鹿島建設の新スピーカー「OPSODIS 1」が注目を集める
2025年6月25日、鹿島建設が開発したコンパクトなスピーカー「OPSODIS 1」が話題となっています。クラウドファンディングでは、目標額100万円に対し86,936%にあたる8億6,000万円以上の支援を集め、実際に製品を受け取った支援者からは、驚きの声がSNSで広がっています。
OPSODIS 1は、特にコンパクトでありながら立体感のあるサウンドを特徴としています。USB-C、3.5mmアナログ、光デジタル、Bluetoothと多彩な接続方法に対応していますが、特筆すべきは、鹿島建設と南ampton大学音響技術研究所が共同開発した「OPSODIS」技術です。この技術により左右の音が正確に聞き分けられ、立体感を生み出しています。
OPSODIS 1
立体感を実現する技術
OPSODISは、音の位相をずらすことで左右の耳に異なる音を届け、通常のスピーカーで発生する「クロストーク」をキャンセルします。この技術により、小型スピーカーでも臨場感のある音を体験できます。
特に注目すべきは、Dolby AtmosやDTSなどのサラウンド音声ではなく、一般的な音楽やYouTube動画のステレオ音源でも立体的なサウンドを楽しめる点です。また、バイノーラル録音された音源を使用すると、さらにその立体感が増すという特徴もあります。
椎名林檎とのコラボレーション
OPSODIS 1は、椎名林檎の新作「(生)林檎博’24―景気の回復―」の特典として、バイノーラル音声が組み込まれたライブBlu-ray/DVDに同梱されます。この音源は、購入者が特典として楽しむことができ、OPSODIS 1で聴くことでライブ感がより一層引き立ちます。
椎名林檎のLive Blu-ray『(生)林檎博’24ー景気の回復ー』
レコーディングエンジニアの井上雨迩氏もOPSODIS 1の音を聴き、「素晴らしい」と高く評価しています。彼は、スピーカーの性能を活かした良質なコンテンツも重要だと述べ、より多くの人にOPSODIS 1を体験してもらいたい意向を示しています。
ユーザーに支持されたOPSODIS 1
OPSODIS 1の特性により、人々がライブの感動を手軽に体験できる新しい方法が提供されています。特に、最近流行しているバイノーラル録音の音声を活用することで、ユーザーは自宅にいながらリアルなライブの体験を得ることが可能となります。
井上氏は、OPSODIS 1のような高品質なスピーカーが家庭に普及することを希望しており、今後の技術の進歩を楽しみにしています。彼は、将来的にプロ向けモデルの開発を希望していることも明らかにしました。
OPSODIS 1を使用する井上氏
今後も「OPSODIS 1」を利用した新たな音楽体験やイベントが展開されることが期待されます。音楽の楽しみ方がより多様化する中で、OPSODIS 1はその一端を担う存在になることでしょう。
🧠 編集部より:
OPSODIS 1の特徴と魅力
鹿島建設が開発したスピーカー「OPSODIS 1」は、小型ながら立体感のあるサウンドを実現しており、特に最近のクラウドファンディングでの驚異的な支援額(86,936%達成)が注目されています。このスピーカーは、パソコン前などコンパクトなスペースで使える設計です。
技術的背景
OPSODIS 1は、Optimal Source Distribution Technology(OPSODIS)技術を利用しています。この技術により、左右のチャンネルの音を耳に最適化することで、音のクロストークをキャンセルし、よりクリアで方向感のあるサウンドを実現しています。特に、通常のステレオ音源でも立体的に感じられるのが大きな魅力です。
さらに、バイノーラル録音された音源では、特にその効果が際立ちます。最近人気のASMR動画などでも広く使われていますが、OPSODIS 1で聴くと、さらなる臨場感を感じることができます。
椎名林檎とのコラボレーション
6月25日にリリースされる椎名林檎のライブBlu-ray/DVD『(生)林檎博’24ー景気の回復ー』には、バイノーラル音声が含まれ、OPSODIS 1との相性が非常に良いとされています。レコーディングエンジニアの井上雨迩氏もその音質を絶賛しており、OPSODIS 1での体験が非常に優れていることが示されています。
体験と評価
OPSODIS 1は、特に狭いスペースで使用する際に、そのコンパクトなサイズにもかかわらず、広大な音響空間を生み出すことが可能です。中でも、ライブ音源やバイノーラル録音の再生においては、その音の定位が非常に明確で、リスナーに対して立体的な感覚を提供します。
井上氏は、OPSODIS 1の音質が非常にナチュラルであると語っており、「自宅で気軽にサラウンド音を楽しむ手段」として高く評価しています。また、従来のサウンドバーに比べて非常にコンパクトで、より身近に音楽体験を楽しむことができる点も強調されています。
今後の展望
OPSODIS 1の成功を受けて、さらなるプロ向けモデル開発に対する期待も高まっています。井上氏は、スタジオでの作業にも役立つようなモデルの提案を行っています。こうした動きにより、音楽の楽しみ方が多様化し、より多くの人々に天井から音が降りるような立体音響体験を提供することが可能になるでしょう。
詳細・関連ページ
- 公式ウェブサイト: 鹿島建設
- バイノーラル音声について: Wikipedia – バイノーラル録音
最後に
OPSODIS 1はその小型ながらも驚くべき音質で、これからの音楽体験を一新する可能性を秘めています。興味がある方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
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キーワード: OPSODIS 1
このコンパクトなスピーカーは、立体感のあるサウンド体験を提供しており、特にバイノーラル音声との組み合わせでその特徴が際立っています。クラウドファンディングでも大成功を収め、多くのユーザーから高い評価を得ています。
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