水曜日, 6月 18, 2025
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ホーム副業「遺したい服」を選べ!古着の真の価値とは?

「遺したい服」を選べ!古着の真の価値とは?


🔸内容:

古着屋が選ぶ「価値」とは?

「それ、売れないよ」という言葉を何度も耳にすることがある。しかし、“売れるもの”が全て価値のあるものなのか? 私たちが問うべきは、誰の基準で「売れる」とされるのかということだ。

例えば、メルカリで人気のアイテムや、インスタで多くの「いいね」を獲得するコーディネート、さらにはTikTokで話題になる90年代のグラフィックTシャツ。これらは全て「市場」で勝つための手段である。しかし、その多くは単なる消費の延長線に過ぎない。

私たちが目指しているのは、文化や時代を「残す」こと。例えば、色褪せたジャズTや穴の空いた70年代のデニム、ユニークな00年代の裏原の服たち。これらは今の流行ではないが、着るたびに思い出や感情を呼び起こす。これこそが古着の真髄だ。

売るのではなく、残す

そのため、私たちは“売れる”ものではなく、「遺したいもの」を選ぶ。たとえ反応が薄くても、数ヶ月売れ残ったとしても、信じる服だけを取り扱う。「売れるかどうか」ではなく、「残すに値するかどうか」が重要だ。これが、これからの古着屋の新たな役割となる。

流行に流されず、自らが流れを作り出す決意を持ちましょう。次回もこのテーマを掘り下げていきます。

🧠 編集部の見解:
この記事は、古着の価値や文化的意義について深く掘り下げていますね。「それ、売れないよ」という言葉には、古着が流行や市場の動向に振り回されることへの反発が込められていると感じました。確かに、売れるものだけが価値あるものだという考え方は消費社会の一部に過ぎません。

古着には、時代や文化を伝えるストーリーが詰まっています。色褪せたジャズTシャツや、穴の空いた70sデニムは、単なる服以上の存在で、過去の思い出や感情を呼び起こします。さらに、こうした衣服は、一人ひとりの物語や経験を形作る大切なアイテムとも言えるでしょう。つまり、古着を選ぶ行為は、単に収納スペースを埋めるためではなく、その背景にある文化や歴史を大事にすることでもあるのです。

社会的にも、こういった視点は重要です。古着を大切にすることは、持続可能なファッションの一環としても評価されています。特にファストファッションの影響が強い現代において、古着を選ぶことは環境への配慮とも繋がります。グローバルな視点で見ても、資源の無駄遣いを減らし、循環型社会の実現に向けた一手になるでしょう。

豆知識として、古着の人気が再燃したのは数年前からで、特にZ世代がヴィンテージ市場に熱心なことが挙げられます。この世代は、環境意識が高く、個性を重視する傾向があり、古着を通じて自己表現を行うことが多いです。そのため、古着屋は単なる販売の場だけでなく、文化を発信する場としても重要な役割を果たすようになっています。

この記事のメッセージは、「流行に乗るな。流れをつくれ」という力強い指摘に繋がります。本当に価値のあるものを選び抜き、一緒にそのストーリーを残す姿勢が、これからの古着屋の在り方なのかもしれません。

  • キーワード: "残す"

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