水曜日, 5月 21, 2025
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「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚2」試遊レポート。前作で培ったシリーズ独自の攻防はそのままに,キャラクターや技の増加でゴージャスな作りに



 2025年5月9日から11日にかけて開催された,「EVO Japan 2025」のアニプレックスブースに出展されていた「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚2」試遊レポートをお届けする。前作から大幅にキャラクター数が増えた本作では,演出面も強化され,よりゴージャスなアクションを楽しめた。

アニプレックスブース。ゲームを試遊した来場者にはステッカーが配布されていた
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 本作は2021年に発売された,アニメ「鬼滅の刃」を題材にした3D対戦アクションゲーム「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚」の続編にあたる作品だ。今回のバージョンでは,プレイアブルキャラクターの中から好きな2人を選んでタッグを結成して戦う,バーサスモードを体験できた。
※玉壺を選んだ場合は玉壺のみで,堕姫・妓夫太郎を選んだ場合は堕姫と妓夫太郎のタッグで戦う
 なお,プレイアブルとして使用できたのは,計13キャラクター(鬼殺隊11体,鬼2体)で,現在公開されているキャラクター数の中からおよそ3分の1ほどとなっていた。

今回の試遊で選択できたキャラクター。鬼殺隊最高位の「柱」が全員操作できるバージョンになっている
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試遊バージョンということで,画面左下には基本操作が常に表示されている仕様となっていた
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 試合のルールは,相手の体力ゲージをゼロにすれば勝ち(ラウンド獲得)というもの。攻撃をヒット,または相手の攻撃を食らうことで奥義ゲージが溜まっていくなど,基本的なルールは一般的な格闘ゲームライクな作りになっている。
 しかし,フィールドを縦横無尽に走り回れたり,複雑なコマンド入力を必要としなかったりと,3Dアクションゲーム的な要素も盛り込まれている。これらの要素の組み合わせにより,独自性がある軽快なプレイフィールとなっているのが,本作の魅力の1つでもある。
 キャラクターは,いずれもスピーディーに動き回れるうえ,コンボアクションも基本的にはボタンの連打で成立する。攻撃アクションや奥義のモーション,エフェクトは派手に演出されているため,見ているだけでも満足度は高い。

キャラクターたちはスティックを倒した方向にスピーディーに移動する。ジャンプ,ガード,控えキャラクターとの交代といった行動はボタンに振り分けられている
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ボタン+方向スティックで発動する「技」が変化する
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 さらに本作では特定のキャラクターどうしでチームを組むと、「合体奥義」を発動できるようになった。合体奥義が使える組み合わせは限定的なようだが,演出面は非常に見栄えのいいものとなっている。

ド派手かつ試合を決める威力を備えた合体奥義だが,発動自体はR2ボタン(PS5版の場合)を押すだけとシンプル
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 カジュアルに遊ぶぶんには攻めの強さが目立つが,一方で激しい攻撃に対応できるよう,防御系のシステムも充実している。
 ガードボタンを使った防御行動には「押し返し」「捌き」「緊急離脱」などがある。「押し返し」「捌き」は相手の攻撃のタイミングに合わせて入力する必要があるが,成功すれば攻守を瞬時に逆転できる。
 そして,「緊急離脱」は相手のコンボを途中で中断させる防御行動。共闘ゲージを消費するのでここぞの場面で使っていきたい。
 攻めと守り,どちらも強力であるため,ある程度ゲームを理解したプレイヤーどうしが対戦すると,本作ならではの駆け引きの深みが楽しめるようになってくる。演出の派手さや見栄えの良さに目が行きがちだが,対戦ゲームとしての奥深さもしっかりと感じられるつくりになっているので安心してほしい。

華やかなアクションに目を奪われがちだが,実戦だとガードをはじめとした防御行動,ガードを崩す掴み技での揺さぶりなど,対戦ゲームらしい駆け引きが重要となる
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緊急離脱を使うと,戦闘中のキャラクターを控えキャラクターが救出する。共闘ゲージの使い方もプレイヤーの個性が出そうだ
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 前作の時点でゲームとしての完成度は高かったが,アニメ化されていたエピソード数の関係でネックとなっていた,プレイアブルキャラクターの数が少ないという問題が解消された「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚2」。ファンはもちろん,独自性の高い対戦ゲームを求めている人も要注目のタイトルになりそうだ。

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「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚2」公式サイト



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🧠 編集部の感想:
「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚2」の試遊レポートは非常に楽しみです。キャラクターや技の増加により、よりゴージャスで戦略的なプレイが期待できそうです。アニメファンはもちろん、対戦ゲーム好きにも注目される作品になりそうですね。

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