GOG.com、ゲーム検閲に対する意識を高める「Freedom To Buy」運動を開始
2025年8月2日、ゲーム販売プラットフォームのGOG.comが「Freedom To Buy」運動を開始しました。この運動は、ゲームにおける検閲の問題に対する意識を高めることを目的としており、PC向けゲーム13作品が約48時間限定で無料配布されています。
GOG.comとは?
GOG.comは、ポーランドのゲーム会社CD Projektによって運営されているプラットフォームで、すべての配信タイトルに対して「デジタル著作権管理(DRM)」を廃止しています。これにより、ゲームファイルを所有していれば、オフラインでもプレイできる「DRMフリー」の環境を提供しています。
「Freedom To Buy」運動の詳細
この運動では、以下の13タイトルが提供されており、すべて成人向けのコンテンツを含んでいます。配布は48時間の予定ですが、現在のページ情報によると、実際には日本時間の8月4日9時00分まで続くと思われます。ただし、エラーが発生する場合もあります。
- POSTAL 2
- Agony + Agony UNRATED
- Leap of Love
- Being a DIK – Season 1
- Leap of Faith
- House Party
- HuniePop
- Lust Theory
- Treasure of Nadia
- Summer’s Gone – Season 1
- Fetish Locator Week One
- Sapphire Safari
- Helping the Hotties
背景にある規制強化の動き
この取り組みの背景には、成人向けゲームに対する規制強化があります。最近、オーストラリアの団体Collective Shoutが主要な決済事業者に対して公開書簡を送り、特定のアダルトゲームへの懸念を表明しました。この影響により、Steamでは成人向けコンテンツの取り下げが相次ぎ、itch.ioも一時的に成人向けコンテンツの表示制限を行いました。
GOG.comの意図
GOG.comは、合法的かつ責任を持って制作されたゲームは将来的にもプレイできるように維持すべきであると述べています。一旦ゲームが不快感を理由に取り下げられると、その復活は非常に困難になると警鐘を鳴らしています。今回の運動に参加するタイトルには、際どい表現が含まれた「POSTAL 2」などの定評あるゲームも含まれており、表現の自由に対する強いメッセージを発信しています。
この「Freedom To Buy」運動を通じて、今後どのような動きが他のプラットフォームや関連機関で見られるのか注目されます。
🧠 編集部より:
GOG.comが開始した「Freedom To Buy」運動は、ゲームにおける検閲問題に光を当てることを目的としています。この運動では、特に成人向けコンテンツや過激な表現を含むゲームが配布対象となり、ユーザーに自由な選択肢を提供することを目指しています。
GOG.comとDRMフリー
GOG.comは、ポーランドのCD Projektが運営するプラットフォームで、すべてのタイトルが「DRMフリー」で提供されています。これは、ゲームの所有者がインターネットに接続せずともプレイできることを意味し、ユーザーにとって自由度が高い体験を提供します。バックアップや再インストールが容易であるため、コレクターや自分のペースでゲームを楽しむことができるのが特徴です。
無料配布された13タイトル
今回の運動に伴い、以下の13作品が約48時間限定で無料配布されていました。これらの作品全てが成人向けコンテンツを含み、一般的に商業プラットフォームでは取り扱われにくいタイトルです:
- POSTAL 2
- Agony + Agony UNRATED
- Leap of Love
- Being a DIK – Season 1
- Leap of Faith
- House Party
- HuniePop
- Lust Theory
- Treasure of Nadia
- Summer’s Gone – Season 1
- Fetish Locator Week One
- Sapphire Safari
- Helping the Hotties
規制と対応
近年、成人向けコンテンツへの規制が強化されている背景があります。特に、決済サービスを通じての成人向けゲームの取り扱いに対する圧力が高まり、Steamやitch.ioといったプラットフォームでも規制が見られます。これに対抗する形でGOG.comは、法的に制作されたゲームこそが将来的にも楽しめるように維持されるべきだと主張しています。
さらに知るためのリンク
このような動きによって、今後もゲーム業界における表現の自由や選択の重要性に関する議論が盛り上がることが期待されます。
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キーワード: 検閲
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