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「自動判定で勝敗決まる!OBS活用法」

OBSを活用したゲーム配信の自動化技術

筆者が最近注目しているのが「マーベル・ライバルズ」における配信技術です。ゲーム中の勝敗を自動的にカウントし、配信レイアウトを自動で変更する仕組みを取り入れています。この機能はゲームのマッチング状況に応じて配信画面が切り替わることで、視聴者への情報伝達がスムーズに行えます。

他のゲームの自動化例

例えば、「Overwatch 2」では勝敗数のカウントや試合開始時のレイアウト変更が行われています。さらに「Elden Ring」では、キャラクターが死亡した際に特定のアクションをOBSに対して実行させる機能を実装しています。

画像認識による自動判定技術

これらの機能は、ゲーム画面上の特定の文字をOBSが認識することによって実現されています。例えば、勝利時に表示される「VICTORY」や、「You Died」の文字などを自動で判定し、その結果に基づいたアクションを実行します。この記事では、OBSプラグイン「Advanced Scene Switcher」(ASS)を用いて、これらの自動判定を行う方法を解説します。

Advanced Scene Switcherによる実装

プラグインの導入

まず、ASSを公式サイトからダウンロードし、インストールします。ゲームプレイ時に録画した動画を用いて、勝利画面や敗北画面のスクリーンショットを取得することが必要です。

マクロ条件の設定

ゲーム画面に表示される特定の文字列を認識するために、スクリーンショットを参照画像として設定します。これにより、ASSは指定した条件に基づいて自動でアクションを起こします。

勝利判定に使うスクリーンショット
Overwatch 2の勝利判定に使用するスクリーンショット

パターンマッチングのカスタマイズ

パターンマッチングの精度を向上させるためには、閾値を設定することが重要です。これにより、勝利画面が表示された際の誤判定を避けることができます。閾値が高すぎると正しく判定できない可能性があるため、適切な値に調整する必要があります。

カウンタの自動処理

ゲームの勝利回数をカウントするために、ASSでマクロアクションを設定します。毎回判定が成功するとカウンタが自動で増加し、画面に表示されます。

カウンタの設定画面
カウンタの設定に関するウィンドウ

配信時のリセット

配信開始時にカウンタをリセットするためのマクロも追加することで、毎回最新の状態で配信を始められます。例えば、配信が始まる際にカウンタを自動的に0に戻すアクションを設定します。

まとめ

OBSの「Advanced Scene Switcher」を利用したこの自動化技術は、ゲーム配信の質を高めるための重要な手段です。カスタマイズ可能なマクロを駆使することで、様々なアクションを自動的に実行し、視聴者により良い体験を提供できます。これにより、配信者はゲームプレイに集中しつつ、視聴者とのインタラクションが一層充実したものになるでしょう。

🧠 編集部より:

OBSと「Advanced Scene Switcher」プラグインによる自動化の実現

概要

最近、ゲーム配信において自動化ツールの利用が増加しています。特に「マーベル・ライバルズ」や「Overwatch 2」などのゲームでは、勝敗カウンタや配信レイアウトの自動更新が人気です。この記事では、OBS(Open Broadcaster Software)の「Advanced Scene Switcher」(ASS)プラグインを利用して、これらの自動化を実現する方法を紹介します。

背景と豆知識

OBSは無料のオープンソースソフトウェアで、主にゲーム配信やビデオ録画に使用されています。近年、ストリーマーやゲーマーは、配信のインタラクティビティを高めるために、自動化機能を利用した様々な演出を行っています。

たとえば、Elden Ring などのゲームでは、キャラクターが死んだときに罰ゲームが発動するなど、プレイヤーのリアクションを楽しむことができます。

「Advanced Scene Switcher」インストール方法

  1. 公式サイトにアクセスし、プラグインをダウンロードします。
    ダウンロードリンク

  2. Windowsユーザーは、適切なインストーラを選択し、インストールを実行します。

マクロ条件の設定

  • OBSを起動し、「ツール」から「高機能シーンスイッチャー」を選びます。
  • マクロを新規作成して、判定条件を設定(例:「VICTORY」表示時のアクション)します。

画像解析を用いたマクロ設定は、視覚的な要素やテキスト認識を基にアクションを起こす仕組みです。

微調整と最適化

  • 閾値の調整: パターンマッチングの精度を上げるために、閾値を適宜調整します。例えば0.999から0.6に下げることで誤認識を減少させることができます。

カウンタ処理ルーチン

  • 勝利時のカウントを自動で増加させるルーチンを設定します。これにより、配信中の勝利数がリアルタイムで反映される仕組みを実現します。
  1. 変数設定: 新しい変数(例:victory_count)を作成し、初期値を0に設定。
  2. テキスト表示の設定: テキストソースを作成し、変数の値が反映されるように設定します。

おわりに

OBSとAdvanced Scene Switcherを用いることで、配信のクオリティが飛躍的に向上します。特に、勝敗カウンタの自動化や視覚的演出の強化は、視聴者とのインタラクションを増やし、より面白いコンテンツを提供できます。

また、さまざまなマクロアクションを駆使することで、ストリーミングの楽しみ方が広がります。興味がある方は、ぜひ上記のリンクを参考にしながら、自分なりの自動化を試みてください。

  • キーワード: 自動化

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※以下、出典元
▶ 元記事を読む

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