HDMI 2.2 新規格発表:96Gbpsの超高速転送を実現
2025年6月25日(米国時間)、HDMI Forumは新しいHDMI規格「HDMIバージョン2.2」を発表しました。この新たな規格は、最大96Gbpsの帯域幅を実現し、高品質な映像と音声の伝送を可能にします。
主な特徴
HDMI 2.2は、以下の特長を持っています:
- 高帯域幅: 新たに96Gbpsをサポートし、これにより最大12K(12,288 × 6,480ドット)@120Hzまたは16K(15,360 × 8,640ドット)@60Hzの高解像度を実現します。
- 高画質オプション: 10bit/12bitカラーでの8K/60Hz(4:4:4)や4K/240Hz(4:4:4)非圧縮フルクロマ形式に対応します。
96Gbpsを実現したHDMI 2.2
新たな技術
HDMI 2.2では固定レートリンク技術も採用され、ディスプレイが最適なネイティブビデオフォーマットに対応することで、シームレスかつ信頼性の高い体験が保証されます。また、音声と映像の同期を改善する「Latency Indication Protocol(LIP)」が搭載されており、オーディオビデオレシーバやサウンドバーといったシステムで役立ちます。
96Gbps転送を実現
Ultra96の導入
HDMI 2.2では、新しい機能名称として「Ultra96」が導入されます。これはHDMI 2.2規格への準拠を示し、64Gbps、80Gbps、96Gbpsの最大帯域幅をサポートすることを示しています。Ultra96に対応する製品は、特別なUltra96 HDMIケーブルの使用が必要です。
Ultra96表記の策定
認証プログラム
HDMIケーブルは、長さごとに試験と認証を受けており、顧客が製品の信頼性を確認できるよう、認証ラベルを表示することが求められています。現行の「Ultra High Speed HDMIケーブル」は最大48Gbpsの帯域幅となっており、新しいHDMI 2.2規格に適合する製品はこの基準を超える性能を持つことになります。
Ultra96機能を示すロゴ
まとめ
HDMI 2.2の発表は、映像・音声技術の進化を示す重要なステップであり、特に高解像度・高フレームレートを必要とする今後のエンターテインメントデバイスにおいて、その重要性は増すことでしょう。
詳しくは、公式発表や製品情報をチェックしてください。
🧠 編集部より:
HDMI 2.2の新機能とその影響
HDMI Forumが発表したHDMI規格バージョン2.2は、最大96Gbpsの帯域幅を実現し、特に高解像度や高フレームレートのコンテンツにおいて優れたパフォーマンスを提供します。この新しい規格は、ユーザーにとってシームレスで信頼性の高い音声+映像体験を実現します。
主な特徴
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高解像度対応:
- HDMI 2.2は最大12K(12,288×6,480ドット)/120Hzと16K(15,360×8,640ドット)/60Hzをサポート。これにより、次世代の映像体験を実現します。
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カラー深度:
- 10bitおよび12bitカラーでの対応が可能。これにより、より豊かな表現が可能となります。
- Latency Indication Protocol (LIP):
- 音声と映像の同期を改善するための新機能で、オーディオビデオレシーバやサウンドバーにおいて効果を発揮します。
Ultra96の導入
HDMI 2.2の新機能を利用するためには「Ultra96」という表記が必要です。このバージョンは64Gbps、80Gbps、および96Gbpsの最大帯域幅をサポートすることを示しています。新しいUltra96 HDMIケーブルを使用することで、これまでの仕様よりも高品質な接続が可能になります。
豆知識
HDMI規格は、音声と映像を1本のケーブルで伝送できる技術として、2003年に登場しました。それ以来、技術の進化と共に規格が更新され続けており、映像業界の標準となっています。
さらに詳しく
製品購入
HDMI 2.2対応の製品は、オンラインで購入できます。以下のリンクからご覧ください。
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