🔸内容:
イントロダクション
こんにちは、ボイストレーナーの吉岡ひろつねです。この配信はポッドキャスト第2回の内容を文字化したものです。収録日は2025年9月8日。前日には阪神タイガースが2年ぶりのセ・リーグ優勝を遂げました。
番組の趣旨
この番組では、以下のテーマについてお話しします。
- 政治関連の話題
- ボイストレーニングや声の表現
- 音楽について
- 日常から得た工夫や学び
前回のポッドキャストではニューラリンクについて話しましたので、興味のある方はぜひ聴いてみてください。
テーマ:iPhoneの「ショートカット」アプリ
私は中途視覚障害を持っていますが、支援技術を使ってスマホやパソコンを活用しています。今回は、私がよく使うiPhoneの「ショートカット」アプリについてご紹介します。このアプリでは、用意されたアクションをつなぎ合わせて操作を自動化できます。
ショートカットの活用事例
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テザリングの一発起動
- 複数の手順をワンタップで実行できるようにしています。
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集中モードの即切り替え
- 収録や会議の前に簡単に切り替えられます。
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生成AIへのアクセス
- ChatGPTなどのアプリに素早くアクセスできるよう設定しています。
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ラジオの素早い再生
- よく聞く番組へすぐにアクセスできるようにしています。
視覚障害者にとって、画面を探索する手間を省くことは大きなアクセシビリティ向上につながります。
目標:自動化されたブログ作成
理想は、音声を収録し、自動で文字起こし、その後AIに整形をお願いするフローをショートカットで実現することです。
試作と課題
最初はシンプルな構成からスタートし、小分けにした文字起こしをAIに送る方法を試しましたが、実行時間制限の「約30秒」に悩まされました。
迂回策と気づき
最終的には、ショートカットは「送る役割」、AIは「仕上げる役割」を担うことにしました。ボイスメモの文字起こしをコピーし、AIに送るだけで作業が効率化されました。
学び
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指示書の価値
一度作成すれば、再利用できて品質が安定します。 -
長文の管理
分けたり、まとめたりすることが重要です。 -
完全自動化に固執しない
人間とAIの操作を適切に分担することが大切です。
実用度を上げる小技
- ドックへの常駐
- アクションボタンの活用
- 操作の一直線化
結論
完全自動化はまだ先ですが、「送るまでの自動化」は日常作業を楽にしてくれます。ショートカットは共有もできるので、詳しい人に助けをお願いするのも良い戦略です。
この番組では、政治や音楽についての内容を今後もお届けします。リクエストがあれば、ぜひお寄せください。
🧠 編集部の見解:
吉岡ひろつねさんのポッドキャストは、視覚障害者としての視点を生かしたとても興味深い内容ですね。特に、iPhoneの「ショートカット」アプリを利用した実践的な工夫は、技術が生活をどう豊かにするかを示しており、多くの人々にインスピレーションを与えるでしょう。
### 感想と社会的影響
まず、吉岡さんのアプローチには敬意を表します。視覚障害を持ちながらも、最新のテクノロジーを駆使して日常生活を快適に過ごそうとする姿勢は、障害のある方々にとって大きな励みになります。また、社会全体にとっても、技術のアクセシビリティ向上は大きな課題です。技術が普及することで、多様なニーズに応えることができる可能性が広がります。
### 関連事例
例えば、視覚障害者向けのアプリとして「Be My Eyes」や「Aira」があります。これらはボランティアや専門のサポートを通じて、視覚障害者が日常生活で困難を乗り越える手助けをする仕組みです。こうしたサービスは、テクノロジーが「誰にでも使える形」に進化している例としても非常に参考になります。
### おもしろい豆知識
ショートカットアプリのような自動化ツールが注目を浴びる中、「ロボティクス」と「アクセシビリティ」の結びつきも進化しています。例えば、自動化車両や家庭用ロボットが、人々の日常のサポートをする時代が到来しています。これらの技術も、吉岡さんのように新しい視点で活用することで、さらに多くの人にとって必需品となる可能性を秘めています。
### まとめ
ショートカットアプリの活用は、今後の生活スタイルを変える一つの鍵となるでしょう。吉岡さんの試行錯誤は、技術の恩恵を最大限に引き出し、他者と知識を共有することで、より良い未来を作り上げる手助けになるはずです。活用法やその背後にある思考を多くの人と共有し続けることで、アクセシビリティの向上や新たな技術の発展に貢献していけると感じました。
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キーワード: ショートカット
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