みなさん、こんにちは!
突然ですが、ポケモンスリープ は続けているでしょうか?
僕はリリース直後からダラダラと惰性で続けてきました。
もうすぐリリースから2周年となるこのタイミングで、ポケモンスリープから教わった 継続の重要性とその方法 についてシェアしたいと思います
ポケモンスリープとは
プレイヤーの睡眠を中心に展開するスマホゲームです。
毎晩アプリを起動して眠ると、睡眠時間や質が計測され、そのデータに応じてポケモンたちが登場したり、育成が進んだりします。
睡眠の質を向上させながら楽しめるライフログ系ゲームとなっています。
ある朝、気づきを得た
いつものように、朝起きて、ポケモンスリープを開いてプレイしていました。
課金もせず、ただ毎日なんとなく続けていただけです。
もちろん大きな目標もなく、ポケモンにサブレを渡すだけの毎日。
(サブレをあげると仲間になる)
しかし、ある朝ふと気づいたんです。
「自分のポケモンたち、いつの間にかめちゃくちゃ強くなってるな」 と
ポケモンが育つと、より強いポケモンに出会えるチャンスも増えます。
所持アイテムも充実し、できることの幅が確実に広がっていました。
この時、直感的に 「あれ?これって、すごく大事なことでは?」 と感じました
継続の価値は“淡々”の中にある
継続の重要性については前から頭ではわかっていました。
でも、ポケモンスリープを通して、自分の中にしっかり 「体感として落ちてきた」 のは初めてでした。
そこから、自分がこのゲームから学んだことを整理してみました。
それは、仕事や人生の中でもきっと活かせるものだと感じています
1. 思い入れ過ぎない
ポケモンスリープを始めた頃は、効率のいい育成方法を調べたり、攻略記事を読みあさったりしていました。
でも、それも長くは続きませんでした。
次第に情熱は冷めていき、毎朝サブレを配ったり、ポケモンたちが集めたきのみを横取りするだけの「作業」になっていきました。
ところが、ふと振り返ってみると、その「作業」を繰り返しているだけで、ポケモンは着実に強くなっていたんです。
むしろ、最初熱心にいろいろ調べたことより、日々ひたすらにプレイしたことの貢献度の方が圧倒的に大きいなと思うのです。
短期的な情熱よりも、淡々と続けることの方が、大きな前進に繋がっていた。
それが、少しショックで、でも嬉しくもありました
かのイチローも言っていました。質より量。
彼はベースボールで気がつきましたが、僕はポケモンスリープで気づきました。
嬉しいです。
2. 限界を理解する
ポケモンスリープでは、1日にできることが決まっています。
出会えるポケモンの数、手に入れられるサブレの量、レベルの上限―― すべてに制限があります。
でも、現実の生活や仕事には明確な制限がなかったりします。
だからこそ「もっとできるはず」「完璧にやらなきゃ」と、自分に無理な期待をかけてしまいがちです。
そして、自滅して挫折してしまう。
僕は何度もそのループにはまってきました。
だからこそ、自分で制約を決めることが大事だと学びました。
「一日にできるのはこれだけ」 と決める。
その結果、 自分の限界を超えるものを求めなくなり、毎日「これしかできない」「これだけはやろう」というマインドになって継続へ一歩近づける気がします 。
3. やることそれ自体に意味を見出す
ポケモンスリープをやっている人で、将来プロになって金を稼ぎたい、などと思っている人はいないと思います。(いたらごめんなさい)
朝起きてポケモンに出会い、育成を進める、そういったゲームプレイ自体楽しいから続けていると思います。
これを、現実にも応用してみました。
たとえば筋トレ。
僕はこれまで何度も筋トレに挫折してきました。筋肥大を目指して始めて、成長を実感することなくフェードアウト、ということを繰り返してきました。
そこで考え方を変えてみました。
「筋トレする」こと自体に意味があるんじゃないか?
筋肥大を目的にすると、それが得られないうちはずっと我慢です。
それよりも、
その時間が健康にいい、気分がスッキリする、という意味だけで十分に価値がある。
重いものを持ち上げている瞬間は無心になれるし、より重くなっていく重量へ挑戦する自分に少し誇らしさを感じる。
これが目的であると認識してから、これまで9ヶ月続けてこられています。
4. 井の中の蛙になる
僕のポケモンたちは今、わりといい感じに育っています。
でも、世の中には僕より遥かに強い課金勢のプレイヤーがたくさんいるはずです。
それでも、僕は彼らのことを知らない。だから、自分の育成状況に満足できている。
他人と比べなければ、自分の成長に集中できる。
現実の世界では、SNSや社内のスーパーマンと自分を比べて落ち込むことがあります。
でも、前提条件も違えば、目指す方向も違うのだから、比べることに意味なんてないんです。
ポケスリのように、自分の中で世界を完結させてしまうのも、継続のコツかもしれません。
おわりに
ポケモンスリープをあまり深く考えずに、日々楽しんでいたら重要なことに気がつけました。
あまり先のことを考えないというのが、「継続」につながるのかなと思います。
- 思い入れ過ぎずに
- 自分の限界を理解しながら
- 結果ではなく行動自体に意味を見出して
- 他人と比べずに自分のペースで
これらは、 技術学習でも、仕事でも、生活でも応用できる大事な考え方 だと思います。
自分はこれまで新卒で3年間Webエンジニアをして、その後2年間ニートしていました。
そしてこの度、Webエンジニアとしてのキャリアを再開しました。
まだ入社して2週間と、継続云々のレベルではないのですが、今度は焦らず、 続けることを大切にしていきたい と思っています。
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