化されている。グーグルは、開発者に対してインテントの取り扱いをテストして、絶対に必要な場合にのみオプトアウトするように求めている。

 Android 16のベータ版は、サポート対象のPixelデバイスを登録すると、今回のベータ版や今後のAndroidベータ版のアップデートをOTAで入手できる。Pixelデバイスを持っていない場合は、Android Studioで公開されるエミュレーターで、64ビットシステムイメージを利用できる。既に「Android 16 Beta 3」を利用中の場合は、OTAでBeta 4が配信される。

 Android 16 Beta 4は、Android 16の公開に向けたベータ版として位置づけられる。2025年第4四半期には、機能改善、最適化、バグ修正などが含まれたマイナーリリースが予定されており、SDK以外の四半期リリースと同様に、アプリの動作に影響を及ぼすことを意図した動作変更は含まれない。



フラッグシティパートナーズ海外不動産投資セミナー 【DMM FX】入金

Source link